形式:単行本
出版社:朝日新聞出版
形式:Kindle版
出版社:コルク
しかし最終巻で、夏の終わりにたくさんの虫の死骸や落ち葉を見てオチビが「なんだかとてもつもなくさびしいよ」と呟くのに対し、ナゼニはこう応える。「仕方ないよ それだけ夏は生命にあふれてたんだ 本当は同じ数だけ終わりがあるのを僕らが忘れてるだけなのさ」終わりは寂しいものだ。けれど、だからこそ再会もある。「いつかまたお会いしましょう」とあとがきを締める安野モヨコに、「ええ、また会える日を楽しみにしています」と声を掛けたい。
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