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鏡の背面 (集英社文庫)

感想・レビュー
108

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岬
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☆☆☆ 冒頭の謎の提示で、読む方はいろんなことを考えるわけだけど、そこからわりと一本調子な。空間的にも時間的にも、いろいろ移動するわけですが、そういう印象を持ちました。 あと、スティーヴン・キング的ユーモアが散りばめられてたら、楽しい読書時間になったかなと。
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tana
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再読。他人になりすまして生きる事が本当に可能なのだろうか?半田明美の本当の目的は何だったのだろうか?最初から引き込まれて一気に読み終えました。
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由
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初めから引き込まれる展開。重く、深いストーリーだが、あっという間に読み終わった。先生に成り代わった人物が誰だったのか、なぜ成り代わったのか真相を追う小野とライターの知佳。途中から加わる長島も良かった。
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星願月祈
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ネタバレ初読みの作家さん。なかなか奥が深かった。日本のマザー・テレサと言われ、入所者から「先生」と慕われていた小野尚子が火事で焼死した。しかし、警察から遺体は、別人と連絡がある。聖母と讃えられた「先生」は、いったい誰だったのか? でも、本書のテーマは、そこではない。タイトルが示している。人間には、多面的な面がある。自我とは?人格形成とは?人間の内と外をみごとに描いたサスペンスでした。
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himaoba
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問題を抱えた女性たちが共同生活をしている施設が火事になった。“先生”とスタッフの1人が亡くなった。先生は本人ではないと警察から知らされた。 600ページ越えの本、早い展開で面白かった。でも、そんなことホントに可能?
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あいかわ
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信頼していた先生が別人だった、という導入から始まり、正体や経緯を明かすまでの道のりがドキュメンタリーのようで、ハラハラしながら読みました。長島の昭和の男スタイルが最初は苦手でしたが、登場するたびにいい味が出てすっかり頼もしい存在に感じました。
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はち
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読むのに時間がかかったけど面白かった。自分が実際に見ているものって何なんだろう。疑いとかなければ素直にそれが真実ととらえてしまう。事実と真実の違いとか、自我とか認識とか、いろんな事が脆く危うく感じられた。物語は心的外傷を負った女性の暮らすシェルターの火災から始まる。そこで聖母と讃えられた女性が亡くなるのだが、その遺体は連続殺人犯のものである可能性が、、、なぜ?どうやって?好奇心も掻き立てられたが、それ以上に感じることの多い作品だった。
いつでも母さん

