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楊枝学

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Risa Shimowada
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熱量の高い本だった。研究家肌の楊枝職人が作った本で大判340頁、8千円。世界の楊枝事情から楊枝の歴史、山での黒文字の採取、果ては小学生の作文までこの人の知識と想いが詰め込まれてて、もう少し編集や構成を何とかした方がとは思ったがこの情熱なら良いかと思ってしまう。自分の楊枝の出来に相手職人が気絶するとか眉唾話も含めて面白かった。歯ブラシの歴史は明治以降と案外短くそれ以前は楊枝で歯のメンテ。和菓子の楊枝もその派生だったり、仏教やイスラム教にも歯の衛生が説かれていたり非常に面白かった。海外の金属装飾された楊枝も
Risa Shimowada

楊枝産業界の人の話もあり、以前は海外輸出も盛んだったよう。円高で終わってしまったのは残念。そんな日本の輝かしい過去の一面も良かった。ディスられていたが千葉の久留里での楊枝産業など楊枝にも地域があるんだなとか、楊枝のことなんて考えたことがなかったので面白かった

08/09 19:44
Risa Shimowada

表紙の浮世絵に惹かれて手に取ったが、江戸時代は楊枝を咥えた浮世絵がたくさんある。楊枝で歯の手入れがお洒落だったようだが一方で人前で楊枝使うなという身だしなみルールもあって面白い

08/09 19:46
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