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霧をはらう

感想・レビュー
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海龍読書部
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面白かった!逆転裁判みたいな物語。その内容はさらに濃密で没頭させられる!ただ弁護士同士のわだかまりというか、利権というかそういうものが絡んできて一人の人間の人生が左右されるのもなんかむなしいというかなんというか。結局何が正解で何が不正解なのかわからなくさせられる。
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tunatunatuna
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⭐️3
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ayazou
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ネタバレ最初から最後まで、ハラハラドキドキの展開でページを捲る手が止まらない。長女にも疑われてしまうお母さんの言動、行動。疑いの目で見ると、殺人犯に見れてしまうってのが怖い。やっていない証明ってほんと難しい。伊豆原さんがいい弁護士で良かった
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dita
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ゆいちゃんしんどかったねぇ……専務はスゴクカタイアイスに齧り付いて前歯を折ればいいとオモイマシタ。 最後の最後、ほほぅとなったけどあれだけ細かく事実確認を積み重ねる描写がありながら判決のときはあっさりっちゅうのはちょっとなー。あとあんな目につく場所で付き添いしたらそりゃバレるやろ。でもおもしろかった。
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すぐり
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Audibleにて。安達祐実さんの朗読が素晴らしい。ひとつの作品になっていた。ストーリーも先の読めない展開で引き込まれた。簡単には表現できない人間関係、誰もが納得できる解決なんて無いこと、それでも生きていかなければいけないやるせなさに、ユイと一緒に打ちひしがれる思いをした。そんな中でも信じられるものが少しでもあれば、勇気を持って生きていける、霧がはれる瞬間が来る、人間の強さを感じるお話だった。
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dakupee
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夢中で一気読み。
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chihiro
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ネタバレaudible ゆいに感情移入し(ストーリーの本質ではないですが、特に職場での理不尽さ)、一気聴き。安達祐実さんの朗読(特にゆい&さな)がハマっていました。さなの手紙には法廷での本番はもちろん、練習段階でウルっときてしまいました。
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あいべきん
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こんなにも泣ける『お母さん、元気ですか』もないですよね。内容もさることながら、この一文で涙腺崩壊しそう。しかし私、この母親嫌いですよ。自分の母親がこんなことしてたらまじで一遍説教する。頼むから疑われるようなことはすんな、と。恥をかくのはワシなんやぞ、と。てか余談ですが、全然別件で若干の傷心中でして。今はあまり赤ちゃんを迎えたばかりの幸せな家庭の描写は、目にしたくないですw
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ぴのの
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最初なかなかページが進まなかったのですが、途中からどんどん引き込まれて行きました。面白かったです。
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little mama
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読了。オーディブルにて。安達祐実さんが最高。
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まめ
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Audible。入院中の4人の幼い子どもたちの点滴にインスリンが混入され、2人死亡の病院内死傷事件。逮捕されたのは、生き残った女児・妹の紗菜の母親だった。姉の由惟は母を許せず頑なになっている中、母親の無実を信じる若手弁護士伊豆原は、検察の立証を崩すべく、病院関係者の証言集めに奔走するが、事件解明は遅々として進まない。裁判が進む中、大どんでん返しが待っていた。なぜこの判決になったのかわからない。
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しんじどすぇ
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ネタバレAudibleにて視聴。基本的に話をアウトプットできる人間が少なく、証言にイライラし続けてしまう。 特に主人公の母は悪気なく他人のテリトリーにズケズケと入る物言いをし、それでも献身的で心優しい面もあるようだが、こういう抜けている人を見ると私は苛立ちを覚えてしまう… 本当に優しさを持ち合わせる人は必要以上に関心を持たないであげる心を持っている私は考えているため、この作品の母親には敵視しかできなかった。 当然、無罪にもかかわらず冤罪のため、最後真実にたどり着いてよかったがイライラは解消されなかった…
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噛まないワニ
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なんで上下巻に分かれてるかは知らんが まぁ、それなりに面白い。 弁護士の聞き込みから、裁判までしっかり書いてて ドキュメンタリー見てる感覚だった。 冤罪をテーマにした作品で胸糞な結果に終わる作品が多い中、心のどこかで自分はハッピーエンドを求めてることに気づいた。
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Akihiro Kanda