ちょっと長かったよね💦お疲れ様でした。

09/25 08:05
はち

母さん、ありがとうございます❣️私は読むの遅いので、1週間ぐらいかかってしまいましたが、何とかゴール👍今朝読み終えて、まだ余韻が、、😅

09/25 08:10
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ねぎまぐろ
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★★
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007
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面白かった!途中までは「一体何のために??」と動機が不明なまま進んでいくが、最後の方で一気に。全面解決せずに終わるけど。
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けんこう
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◎◎
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ひろっぴー
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篠田さんすごいですね。少し長くて飽きてしまった感じもなくはないが長島がうまく確信を得てまとめてくれた
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a.i
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★★★★5年半ぶりくらいに再読。やっぱりすごく面白い。
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isry 2@積本消化中
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ネタバレ【19年吉川英治文学賞】600ページ越えの大作ながら、ほぼ一日で読了。様々な依存症やDVで傷ついた女性をシェルターで保護する施設で火災が発生し、「先生」と慕われた小野尚子が死亡する。しかし、警察から遺体は別人だと告げられ、困惑するスタッフたち。調べるうちに連続殺人の疑いをかけられている女性(半田明美)がなりすまししていることがわかり…。明美の執念と間違った努力には恐れ入る。それを上回る尚子の思想と信条。長い時間をかけて人は変われる?認識とは何かを問いかける。あなたにとって、半田明美は聖女?悪女?
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Kayo Miyashita
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『冬の光』と前後して読むことになりましたが、これも力のこもった、人の業について書かれた物語。 胸に傷のある人物が、他人それも聖人のような人になりきって生き続けるということが、どれほど当人にも周囲にも大きな影響を及ぼすのか、恐ろしいほどの世界が描かれていて、読んでいて身体中に力が入りました。 何が善で何が悪なのかさえ自分の中でも答えが出せず、ただ空しさと切なさが残る読後感でした。
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らんちあ
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長い。 ただ、面白い
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宮城野るこ
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ネタバレこれは、どこに連れて行かれるんだろう…と、ドキドキしながら読んだ。本当に、別人として成りすましたの? それとも、別の何かがあるとか? 最後は、明確な答えはなく……各々の推測で……が、ちょっと残念でした。 まあミステリーじゃないから、仕方ないか。。 榊原女史の「そうはさせませんよ」の謎?も特に明かされず……ここは、知りたかったなあ。。 そして「仮装儀礼」を思い出しました。 でも、面白かった。 やっぱり篠田先生の作品は、好きです。
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次へ
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これはホラーか福音か? 640ページの厚い一冊で手に取るのを若干躊躇しましたが、読み始めればスルスルと進みます。
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のぼる
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ネタバレ問題を抱える女性たちを救済する『新アグネス寮』の火事で亡くなった『聖母』小野尚子。しかし、尚子は別人であった。 では、誰だったのか。いつ入れ替わったのか。真相を知りたくて、気持ちは逸るものの、なかなかの重厚さにかなり時間がかかった。あっと驚く結末を勝手に期待して読んでいたので、少し肩透かしをくらった感はあるものの、最後に明かされる別人が小野尚子になっていく過程には、圧倒されるものも感じた。
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KAT
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ネタバレ薬物やDVで行き場のない女性たちを保護する施設を運営し、聖母と慕われた女性が火事で亡くなった。しかし、遺体は曰くつきの別人だった。フリーライターと施設職員が、なりすましの謎を追う途中、オカルトで片づけそうになってしまう。結論は自己崩壊の果てに同類相憐れむ中に神を見るというギリギリ現実的な解。自我は自分が思っているほど強固ではない。人は別人を演じていると外面と内面の乖離に耐えられなくなる。人の内面は容易に変わる。その可塑性は、人格を損なう危うさも伴うが、施設に入るような女性たちにとっては再生の希望でもある
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pen_pem004
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図書館本。重厚だった。
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Kanae  Nagaya
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薬物や性暴力によって心的外傷を負った女性たちのシェルター「新アグネス寮」で「先生」としてみんなから慕われていた小野尚子。寮での火災から入居者を守るため死んでしまった尚子。ところが警察から焼け死んだのは尚子ではなく別人だと告げられ…!?という話。本物の先生はどこに行ったのか?今まで先生として慕っていたこの人は誰なのか?面白かったけど結末にはちょっとがっかり(^o^;)顔や話し方の癖なんかは真似することも出来るかもしれないけど、品や佇まいってなかなかすぐ習得出来るものではないと思う。
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donguri5656
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超重量級の読書体験でした。通勤用のはずが、翌日まで待ちきれず、家でも読んでしまったよ。オープニングからラストまで怒涛の展開で、息つく暇なし。篠田節子って、リアリストというか、綺麗ごとにせず、より多面的に深掘りしつつ、常に地に足がついている感じで、説得力もハンパない。長島みたいな冷めた視点の人を配置しているところも効いてる。読後の脱力状態が終わらず、感想も書きづらい体験としか言えない気分。参考文献のバラエティも凄く、興味深い。
