読書メーター KADOKAWA Group

完落ち 警視庁捜査一課「取調室」秘録

感想・レビュー
43

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
takao
新着
ふむ
0255文字
なちょす
新着
「伝説の刑事の情熱は常に人間に向かっていた」抜群の操作能力を誇る警視庁捜査一課のレジェンドの取調室はそのまま昭和平成の事件史。刑事としての仕事だけでなく、地域にも貢献していたというラストかいい。赤石さん好き。YouTube 見てます。
0255文字
chuji
新着
久喜市立中央図書館の本。2021年4月初版。初出「文藝春秋」2019年4月号~6月号、「文藝春秋デジタル」20年2月~8月に分散。単行本化にあたり、書き下ろしを加え、大幅に加筆。『伝説の刑事』を取材したノンフィクション。色々な事件を紹介しているが、もう少し絞って掘り下げて欲しかった。
0255文字
ジムナスト
新着
ネタバレ警視庁捜査一課「落としの大峯」大峯泰廣氏の担当事件の交渉経過か描かれたノンフィクション。退職元警官の宝石商強盗殺人事件、練馬区のU工務店の社長宅三億円強奪事件、証券マン殺人死体遺棄事件、普通に生きる2人の女性の人を殺めた事件(これは本当にいたたまれない)、世田谷一家四人殺人事件が印象に残った。また、DNA鑑定の結果ハーフかクォーターの犯人像の公表を当時の刑事部長が却下した件は憤りを感じたが、終章「動機」での大峯氏の「生まれながらの犯罪者はいない」のセリフが大峯氏が本質的に伝えたい事だと感じた。
0255文字
ぼん
新着
ネタバレ何人か書かれていますが、それぞれの事件がよく知られている大きな事件なだけに、もう少し実際に取り調べた刑事からしか見れない視点、のようなものは欲しかった。世田谷の事件については初めて知ることもあったけれど、なぜ捜査途中で辞めることになったのか、という肝心なところの描写も薄く、事件を掘り下げたいのか、この大峯刑事を掘り下げたいのか、少し中途半端な印象。ロス疑惑については、三浦氏の弁護士である弘中弁護士の本の方が現状では説得力あり。
0255文字
ニコ子
新着
図書館 超有名事件のあらすじをあっさり 復習した気分。警察の中の人からガッツリ取材してます
0255文字
よゆめ
新着
過去、世間を騒がせた事件が取り上げられていて意外と面白かった。疑惑の銃弾、宮崎勤、オウム、世田谷一家四人殺人などはしっかり記憶に残っている。尋問で落とす場面が中心にならざるを得ないのは理解できるが、もう少し事件の裏側を書いてくれるたら、より楽しめたかな、なんて思った。
0255文字
くまくま
新着
★★★★☆
0255文字
Ryoko
新着
ロス疑惑の三浦和義、幼女殺人の宮崎勤、オウム真理教の土谷正実の取り調べをした刑事に取材して書かれた本。長い長い年月の間に無罪判決が出て本当に殺人犯なのかあやふやにさえなっていた三浦和義。この本でやはり犯人だったんだと再認識した。どの事件に対しても犯人の様子や動揺、自白への経過などは書いてあるもののさらりとしか書いてなかったのが物足りなかった。
0255文字
joymanChaneD
新着
「落としの大峯」で知られる伝説の刑事が経験した取り調べをまとめた一冊。犯人に自供させるためには、相手がどのような人間かを見極めて取り調べを行う必要があるとのこと。以前読んだ弁護士の著書のなかに「刑事は被疑者にストーリーを当てはめようとする」とあったが、まさにそのような印象を受けた。
0255文字
かずい
新着
ロス疑惑、オウム真理教事件、世田谷一家殺害事件など有名事件を取り調べした警視庁捜査一課の刑事の話。知らない事件もあったが大事件はノンフィクションを読んでいれば大体知っている内容でそれほど目新しさはなかった。
0255文字
たか
新着
さすがに本物の伝説の刑事だけあって取り調べの交渉力とエピソードの濃さが凄い ただ自白強要みたいな問題もあるからあまり手放しで称賛は出来ないとも思った(この人には関係ない)
0255文字
okada-y
新着
小説のように派手さはないが、実話だけに臨場感たっぷりで面白かった。
0255文字
Tommy おぢさん
新着
7人の刑事と言うテレビドラマに憧れて本物の伝説の刑事になったとはドラマみたいなノンフィクション。上司の捜査一課長の話も読みたかったね。
0255文字
大熊真春(OKUMA Masaharu)
新着