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作者の過去作がクセが強いイメージがあることから、最後何か大どんでん返しがあるのではと疑心暗鬼で読み終えた。 殺人のニュースで否認と聞くと、早く罪を認めろと思ってしまうが、その中にいくつ冤罪が潜んでいるんだろうか。改めて考えさせられた。
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みきお
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悪気無く人をイライラさせるお母さんだけど冤罪なんでしょ?と思いながらも、一向に上手くいかない中盤の長さ…ここから無罪にまくれる?と本の厚みを見比べながら読む始末でした。 最後のちょびっとでグリンっっと展開するので、驚きと未来への希望も感じられました。 最低な人物であり、身近にもよくいるよなぁは夜勤看護師3人組。 もっと悪い人として描かれそうなのにフラットで意外だったのは、古溝院長。 クソ野郎は、ゆいの勤め先専務の前島京太。
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桃李
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犯人とされた母親にイライラ、無罪を目指さない友人弁護士にヤキモキと、作者の狙いに見事にハマってしまう。面白かった。 刊行当初、読み逃しててもったいなかったな。
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のん。
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ネタバレこのタイプの母親が苦手。 ずけずけと他人のプライベートなことに首をつっこむ。駆け引きもなく、いい意味で正直。悪い人ではないんだろうけど、他人の神経を逆撫でするタイプだよね。でも、子供を何人も殺すようなタイプには見えなかったから、きっと冤罪だろうなとは思いながら読み進めていたけど、それでも、最後無罪判決が出るまではヒヤヒヤでした。由惟の境遇は読んでいて本当に辛かったな…。なんといっても、味方だと思っていた弁護士が裏切っていたことは衝撃的だったよね。伊豆原が貴島を切ったことは英断だったと思う。
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mageko
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とってもおもしろかった〜!!なかなかの長編だけど、読みやすいし、先が気になるし、読む手が止まらなかった!子供たちの心の変化とか、紗奈ちゃんのお母さんへの気持ちとか、すごく良かった。どう関わってくるんだろう?とか、この人が怪しい?とか、いろいろ想像したなぁ〜 新年初めて読み切った!読めて良かった本🌅
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Yumi
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一度読みかけて断念したけどもう一度チャレンジして読みました。面白いですがなかなか話が進まずつい飛ばし読みしてしまいました。
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nara
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初めて雫井さんの小説を読みました。まず読みやすい。スラスラサラサラ読めます。サスペンスだけど重松清さんテイスト、というのが私にはピッタリ来ました。伊坂幸太郎さんの帯に惹かれて手に取りましたが、井坂さんとは全く違うテイストだと感じました。
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ピロリ
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冤罪でなければ小説にならないと分かっているだけに、どうしてその濡れ衣を晴らしていくのか気になってページを 繰る手が止まらなかった。最初は母の無罪を疑っていた被告人の長女が、やってないことを責められることの理不尽さを自ら経験し、たまたま見かけた痴漢事件が冤罪であると勇気を出して証言したことを契機に母の無罪を信じるようになるあたりから読者も伊豆原弁護士の信念が貫徹されるのを確信。最後は裁判でめでたく「霧をはらう」ことができ、メデタシメデタシでした。
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杏子
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8.5
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ひろ
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☆☆☆☆ 図書館本。読み終わった後、放心ぎみ。なんかすごいものを読んだ感じ。登場人物が多かったので少し把握するのに手間取ったけど、読み応えがあった。一度、被疑者扱いされると、冤罪でも自白に追い込まれて大変なおもいをする。いろいろな人の思惑が重なり犯人扱いされるけど正義感の強い人もいて良かった。終盤はハラハラドキドキした。次はどういう本を読むか迷うなぁ。
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clearfield
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この作家さんの名前は前から存じ上げていてこの本も此処のレビュアーがお薦めしていたのでそのうちに読んでみたいと思っていたら3年過ぎていた、小児科病棟に入院する子供達が異物混入が原因で死亡しその容疑者をめぐる裁判小説、500頁超の作品だけれど全く飽きさせることなく小説の楽しさを堪能できました、自分が読んだ中で今年一番良かった作品
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じんこう
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雫井秀介さんの作品。小児科病棟で起こった点滴に混入された薬物による殺人事件。入院患者の母親が自供により逮捕されたが自供は強要されたとして無罪を主張し裁判になる。人情派の弁護士伊豆原が地道に調査を進めて判決を迎えるまでの話。裁判だけでなく弁護側家族に襲い掛かる非情な仕打ちや協力者の翻意、閉鎖された病院内での関係性など盛り沢山の内容が最後にしっかり収まるところは見事。中盤の進まぬ状況は最後を迎えるために必要だったのではと思わせるほど読み応えのある作品だった
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かかぴょん
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これは凄かった。もうそれしか言えない。
