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天国までの百マイル [新装版] (朝日文庫)

感想・レビュー
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ちち123
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星☆ 評価0読み捨てました。自分は、太ってる人は全然嫌じゃないんだけど。お金のやり取りに必死になってる今の自分の話のようにみえて所々無気味に出てくる英語の歌詞合わずに断念
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toko toko
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再読〜 何もかも失った主人公安男が 母親の命を救うためにワゴン車に乗せて 百マイルを走り出す 何もかもなくしたと思っていた人生に いろんな形のたくさんの愛情を 乗せて走り抜いた先にあったものは ジンと温まる グッとくる一冊
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にいけいぱぱ
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ネタバレ看護婦?いつの話かと思ったら98年12月発行。26年近く前。チーム・バチスタの栄光が発表される約7年前。 バブルが弾けどん底に落ちた元社長・安男。 毎月30万円の収入を全額慰謝料で元妻に払いホステスに生活をみてもらっている。 そんな時、心臓病の母の病状が非常に厳しいことを知りなんとか救うために奔走する。 不幸になったからだけではなく、元々優しい人なんだろうな。 兄弟縁者から冷たくされても知人などに助けられなんとか母を南千葉の病院まで送り届けられてよかった。 母の退院後のホステスの行動は最高に優しかった。
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れもん
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ネタバレKindle Unlimited。母の命に見切りをつける兄姉と、生きてほしいと願う主人公・安男の気持ちの温度差が歯痒く感じる前半、手術をしてくれるかもしれない病院を目指し百マイルを走りきる中盤、自分の甘えや弱さに気付き見つめ直す後半、浅田さんらしく、じわっと心に沁みるストーリーだった。曽我先生と対面したシーンでは、私も膝から崩れ落ちる気持ちになった。マリさんは本当に幸せだったのかな?好きな人をただただ受け入れられる、背中を押してあげられる、そんなマリさんがとてもカッコよく、とても切ない。
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keina
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ネタバレKindleUnlimited。浅田次郎さんの本は初読みでしたが案外するすると読めました。 母1人で子供4人を育てあげた年老いた母が心臓の病で死の淵に立っている。だが世間的に成功した上3人の兄弟は昔の貧乏暮らしを思い出させる母親の事はなるべく関わりたくない。四男の安男は一時成功したものの不渡りを出して倒産し離婚して月に30万の仕送りの為に好きでもない女の所に居候する身。しかしこの安男はお金で買えない幸せがある事を身をもって知った事で、母親へ愛情や尊敬、恩情を感じひとりで母親を助ける為に立ち上がる。
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YUKA
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「泣かせ男」「きわめてシンプルな、いい話」解説にあった言葉だが、まさしくその通りだと思った。 自分の車で病気の母を運ぶなんて、自己満に過ぎないではないか、と初めは思ったけれど、 自分の身に置き換えてみると、老いて命の危機が迫ったそのとき、自分をひたむきに思ってくれる息子との対話ができたら最高だと思った。 命が残るか残らないかが二の次になるほど最高の親孝行かもしれない。 登場人物たちは皆ひたむきで、こんな風に生きられたらと思う。 私には難しいけど、こんな生き方を心の隅に覚えておきたい。
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禅
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心臓の悪い高齢な母。手術をしなければ助からない。子供たち4人、末っ子の安男以外は皆冷たい。会社経営に失敗した安男は兄姉から疎外されながら一人で母を助けようとする。有り得ない無謀な行動だと思うが多くの人に支えられて走りきることが出来て良かった。
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Daisuke Oyamada
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バブル崩壊後、経営していた会社が倒産し、 妻子も失い、今は知合いの 会社の世話になっている安男。 給料は子供の養育費ですっからかん。 そんなある日、母・きぬ江が倒れたと、 知らせが届く。 難手術に主治医は二の足を踏むが、 鴨川に世界的に名高い心臓外科の名医が いることを知った安男は、 母親を自分の運転するバンに乗せて、 160km(100マイル)の距離をその病院まで・・・ https://190dai.com/2023/10/06/天国までの百マイル-浅田次郎/
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き
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マリへのどうしようもなく昂る感情がある。マリに加えて、英子とお母さんと藤本先生の、自分以外の人への無性の愛にも心打たれる。お金と立場を得ると、貧しいなか女手ひとつで育ててくれたことへの恩よりも、それを思い出したくないからという理由で母親を遠ざけるようになる、でもそれでいいのだ、それを望んでいるのだという母親。別れた夫の母親へのお見舞いをかかさない元妻。愛されることはつまらないけど愛することは幸せよといって自分を犠牲に愛する人へ尽くすマリ。一気に一日で読み切ってしまった
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CABIN
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人間は誰でも地位やお金を手に入れたら、何事も合理的に考えてしまうのでしょう。地位もお金も手からこぼれ落ちて、失う物が何も無い安男のようになれば素直な気持ちで行動できるのかな。母の病気についても普通なら兄姉のような選択をすると思います。気になるのが安男を2年間養ったマリの存在。兄にしろ、姉にしろ、元妻にしろ、極めて現実的な人物なのに、マリだけが異質な感じがしました。個人的な解釈になりますが、マリは安男の心の中にだけ存在する天使のような気がしました。部屋にぽつんと残された松葉牡丹の鉢…泣けました。
chiru

