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非正規介護職員ヨボヨボ日記――当年60歳、排泄も入浴もお世話させていただきます

感想・レビュー
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てとら
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介護する人、される人。どちらにも共感しかないこの頃。著者の方みたいにフラットに人を見れるのは好ましい。
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老眼爺
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大変やろな~って、思いながらタイトルに引かれて読んでみました。わたしもそのうちお世話になるかもとか思いながら、予習もかねてね。やっぱり体力的に大変みたいやし、狭い世界での人間関係にも気を遣いそう。自分で施設を探すかは分からんけど、参考にさせていただきます。
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やや
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介護に従事して下さる方たちに感謝。世話を受ける者として、敬意を示すことは人間として最低限のマナー。
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たかし
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過酷な仕事ではあるが、著者は本書の執筆時点で介護の仕事を続けているようで、高齢者との付き合い方なんか見てると、なんだかんだ適正があるのかもしれない。ウンコ漏らして落ち込んでる高齢者に対し、「こないだの飲み会の帰り、酔っ払ってウンコ漏らしてしまいって…」と嘘の話をして慰めたりするところなんか、うまいもんだと感じた。職場がブラックさについて、お局様のことに言及しつつも、この人のおかげか大事故になってないなど、日記シリーズ特有の、他者を貶しての自分を上げる、をしない公平さも感じる。
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やまおじさん
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〇〇日記シリーズ3冊目。著者はさまざまな職業を経験後、職探しでハローワークの相談員から「このご時世、あなたの年齢で勤められるのは介護職ぐらいでしょうね」と言われ、56歳の時、日給月給の非正規介護職員になったという。入居者10名ほどの小規模施設だが、入居者はそれぞれ個性的。というか、老化とボケの人ばかり。将来、自分は介護施設に入るようにはなりたくないと思ったが、今どき自宅で最期を迎えられる人は幸せなのかも。入居者のあれこれを面白おかしく綴っているが、入居者への愛と敬意も感じられて、いやな感じはしない。好著。
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かわい
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介護士さんには認知症の高齢者のお世話だったり下の世話や入浴介助までやるんだから大変だなぁと思います。この作者さんは色々な仕事を経験して介護の世界へ来た方。研修会では70代の人もいたという。介護って体力ないと無理だよねと思うけ ど。大変な仕事なのに面白く読めました、すみませんです。
0255文字
wakazukuri
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社長をやったり、店主をやったり、過去の経験に関係なく、行きつくところ介護。やりがいがあるわけでもなく好きなわけでもなく、それでも続けるのは生活がかかっているから。施設の入所者は高齢。それを介護する職員も高齢者が多数。その仕事は、つらいものがあると思う。それを面白おかしく日記にしているので軽く読める。実態は厳しいだろうけれど。。。
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ジャック・バウアー
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現場で経験している作者の言葉だけに納得感がある、自分もいつかはなる運命かな
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bfish
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このシリーズはイラストのイメージと違い人間味が感じられて僕は好き。親の介護中なので施設の内情などを興味深く読みました。あとがきも筆者の温かな心根が感じられて好印象でした。
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はーとねこ
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図書館本。 再読だけど興味深く読めました。
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ダイスケ
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ネタバレ介護が4Kなのは有名だがこの本は主に認知症の入居者との接し方エピソードがメイン。様々な職歴の経験値からストレス耐性高めの著者でも介助以外の些細なことは面白がって対応しないとメンタルが持たないとのこと。人生の先輩の話を聞けるや目の前に自分の未来の姿が映ってるような気がして自分は介護されるのは嫌と顧みる等がモチベになってるようだ。いい施設の見分け方が参考になった(入居者と職員の表情を見る、職員にあなたの親をこの施設に入れたいか尋ねる)。泣き女、父親から犯罪者にならなければ生まれただけで親孝行と言われる。
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kazu2i
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kaya
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教員免許状取得には1週間の介護体験が必須条件のため、教育学部生は漏れなくどこかしらの介護施設で実習を受けなくてはならない。その時の記憶が呼び覚まされた。認知症により数分ごとに記憶がリセットされて何度も何度も同じ話をしてくる人、施設の廊下を在りし日の商店街と思い誰かを探して延々と徘徊し続ける人。「先の戦争も経験して生きのびてきた人たちの最期がこういうものだなんて…」と本当にショックだった。そういった人々の生活を支える介護士という仕事の壮絶さ、大変さ、そして尊さも飾り気のない言葉で忌憚なくつづられている。
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mittaka
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ネタバレ介護職の大変さを実感した。著者は1960年鹿児島県生まれ、56歳で「介護職員初任者研修」資格取得し介護業界に入った。「想像をはるかに超えた、汚く危険で、きつい世界」である介護ヘルパーを続けている彼を尊敬する。さらにその経験を深刻でなく明るいタッチの書籍として世に出してくれたことに感謝したい。 ・介護は主に「飯、風呂、排泄」を中心とした身の回りの世話 ・摘便 指で便を掻き出す  本書を読んで改めて、お世話になっている介護施設及び職員はとても良いと思った。施設長Tさん、ケアマネMさん感謝してます、ありがとう
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Tomoko Miyagawa
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このシリーズの著者は、大変ではあるが、自分がかかわっている仕事にやりがいを感じておられるのが文面から伝わる。人とかかわることで自分も生かされていることを感じていらっしゃるのだろう。現場では困惑されているだろうが面白おかしく伝えてくれている。
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げんさん
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面白がるくらいでないと、とてもこの仕事は続けられない。・・・やっぱりどんな仕事でも面白がるくらいでないといけない
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harupon
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ネタバレ三五館シンシャの○○シリーズ。プロの作家さんが書いているのではなく、本当にその職業に就いて(いる)いた著者たちが書いているのですね。ヨボヨボ日記と題しているけど、この本の著者真山さんは養成スクール修了後56歳で介護の世界へ。61歳。さまざまな職業に就いて作家の経験もある。すごい経験豊かな方だ。なんと小さな文学賞も受賞されている。多くの利用者さんとの会話、エピソートが日記形式で綴られている。介護される側は、自分を知ってほしい、話を聞いてほしい、わかってほしいのだ。介護ヘルパー職真山さんの誠意を感じた。凄い。
めえめえ

