形式:その他
出版社:マガジンハウス
あるいは「私に、エレガンスを教えてくれた本」「キッチンで読み返したい、料理の図鑑」といったテーマ別に分かれていて、案内が行き届いている。中でもユニークなのは「7歳から45歳、そして人生最期。そのときに読みたい本」だ。8人の識者が7歳12歳17歳20歳27歳35歳45歳、そして人生最期に読みたい本をそれぞれの理由を持って紹介している(最果タヒが7歳『ユニコ』、17歳『女生徒』、27歳『トーマの心臓』、35歳『あなたの人生の物語』を薦めていて、改めて親しみを感じてしまった)。(つづく)
「私が、もう一度読みたい本」で綿矢りさが谷崎の『卍』と三島の『禁色』を取り上げていて、その理由として谷崎の俯瞰した視野からの描写と三島の絢爛豪華な描写の奥にある醜悪を挙げていて、書き手としての視点から眺めると違った風景が見えてくると同時に、彼女はやはり文体にこだわった小説家なのだなとの再確認ができた。読んでみたいと思えた本とたくさん出会えたし、そうか、こういうふうに薦めたらいいのかと、薦める側のスキル向上にも役立つMOOK。
私もこれ、読みました〜
紗綾様☆これ良いですよね(^^)
はい♪読みたいです!きっと傑作でしょう。
この雑誌久しぶりにぱらぱら見返しましたけど、誰かさんのおススメの本っていいですよね~。
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