CABINさん、レビュー見てくださったんですね!嬉しいです!ありがとうございました✨わたしも本音と建前が描かれてると思いました。まりという名前が聖母マリアに重なるような読み心地でした。

09/10 20:23
CABIN

chiruさん💫マリの名前は聖母マリアから来てるのか〜。なるほどです🧐全然思いつきませんでした😅

09/11 01:41
10件のコメントを全て見る
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dachshund
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心臓の病を抱える母を助けるために、一度は落ちぶれた4兄弟の末っ子が必死になって命を救おうとする物語。母を救おうとする過程で、たくさんの応援を受け、人生を見直そうとする主人公。人情味の溢れる人々の言葉に、思わずうるっとしてしまう。幸せと寂しさが入り交じる、読者の心に何かを訴える、良い作品でした。
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Luke22
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主人公の安男は、事業に失敗し、妻子とも別れどん底の生活を送っている。それが、母親の病気を医師から告知されたことをきっかけに少しずつプラスの方向に進んでいくストーリー。冷淡なきょうだいとの対比も描かれているが、「彼らなりに必死で今の幸せを守ろうとしているのよ」と優しく支えるマリは、それこそ神様のように温かい包容力がある。ラストの方は、読みながら胸がジーンと熱くなります。一気読みしました。
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このは
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★★★★★
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kazuch
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こうしるばうま
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人情か。
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nom
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ネタバレ後半の畳みかけ方のすばらしさ。人は一人で生きているのではなく、多くの人とのつながりによって生きているし、自分の影響は大きいと思えないかもしれないけど、大きい部分もありつつ小さい部分もある。「オープン・ユア・ハート」単なる呪文のようだけど、奥深い言葉。
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masa502
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病院までの100マイルの車旅、母親との素直な気持ちのやり取りがたまらなかったし、マリの愛することが幸せっていう行き方素晴らしい。 映画も見てみたいって思った。
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moka
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長男は一流企業に、次男は国立医大を出て今や開業医。銀行勤めから支店長婦人に修まる姉。そんな中で 一時は会社を起こしたものの、全てを失ってしまった、みそっかすの安男 そんな四人の子供を一人で育て上げた母は、心臓病で息も絶え絶え… アメリカ帰りの名医がいると、一縷の望みをかけてサン・マルコ病院へ。100マイルの旅に安男はたった一人で立ち向かう…神の手をもつ 曽我医師の侠気、妻子の慰謝料で食うや食わずの男を養うマリの深い情愛。浅田さんの著書には本当に魅力的な人々が沢山登場する。面白くて一気読み。
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改造
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100マイル走破おめでとう㊗。でもその後起こるはずのハッピー色々を楽しみにしていたのに肩透かし喰らった感じ…。
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保兵衛
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図書館本。再読。ずっと以前に読んだ記憶があるが、新装版で読み返す。親子、男女、友人など人間関係に浅田氏の深い洞察、優しさを実感する。結末はハッピーエンドだけれど、マリは外見デブブスなのだが、精神は聖母マリアを模しているのではと思ってしまうくらい、人としてできていると思う。読み応えのある佳作だと思う。
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yamatoshiuruhashi
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母親を思う主人公の気持ちに感情移入。幾つになっても親は親。どんな年寄りでも少しでも長生きしてほしいと思うし、死の淵に立っているとしても何らかの手立てで少しでも長生きしてほしいと思う。でもそれが本人にとって最良の選択かどうかは別問題。そんな関係ないことまで考えながらも、こうやって出来るだけのことが出来る幸せもあるのだと思う。
zero1

こんにちは。母親への想いは、まさに【浅田節】炸裂の作品です。マリは女神!レビューを拝見し、久しぶりに再読したくなりました。紹介ありがとうございます。

05/24 10:27
yamatoshiuruhashi

コメントありがとうございます。マリ、まさに女神ですね。マリを主人公に話を書いてもらいたいと思います。

05/24 10:44
0255文字
禁煙たけちゃん
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序盤安男の境遇で重苦しかったけど、その後テンポよく読了。登場人物が良い人が多く良かった。
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あつ子🐈‍⬛
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単行本で持っていますが(宝物本)、こちらも購入。「俺はろくでなしだけど、ひとでなしじゃねえんだ」 …ほろほろと泣けます。
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秋色
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母親の病気の治療をきっかけに、堕ちこんだ中年男性が再生していく物語。様々な形の愛情や関係性・人間性が描かれており、色々と考えさせられるものの、重たすぎず一気に読み進めてしまうほど百マイルの旅に引き込まれる。安男が百マイル走り終えた後の展開には涙があふれてしまう。そこには天国からの再生・救済が確かにあったが、それは百マイルの道程があったからこその結果なんだろうとも感じられる、自分の足で新たな一歩を踏み出そうと思える勇気の種火を灯してくれる作品☆彡
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しほしほ
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ヤクザの人と、最後に出てくる先生が最高に格好いい!!!
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天国までの百マイル [新装版] (朝日文庫)評価48感想・レビュー26