この本とケアマネの方は読みましたが、訪問介護の方はまだ図書館に入っていませんでした。見かけたら借りるつもりです。

09/24 15:38
harupon

ケアマネさんの本も興味深いです。友人が元ヘルパーなので「介護ヘルパーごたごた日記」を借りて一緒に読もうと予約中です。会うと思い出して聞かせてくれる苦労話。利用者本人は、身内には頼めなくてもプロには甘えるんだろうな。

09/24 17:28
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たかひー
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★★★ 誰かを入れるにせよ自分が入るにせよ、介護施設とその職員のあたり外れが怖い。
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一彩
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金額じゃあないよね。話相手のある施設がいいよね。
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のえる
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ネタバレ図書館本。高齢者の人生に触れられることが喜び、人生の縮図、と九州で現役介護職員の著者。介護福祉士を勤めた友人も不満をぼやいていたが、職員には随分とハートがクールな方も居るようで…弱者と接すると傲慢になり易いのだろうか。とは言え失敗も否めないが、ラプンツェルの如くある種お城の中で過ごす入居者の命を預かっている責任と重圧。個人の尊厳と価値を守り、深い人間理解のために自慢話にも耳を傾け、互いにウソを気にしない。忍耐力を要するもマジメ人間には厳しそう。3K、でも、相手は人生の大先輩…ジレンマを問うとキリがないか。
のえる

【追記】介護職員に限ったことではないけど。《ありがとう》『この言葉を言われて気分を害す人はまずいないだろう。「ありがとう」という言葉には、人を前向きにさせる力があると思う。仕事でも営業でも、その言葉を使っている人は成果を出しやすいと何かのセミナーで聞いた記憶がある。またこの言葉をよく使う人は長生きで、免疫力がより高まるという説もあるそうだ。』たとえ応酬になっても、積極的に言葉に乗せたい。

