形式:単行本(ソフトカバー)
出版社:フォレスト出版
この本とケアマネの方は読みましたが、訪問介護の方はまだ図書館に入っていませんでした。見かけたら借りるつもりです。
ケアマネさんの本も興味深いです。友人が元ヘルパーなので「介護ヘルパーごたごた日記」を借りて一緒に読もうと予約中です。会うと思い出して聞かせてくれる苦労話。利用者本人は、身内には頼めなくてもプロには甘えるんだろうな。
【追記】介護職員に限ったことではないけど。《ありがとう》『この言葉を言われて気分を害す人はまずいないだろう。「ありがとう」という言葉には、人を前向きにさせる力があると思う。仕事でも営業でも、その言葉を使っている人は成果を出しやすいと何かのセミナーで聞いた記憶がある。またこの言葉をよく使う人は長生きで、免疫力がより高まるという説もあるそうだ。』たとえ応酬になっても、積極的に言葉に乗せたい。
『ため息ばかりついていたり、四六時中「マイナス言葉」を使っていると運が逃げるという人もいる。「マイナス言葉」とは、否定する言葉や、不平不満の愚痴、悪口、陰口などがそれにあたる。…入居者の自尊心を傷つけたり、不安にさせたり、不信感を抱かせるような言葉はたいていマイナス言葉であることが多いからだ』改めて気をつけたいと実感。『そもそも言葉とはその人の個性、生きざまであり、他人がとやかく言うのはおこがましいのかもしれない。世の中、明るい性格の人や善人ばかりでは面白くないではないか』著者の前向きさに頭が下がる。
そうですね、美談でもないし、著者がこの仕事を素晴らしい、プライドを持って、などと声高に言って無いし、部下に対しても「頑張れよな」どと、励ましてもいない。正直なんですね、だからこそ本当の介護の世界がリアルに描かれた秀作だと思いました。
ホント、まさにこれからの日本の姿ですよね、この本に書かれていることは。
ほんとうに素敵なまるさんのレビュー。まさにこの本の確信を言い表していると思います。もしこの著者が読んだらきっと喜ぶと思います。本当に介護は大変な仕事、でもそれだけじゃないと私も同感です。
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