ネタバレオウム事件の章を目的に読んだ。 目新しい内容は無かった。 校正漏れもあり、文藝春秋の名前にしては程度の低い本。 刑事の手記と勘違いして読み始めたが、刑事に取材した本だった。 オウム事件以外のケースも読み始めたが、やはり既知の内容ばかりである。
0255文字
かんな
新着
自他共に認める地味で特徴の無い人相(-.-)表情も乏しくてある意味、取り調べしにくい?
0255文字
はる
新着
0255文字
Y2
新着
面白かったが、もう少し掘り下げて欲しかった。
0255文字
おいしゃん
新着
数多くの重大事件を陣頭指揮してきた刑事のドキュメント。そんな華やかなキャリアを持ちつつも、警察組織の限界を感じてあっさり退官してしまったのが驚き。会社もそうだが、いかに優秀な人材に見限られないか、真剣に考えないといけない。
0255文字
DEE
新着
宮崎勤事件、地下鉄サリン事件、マブチモーター社長宅殺人放火事件、ロス疑惑、世田谷一家殺人事件など、当時世間を騒がせ、今も解決していない事件の捜査に大きく関わってきた一人の刑事。巧みな取り調べにより自白を引き出し、時にはブラフをかまし一か八かの賭けに出たりと、小説にはない生々しいスリルがある。語弊はあるかもしれないが一気読みの面白い本だった。
0255文字
luny
新着
“伝説の刑事”と言えば平塚八兵衛氏を思い出すが、捜査一課元理事官大峯泰廣氏もそうなんでしょうね。手掛けた事件多数あれど、やや緊迫感に乏しい内容でした。
0255文字
二条富小路
新着
⭐️⭐️⭐️⭐️
0255文字
guncrazy25
新着
★★★★★
0255文字
☆ツイテル☆
新着
Kindle 通読
0255文字
Toshi
新着
もっと面白くできそうな本なのに。もったいない。
0255文字
koji867
新着
0255文字
都人
新着
「素材」は良いのだけれど、「料理が仕方」がもう一つという印象。刑事を褒める表現は多いのだけれど、全て「直接的」な言い方で、小説家がするように、間接的な書き方で「凄さ」を表現する方が印象は良いのに。少し残念。
0255文字
もりやまたけよし
新着
書評にあった以上に面白かった。文章がちょっと読みづらかったが、そんなこと関係なく一気に読み進めました。小説より面白いノンフィクションなんて久し振りです。
0255文字
hideto
新着
警視庁捜査一課の刑事として、数多くの事件に携わった大峯さんへの取材等を元にしたノンフィクション。ロス疑惑、宮﨑勤事件、地下鉄サリン事件といった、数々の事件の取り調べの裏側が語られています。そのどれもが、「事実は小説よりも奇なり」。多少の脚色もあるでしょうが、犯人との緊迫したやり取りにぐいぐい引き込まれてしまいました。本に登場する事件はほぼ解決されましたが、世田谷一家殺害事件は未だ解決されず。発生からもう20年が経過してしまいましたが、どうか解決してほしい事件です。
0255文字
あんじぇらあきこ
新着
重大事件にたくさん関わった人! 世田谷事件解決して欲しいなー。 ★★★
0255文字
Opus13
新着
「落としの天才」と称された大峯さん。科学捜査の種を播き育てた服藤恵三さん。そして「最後の一課長」と呼ばれ、被害者遺族に成り代わったかのような執念をもつ久保正行さん。お三方がしっかりタッグを組めば、より多くのホシが挙がったのではないか、というのが率直な感想。お三方の共通点は、「伝説の一課長」寺尾正大さんに頼りにされていたこと。寺尾さんの偉大さが腑に落ちる。本筋から離れているものの、そんな読後感を抱いた。
0255文字
やま
新着
ロス疑惑、宮崎勤、オウムと俺の世代をほぼ直撃の大事件の犯人を取り調べた刑事のノンフィクション。非常にスリリング。最終章は荒れた学校の立て直しという意外な記事。
0255文字
ABAKAHEMP
新着
"落としの大峯"という異名を持つ伝説の刑事の取り調べ術は、まず「こっちはお見通しなんだよ」というハッタリと、容疑者を窓のない取調室の壁際に座らせ、手洗いなどの中断も許さない心理的圧迫、そして「押してダメなら引いてみな」という巧みな懐柔に支えられている。相手との間合いや矛盾をつく問いかけの手法などは、交番勤務時代の手当たり次第に行った職質によって養われた。一課を率いる立場になっても、捜査本部にはほとんどいないのだが、部下は敏腕揃い。ここぞという場面で颯爽と現れ、常に所内でトップ賞を争う、殺し捜査の最強部隊。
ABAKAHEMP