07/24 20:40
のえる

『ため息ばかりついていたり、四六時中「マイナス言葉」を使っていると運が逃げるという人もいる。「マイナス言葉」とは、否定する言葉や、不平不満の愚痴、悪口、陰口などがそれにあたる。…入居者の自尊心を傷つけたり、不安にさせたり、不信感を抱かせるような言葉はたいていマイナス言葉であることが多いからだ』改めて気をつけたいと実感。『そもそも言葉とはその人の個性、生きざまであり、他人がとやかく言うのはおこがましいのかもしれない。世の中、明るい性格の人や善人ばかりでは面白くないではないか』著者の前向きさに頭が下がる。

07/24 20:40
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ねる
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なんとなくは感じていたが、やっぱりそうか。という感想。真正面から向き合うとストレスで潰れてしまうから面白がってやろうというのは、どの仕事にも通じる事かも。けれど命を預かるとは重い。
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クラムボン
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リアルです。 私は介護業界でしか働いたことが無いのですが、傍目には4Kなどど忌避される業界であることは誰しもご承知のことかと。 それでも続けていくのには言葉にならない想いがあります。決して綺麗事では片付けられない想いで、美談でもなんでもない。そんな内容が実に苦々しく綴られています。この本が変に『優しいから介護』みたいな世間のイメージ、世界観を一網打尽にするきっかけになればなぁ。本音。
どんぐり

そうですね、美談でもないし、著者がこの仕事を素晴らしい、プライドを持って、などと声高に言って無いし、部下に対しても「頑張れよな」どと、励ましてもいない。正直なんですね、だからこそ本当の介護の世界がリアルに描かれた秀作だと思いました。

