冥途ありもまるせい湯も2本とも同じくらい素晴らしかった。親戚の集まりってこういう感じよねーとか、古き良き時代の残し方として良い本だった。タイトルの冥途ありがただのダジャレなのも意外性と軽さで良かった。この本の良さを十分に表現する語彙を持ち合わせていないのがもどかしい
本人の若い頃の写真が非常に美人で、それも切なさに輪を掛けてたと思う。こんな美人がなんで、手指失って、孤独に生きて死んでいったことへのシンパシーというか。本人が本当に孤独だったかは分からなけど。なんとなく、バス停で殴り殺された家無し女性の事件も頭にチラついた。人はそれぞれの人生があって、切ない
「所持金3400万円」「右手指がすべて欠損」兵庫のアパートで孤独死した“謎の女”…取材でわかった身元不明女性の“正体”とは 『ある行旅死亡人の物語』より #1 https://bunshun.jp/articles/-/67877 この記事だけでも面白かったが、本おすすめ
訳が難しかったという訳者あとがきも面白かった。ベネディクト自体の経歴も興味深く、長いこと彷徨っている感や30代とかで大学院に行っていたり、最終的には教授になってたり、よかった。来日経験もないのにここまで明確に日本人の姿を誤認も含めて捉えているのはすごい。面白かった
幼少期の甘やかしからのその後の抑制、そこから来る日本人の2面性や、戦争捕虜や敗戦後の日本人の変わり身の速さ。米人サイドの戸惑いに笑ってしまうけど日本人なりの理屈があって面白い。竹槍持って必死に戦ってたのに米兵大歓迎、みたいなところもその後の発展に役立ったのだろうし、忘れやすいとか揶揄されがちだけど日本の良い面なのかもしれない。
小説と実用書、日本語と英語、バランスよく読みたい
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