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Nagata Kenro
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弁護士小説として、かなり秀逸。
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防災レンジャー
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うーむまあまあ。飛ばし読み。
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あかさん
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被害者家族のみならず、事件が起き容疑者が逮捕された時の容疑者家族の苦悩は想像をはるかに越える辛さだろう。母である野々花のとらえどころのない性格や共感しがたい言動に、若干イライラしながら、由惟に同情の気持ちが強まった。進学を諦め、やむなくして働き出した職場での不当な扱い。冤罪で逮捕される人も不幸だが、当然この事件の被害者家族の怒り悲しみは計り知れなく、例え裁判で裁かれる前でも容疑者に憎しみを覚えるのも当然。冤罪を生まない社会の実現と警察の初動捜査にもっと正確に慎重にと願う。伊豆原弁護士と知り合いになりたい。
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とりめかけ
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ネタバレ小児科入院病棟で点滴を使った事件が起き、一人の母親が逮捕される。冤罪事件として裁判にあたる弁護士と、逮捕された母親の長女の視点で話は進む。冤罪なのかカサンドラ症候群なのか、真犯人は誰なのか、いろいろ入り組んでて面白い。そっちで合ってる?みたいな感覚で読み進めるので、割と最後の真相の裏側には驚かされる。うん、良いお話でした。しかし、裁判は小説で読むに限りますね。当事者にはなりたくないなぁと裁判小説好きとしては、また、強く思いました。
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よしお
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途中話がなかなか進まず、断念しかけましたが、最後まで読んで良かった。
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vannie
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終盤の数ページまで真相がわからずドキドキハラハラして辛かった。もし自分が冤罪事件に巻き込まれ犯罪者として扱われたら、または家族が容疑者となってしまったら…。考えるだけで恐ろしい現実が描かれていて、テレビや新聞の中の出来事が一気に身近なことに思えた。面白かったけど、しんどいときは読めない本。
0255文字
Mountain
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図書館本 時間を忘れるくらいおもしろくてあっという間に読み終えた。登場人物それぞれの霧がはれていく様子がよかった。ドラマ化してほしいな…
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saki
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★★★★☆
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いなばさくら
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裁判員裁判を弁護士・被告人の家族からの視点をメインにおいたがっつり長編法廷ミステリ。雫井修介さんは結構読んでるけど、リーガルものは初めてじゃないかな?しかも法曹系の資格をお持ちなのかと思えるほど、(恐らく事実に基づいた)深くて重い知識を披露されておられます。社会派の側面も今まで通りたっぷりで、法廷物だけで終わっても満足感たっぷりなところに最後思いもしない謎解きが待っていて、その動機がちょっと違和感があるにせよ面白い。被告の女性のキャラがええなあ。
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Misa-pi
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登場人物の心の内が丁寧に描かれていて、憤慨したり応援したりしながら一気に読み進めた。
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でる
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ネタバレ厚い本ではあったが、とても読み応えがあり、特に後半は一気読みだった。 伊豆原は、人権派の貴島弁護士が担当する冤罪事件の弁護団の一員となる。事件は病院で起きた入院中の4人の子どものうち2人が死亡する物だった。逮捕されたのは、助かった子どもの母親。加害者家族と思われる姉妹の様子は丁寧に描かれていたと思います。 そして伊豆原に奮闘ぶり、そしてラストそうきたか!と思わされました。
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なめちゃん
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野々花のキャラに振り回されて、イライラしながら読んだが、公判での検察と弁護団の応酬がおもしろく一気読みした。ラストの一捻りも秀逸でした。
0255文字
milk tea
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容疑者の母は犯人なのか? 無罪ならば、真犯人は誰? 若き弁護士の丁寧で細やかな調べ。 娘ふたりも頑張った。 最後の最後まで気の抜けない展開が待っている。 次女の手紙に泣かされた。 雫井さんの作品は重いけどおもしろい。 新作が出ると読まずにはいられない。
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スリーピージーン
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久しぶりの雫井さんはとても読み応えがあり満足。緊迫感があり、登場人物の人間味もみごとに描かれていて、この著者の良いところが再認識できた。苦悩する弁護士、冷たい社会から病弱な妹を守るまだ年若い姉。ラストは意外な結末で、フィクションながら、そんなこと!ひどい!と憤慨してしまった。義理と人情と正義と保身。程度の差はあっても誰もがそんなものに取り囲まれてがんじがらめになっているのだ。
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