実際に公判で、"自白を強要された"とか、"取調室で暴力を振るわれた"と申し立てられているが、自身の子供が通う中学校の学級崩壊ぶりを知り、すぐさま乗り込んで不良にパンチをくれる様も描かれ、さもありなんと思った。失踪事件が典型だが、目星をつけた容疑者を任意で呼んで自供させ、遺棄した死体や殺害を示す物証が後から出てくるというパターンがズバズバと決まっていくのは、事件全体が近親者や顔見知りなど密接なつながりがあったためで、最後に紹介される未解決事件のような行きずりの犯行で目撃者もいないとなると壁にぶち当たる。

08/15 10:11
ABAKAHEMP

迷宮入りしている世田谷一課殺人事件も大峯の担当だったが、捜査が暗礁に乗り上げた後から任されたため、それまでの捜査の拙さを挽回できずに終わっている。現場が容疑者の指紋だけだったのですぐに解決されると悠長に構えていたのか、周辺の聞き取りもおざなりで、肝心の指紋採取も捏造が見つかる始末。類書では知り得なかったDNA鑑定による犯人像の情報は驚きだった。謎とされた侵入ルート、なぜ現場で長居したのかなど大峯なりの見立ても明かされ、流しの物取りによる犯行という推理だが果たして。解せないのは、任期を待たず退任した理由。

08/15 10:24
0255文字
ばんだねいっぺい
新着
「ロス疑惑」から始まる有名な事件の羅列にすごいなと思った。本書では一部抜粋だが、実際の「完落ち」までには息詰まる攻防があったんだろうなぁ、仕事の後は、神経が疲れて、相当なストレスが溜まったんじゃないかと想像した。「傾聴の姿勢」の大事さをしみじみと感じた。
0255文字
那覇@おかん
新着
ドラマでなくて、実際にこんな光景ややり取りが行われているんですね。事件はほとんどが大事件として世の中を騒がしていたものなので知っていましたが。 生まれたときからワルでは無いはずなのにね。
0255文字
冬木楼 fuyukirou
新着
ロサンゼルス疑惑の銃弾から始まり、宮﨑勤連続幼女誘拐殺人事件、地下鉄サリン事件、世田谷一家四人殺人事件等々、大事件の取調べにあたった伝説の刑事へのインタビュー記録。世田谷一家四人殺人事件は未解決。小説では無いけどノンフィクションかというと、うーん、どうなんだろう。載っているのは10件の殺人事件と1件のエピソード。件数が多いからさらりと流れてしまい、そこはもうちょっと詳しく、と思うところもあった。それにしても、東京は人口が多いから「数」が違う。指を切断した事件で各病院に問合わせると百人以上も該当者がいたとか
0255文字
丸山ポパイ
新着
ネタバレ自分がまだ生まれていない時代から、大峯さんは数々の難事件に立ち向かっている。取り調べでは、刑事が大声を荒げるのを連想しがちだがこの人は違う。犯人の背景を丁寧に読み取っている。心理戦ではブラフもかける。取り調べ室でここまでの緊張感ある闘いが行われているのを知らなかった。警察官の方々を改めて尊敬します。
0255文字
にゃんたろ
新着
★★★★★:①身の上話等を聞く。全て話すと犯罪の話だけが残ってることを自覚し追い詰められる。②嘘の信仰心を指摘し激怒させ「お前には喋らない(=話すことがある)」と言わせる。③「パンチラの何が楽しい?」「今までにした悪いこと教えて」と小さな罪を挙げさせネタ切れにさせ大きな犯罪を意識させ、言動が乱れたところで、「知ってるぞ」の雰囲気で情況証拠を示し、矛盾を突いていく。④被疑者の親に会っておく。家族の話には誰でも感情的になる。⑤調べは魚釣り。間合い、タイミング、言葉の使い方。また、水一服便所は拒否。
にゃんたろ