0255文字
阿吽
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微に入り細に入り内面に入りその人に居る…篠田さんと高村さん、似てるわ〜
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こあら
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ネタバレ小説だけれど、この世界の現実が沢山。本を読んで、その世界や、人物の影響されることは、結構ある。
0255文字
makko
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再掲
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紅子
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この人、誰なん?なんの目的なん?良い人なん?悪い人なん?疑問がたくさん。そしてそんなことあるー?という思いもラストには払拭。怖いけどないとはいえない、のかなぁ。
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ゴールデンベア
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辛い思い、苦しい思いをすれば、人は歪んで意地悪になる、恐ろしいことも平気でするようになる。反対に思慮深く、情け深くなる人だっているんだよ
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ラブミーテンダー
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ネタバレいつ何時も演技していると、それは演技ではなくなるということか。
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vu_wjs02
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人間は変われる、平凡な言い回しだけどこの事実をこんなにも生々しく読むことができるのはこの話しかないのではないかという気持ちになった。
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つばくん
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分量が多すぎて文庫本なのに分厚く重い。 上下冊2巻に分ければよかったのでは? 中身は様々なエピソードが詰まっており非常に濃い傑作。
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ふじさん
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薬物やDV等の問題を抱えた女性たちの救済を目指す「新アグネス寮」で火事があり、聖母と慕われた松本尚美が死亡した。しかし、遺体は別人の者だった。死亡したのは誰なのか?施設代表の優紀と尚子を取材したことのあるフリーライターの知佳は女の正体に迫る。途中で、彼女たちは混乱しヒステリー状態に陥るが、以前に半田明美を追っていた元契約記者の長島からの貴重な情報や冷静な判断で、真相が少しずつ明らかなる。明美の所業が明らかになるつれ、戦慄が走る。人間の内面を深い洞察力で描いたサスペンス長編。読むのに苦労したが読み応え十分。
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あいちょ。
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図書館。
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はなちゃん
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ネタバレとてもとても長いのだが、面白く、飽きずに最後まで読み進められた。こんな形のミステリーもあるんだなと。犯人については、割と早くにわかっていて、でもなぜ?がわからず…人はこんなふうに自分の心を操縦しているのか?そのうち思い込み、制御出来なくなるのか?恐ろしくもあり、でもみんな多かれ少なかれ、日常的にやりながら生きていることなのかもしれないと考えさせられる。
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るりいろのぬの
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ネタバレ5 / 10 やっっと読み終わった…。長かった。すごく、長かった。最初から何が何だか分からずモヤモヤしていたけど、それがなかなか明らかにならなくて、とにかく焦らされた。焦らされた分、結末には少し物足りなさを感じてしまった。ある意味ギリギリ現実的な着地点なのかもと思うので文句ではないけど。
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Yoshiko Kouchi
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小野尚子に成り済ました人物とは、いったい何者なのか。その謎を解き明かしていく過程が面白かった。しかし、なぜ炎の中へ飛び込んでいったのかという最大の謎はわからなかった。
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jinginakineko
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ネタバレ「犯人」は比較的早めに確定するが、すっきりするどころかどんどん謎が拡散する。「犯行」の理由、目的、そして犯人の心にあったものは何かということまで。こんなミステリーもあるのかと唸る。 物語の結末は人間の自我の不確実性を露にするが、それだけではない。殺人鬼の自我が聖女に同化してゆくのは、切実な努力の結果の自己崩壊、というだけではないのだ。犯人こそ「深い深い穴の底」にいる悲惨な女性たちの気持ちを最もよく知る者だったからなのだ。神は穴の底の泥の下にいる……犯人は、神を見つけた。悲惨だが、不思議な救いを持つラスト。
0255文字
みうも
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いつもの篠田節ではあったが…なんかイマイチだったなぁ?ダイナミックさに欠けるというか…尻すぼみな気がする。読めるけどパッとしなかった
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shuei
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ネタバレ完全な極悪人も完全な聖人もいない。そう思っている私にとっては、非現実的な抽象的な表現が続く中でも、より現実的に思えるものがあった。オードリーヘップバーンを想起させるものがあった。
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夏の月
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彼女の目的を知りたくて読み進めたが、え?って感じでした。そりゃないでしょ。
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