06/24 09:30
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ハマ
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【Amazonオーディブル】 新たな試みで聞く読書というものを体験中。初読み(初聞き!?) まさかの鹿児島が舞台でした。福祉・介護関連の職種の方は一度手に取り、読んだ方がいいと思った。
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onuma319
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Audio Book
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mionne
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大体どこの介護現場にも性格の終わってるお局様がいるのはおもしろい。しんどい仕事だけど、認知症の症状と上手に付き合いながら人として関わってくれるようなスタッフの存在はありがたいと思う。高齢者と関わるおもしろさは、歴史的な知識として知っている世代を生きてきたことにあると思う。
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きみたけ
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最近ハマっている三五館シンシャの「○○日記」シリーズ。著者は、建設コンサルタント役員を経験後、56歳のとき介護の世界へ飛び込んだ真山剛氏。介護現場の末端で見つめ続けた「老い」と「死」のドキュメント。エピソードを通じて介護の実態やそこで働く者の現状を知ってもらいたいとの著者の願いが込められているそうです。第二の人生を謳歌するにしてはとても耐え難く、忍耐力が要る過酷な職場だと正直思いました。が、超高齢化社会を迎える中、介護への求人は絶えないのでしょうね。。
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Kokopelli
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次に読んだ日記シリーズは、非正規の介護職員。この方は、職を失いハローワーク経由で半年間、介護職員養成スクールで学んだ後に、年齢的な理由から非正規での介護職員として働き始めたのだ。そこで見る介護の現場は、想像通りというかそれを超えた部分もあるというか・・・介助をする相手の大変さはまちまちで、おかしくもあり、悲しくもあり。また、どこの施設でも似たり寄ったりと言われる、お局様的なリーダー格の人による、若手や初心者の介護職員いじめ。まじめに誠意を持って働いている、著者のような方がもっと増えてくれることを祈りたい。
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ほげっち
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•••
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tuppo
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読んでいてつらさ半分驚き半分。ハローワークに通っていた身としてこういう人生もあったのかなあという。
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えっくん
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ネタバレ★★★★☆会社役員や事業経営を経験された著者が介護ヘルパーの道へ…。「利用者は神様、職員は奴隷」と呼ばれるくらい過酷な介護施設の実態が赤裸々に語られます。利用者から泥棒呼ばわりされたり弄便されたりと精神的にも大変そうです。せめて施設側経営者が理解ある人ならともかく、パワハラ職員がいたら救われません。入居者の言動を真っ向否定することなく深い人間理解が必要という著者の考えに頭が下がります。闇に閉ざされた面はありますが、これからの高齢化社会を支える重要な業種であることには違いなく、現実を直視する必要があります。
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さんさん
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母親に滅多に会いに来ないし介護経験も無さそうな長女は職員にあれこれ文句をまくしたて、一方、介護の経験のある次女は介護職員に対する理解の気持ちをもっているというエピソードが心に残った。人の苦労がわかる、感謝の気持ちを大切にする人でありたい。
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はーとねこ
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図書館本。 ヨボヨボと言いながら、やることはできる介護職の方だという印象。
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akiyuki_1717
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自営業者が立ち行かなくなり、廃業して知り合いの介護施設で働き始めるところから始まるドキュメント作品。一昔前は介護といえば、中年以上の女性が思い浮かんだが、最近は若い方から、定年後の仕事としても定着している気がする。私からすると頭の下がる職業だ。昨今は介護される方がカスハラ行為を働くことも非常に多いと聞く。少々物忘れが激しくなったり、自己主張の強い老人を可愛いと思えるのも頷けるが、やはり大変な仕事には変わりなく、笑いも交えて楽しく読ませてもらった。
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清川緑
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Audible
0255文字
jackbdc
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ネタバレ介護職の人との触れ合いの良い面を強調し、プライドを持って仕事をしている様子を綴る。金銭面など社会的評価の低さや職場内の人間関係に厳しさを感じるようだが、これらはどの業界にもある事と整理して前向きに乗り越えようという姿勢、或いは諦めようとする思うメンタリティに共感出来た。介護職のイメージが付かなかったのが読後なんとなく分かるったような気がした。食事と排泄の介助が肝なんだと。食べ物も糞尿も生もの。入口も出口も生身の肉体と直に接するから扱いには気を遣うのが当たり前。人の身体に触れる仕事だから難しいんだと得心。
0255文字
南
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いやぁ、分かる分かると思いながら聴きました(audibleです)。なぜ介護を続けているのか、という答えがいいですね。私もその答えに近いのかな?と思いました。なかなかここまで現場を文章にできないと思います。
0255文字
mamaichi
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☆3
0255文字
みなみ
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介護職員の奮闘記。老いにより、身体機能や自信、社会性、記憶、家族とのつながりが徐々に失われていく介護されている人々の姿に切なくなる。精神的にも身体的にも大変な仕事だけれど、やりがいもありそう。「ありがとう」が口癖の人が紹介されており、「ありがとう」には人を前向きにさせる力があって、この言葉をよく使う人は長生きで免疫力がより高まるという説もあるとのこと。見習って、マイナス言葉は避けるようにしたい。
0255文字
taketti3
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コレは現代社会に問題提起している!自分や親がこれから向かうであろう様々な出来事に、身につまされる思いでした。
どんぐり

ホント、まさにこれからの日本の姿ですよね、この本に書かれていることは。

04/17 10:29
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まる
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大変なことを大変としっかりいうことができて、大変なことを自虐を交えながら面白く消化できて、大変なことの中にあるやりがいをすかさずキャッチできて、大変なことだけどそこで出会う人たちとしっかり向き合ってる。私は介護職を20代で去ってしまったが、50代で出会う人もいる。人の人生に関わるのだから、そりゃ大変に決まってるけど、大変だけで終わらせない素敵な本。
どんぐり

ほんとうに素敵なまるさんのレビュー。まさにこの本の確信を言い表していると思います。もしこの著者が読んだらきっと喜ぶと思います。本当に介護は大変な仕事、でもそれだけじゃないと私も同感です。

02/09 09:16
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非正規介護職員ヨボヨボ日記――当年60歳、排泄も入浴もお世話させていただきます評価78感想・レビュー211