⑥別件逮捕のときは罪を申告する上申書を書かせ改めて逮捕状をとる。⑦良心の呵責を利用する。悪いことをしたという気持ちがあれば、日常動作と違い忘れない。「覚えてないって殺しを毎日やったのか?違うだろ?状況を思い出したろ?」⑧犯行現場の共通性。選んだ利己的計画的理由があるはず。ばれにくい、ターゲットを見つけやすい等。⑨逮捕状なく任意同行を見破られないために「後で見せてやるよ」とカマ。観念した表情なら「現金はどうした」と畳み掛け。⑩洗脳された人には信仰や恋愛心を否定せず尊重、利用し聞く。「教祖、恋人を助けるため」

06/20 10:28
にゃんたろ

⑪普通の人の過ちには一喝せず話の辻褄が合わないことを諭して聞く。「やったことは仕方ない。でも嘘を押し通して隠して生き続けることはできない」⑫世田谷一家殺人事件では指紋多数が災いして目撃証言収集が疎かになり指紋収集ばかりに。しかも自分の家族の指紋ででっち上げ報告した警察官がいた。⑬生まれながらの犯罪者はいない。生育歴を聞く。

06/20 10:36
0255文字
Sam
新着
誰もが耳にしたことがある数々の事件(ロス疑惑、宮崎勤事件、地下鉄サリン事件や世田谷一家四人殺人事件など)を担当し、被疑者を「完落ち」させてきた「伝説の刑事」、大峯刑事を追ったノンフィクション。あまりに遠い世界の話ではあるが、被疑者の心に入り込み揺さぶっていくことで最後に「完落ち」させるプロセスはとても興味深かった(こういう刑事ばかりであれば冤罪は起きるはずもないのだが…)。一方で、DNA型鑑定の精度の飛躍的向上といった科学技術の進歩は、やがて大峯刑事のような特殊技能を不要なものとしていくのだろうか?
0255文字
村上春巻
新着
ネタバレ【A】冒頭はロス疑惑、日本中の耳目を集めたものの被告が最高裁で無罪を勝ち取ったあの事件である。本作の主人公である大峯氏は一度は民間企業に就職したものの、父親が警官だったこともあり警視庁に奉職することとなった。地道に実績を上げて晴れて殺人課の捜査員となった。宮﨑勤事件、オウムの土屋正実の取り調べほか、あああの事件もかというような有名&凶悪事件の被疑者を「完落ち」に追い込んだ経緯が描かれている(但し全面的には賛同できない)。氏と同じくして、オギャアと生を受けた人間がどうして道を誤るのか考えたが、答は出ない…
村上春巻

Wikiなどで検索しながら読み進めたのだが、裁判所や拘置所での土屋正実元受刑者の壊れっぷりが憐れであった。あと名指しで腰巾着と揶揄された上司の名は仮名なのかしら?

05/23 23:45
0255文字
全43件中 1-40 件を表示
完落ち 警視庁捜査一課「取調室」秘録評価76感想・レビュー43