読書メーター KADOKAWA Group

水晶宮の死神 (創元推理文庫 F た 1-4 VICTORIAN HORROR ADV)

感想・レビュー
15

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
Hattifnatt
新着
次々と出てくる著名人。水晶宮はちょっと英国史人物紹介みたいになってましたね。今回もメープルは賢く快活でよかったです。こんな人になりたい。ニーダムは案外ちゃんと強くていい。この叔父と姪の関係は半世紀後も変わっていないということが尊いですね。三部作最後の締めは、とっても英国らしい伝統の怪奇のご登場!最後までヴィクトリア朝のイギリスに浸って物語に没頭できました。実在の人物ばかりだったので、少年の彼の名前を見たときにはつい「実在したんだ…!?」と思ってしまいました。そんなわけない!彼も好きだからうれしかった!
0255文字
考えない人
新着
ネタバレ三部作の完結編。少年時代のジェームズ・モリアーティが大活躍する。そして第二部ではカレーを食べているだけだったチャールズ・ディケンズが再び一行に加わって大暴れ。今作で初登場したルイス・キャロルもそうだが、やはり作家には変人が多いのか? 怪奇ものということもあり、グロテスクで凄惨な場面の多いシリーズだったが、キャラクターたちが明るく前向きで、楽しい物語に仕上がっていた。後藤啓介氏の挿絵も素晴らしかった。
0255文字
りー
新着
ネタバレ最終巻。最後はロンドン万博の遺産ともいうべき巨大な温室「水晶宮」が舞台の怪事件。相変わらず元気なディケンズ、ルイス・キャロル、ナイチンゲール、そして若きモリアーティー教授…と、てんこ盛りの設定の中で、主人公も頑張ってます。水晶宮からロンドンがコローニアだった頃のものとおぼしき地下通路やら古代の超医学やら、もう 何でも良ぉーしっ。関係ないけど今年(2022年冬~2023年)流行りのファッション小物「バラクラバ」って、クリミア戦争の戦闘地が語源なんですね…。
0255文字
羽田
新着
シリーズが始まったときに、時代設定から絶対ベーカー街の名探偵がどんな形にせよ出てくるんじゃないかと思っていたけど、そっちか来たか!って感じ。教授(にはまだなっていないけど)も本当に様々な作品にいろんなビジュアルで出てくるよね。少年バージョンはあまり見ないかな?シリーズをすべて読み終わったので、巻末年表を読み返してしみじみしたりする。シリーズ通して叔父と姪の距離感がすごく良かった。
0255文字
こざくら
新着
ネタバレ(n/d2311-96)『ヴィクトリア朝怪奇冒険譚』3部作第3部。完結。安定の面白さ。今回も皆さん、全力疾走してました。が、個人的にはニーダムが精彩を欠いていたような気も。存在感のある人たちが他にたくさんいたからかな(^^ゞ 彼の見せ場がもっと欲しかったかなぁ。今回の敵が一番生理的に気持ち悪かったです。
0255文字
Tetchy
新着
ヴィクトリア朝怪奇冒険譚3部作最終作。最終作の舞台水晶宮はロンドン東南郊外に移築された建築物でニーダムとメープルたちが日帰りできる安近短な冒険舞台である。最終巻にて3部作が全て1857年にニーダムたちが経験した冒険であることに気付かされた。命の危険を感じるような心臓の鼓動が跳ね上がる冒険を1年に3回もすれば通常ならば吊り橋効果で男女の仲は深まるものだがそれもなかった。とにもかくにも作者は当時の偉人や著名人たちを自らの筆で描きたかったのだろう。歴史や風俗、そして人々の意外な側面が見れて個人的には楽しかった。
0255文字
毎日が日曜日
新着
★★★+
0255文字
雪乃
新着
【図書館本】シリーズ3作目・完結。面白かった。
0255文字
てんつく
新着
今回はタイトル通りの敵だった。ニーダムくんの活躍よりモリアーティ少年の冷静さが素敵でした。
0255文字
Kannami-Yuuichi
新着
ネタバレ今回も安定的な面白さ。ついに完結。
0255文字
ブナ太郎
新着
ネタバレう~ん、面白いけど、前2作の方が好きかな。今作はロンドン市内が舞台になっているので、なんだか冒険色が薄い。少年時代のモリアーティも出てくるが、ビッグネームの割には、これといって目立った活躍がない。敵も、正直、ぼんやりとしていて、過去の敵と比べて何をしたいのかよくわからず。ナイチンゲール小陸軍省は相変わらず格好いいなあ。どうしてもFGOの影響で沢城みゆきさんの声で再生されてしまうのだけど(笑)。まだまだ話は続きそうではあるが、これで完結なのかあ。残念。次回作を待つ!
0255文字
ルシュエス
新着
水晶宮に遊びに出かけて事件に巻き込まれるニーダムとメープル。 ジェームズが仲間になるのはなかなか面白い演出。 戦う術もないのに、好奇心だけで人死にの出る現場に乗り込むメープルは、蛮勇が過ぎてキレ者印象が弱まるのが難。彼女が同行するなら2巻目くらいの規模の事件が良さそう。 最後が綺麗にまとまっていて楽しめました。
0255文字
keisuke
新着
文庫化再読。この辺から少し御大怪しくなってくる…。
0255文字
まそお
新着
ネタバレナイチンゲール女史ー!!お噂はかねがね伺っていましたが、まさかお目にかかれるとはー!!ロンドン観光気分で読んだら、激しい冒険というか死闘というか……楽しかったです!
0255文字
金曜日のライオン
新着
ネタバレ読了。ロンドンを遠く離れ、いかにもな場所での騒動だった過去二作に比べ、かの水晶宮と市内が中心(自宅にも帰れる)となるため、乗り込むための経緯や移動の時間がほぼゼロ、そのせいか第一章から事件が起きてと、動き出しも以降のテンポも良かった感。反面、怪奇冒険譚としては敵さんの背景がフワッとしており、こちらはこれまでの方が得体が知れず、不気味で手強かった印象。あと、本作のゲストの一人である少年についても、もうちょっと見せ場のようなものがほしかったなぁとも。それでも目立った破綻もなく、三冊とも楽しませてもらいました。
0255文字
全15件中 1-15 件を表示
水晶宮の死神 (創元推理文庫 F た 1-4 VICTORIAN HORROR ADV)評価67感想・レビュー15