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新型コロナワクチン 本当の「真実」 (講談社現代新書)(Kindle版)

感想・レビュー
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下良
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大阪大学名誉教授で、ウイルス学では世界でも著名な先生の著書。 昨年の著書でオミクロンの話はないが本質的には影響がない。ファイザーやモデルナ等のワクチンについて、リスクとベネフィット更に感染の仕組みやリスクについて分かりやすく解説している。ワクチン接種に疑問を持っている人にはおすすめです。
0255文字
kochi
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新型コロナワクチンが話題になり始めた頃は、ワクチン接種でハサミが身体にくっつくとか5Gでつながるとかの愉快なデマから、ワクチン接種後に陽性者数が増えていると統計数値でドヤ顔する人たちも跋扈していて、なにを信じて良いのか、分からなくなるのだが、専門的な事柄については専門家の意見を参考にするしかなく、であれば、専門家として誰(複数)を選ぶのかと言う話になり、本書で気に入ったところは、「必ず、自分で判断してください」との注意書きが入っていて、かえってそこが信頼できるのではと思ったりしている。
0255文字
templecity
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日本がワクチン開発後進国となったのは、過去にワクチン接種でマスコミなどが相当製薬会社を叩いたし、国も責めたりしたことから、製薬会社がリスクを取らなくなった。筆者も述べているが今回のファイザー、モデルナのワクチンとも非常に短期間に効果が上がり副作用が少ないものが開発できたと絶賛している。日本はリスクを取らない社会になってしまったようだ。また近年、マスコミは視聴率を狙って極端な論調の評論家の意見を出しているが、筆者からすると基本的知識のないコメンテーターの発言は非常に危険であると批判している。(続きあり)
templecity

ワクチンの効果は確かなもので、それを否定することはあり得ないという。同じく売れると言うことで極端な論調のコロナ論も売れているとのこと。こちらも嘆かわしい。

03/27 20:28
0255文字
なお
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流し読みだが、コロナワクチンに懐疑的だった著者がワクチンを打つと決断した理由などが記載されている。 新しい本ではあるが、デルタがメインで書かれており、もうオミクロンの時代だからなぁという切ない気持ちになった。
0255文字
tdyskd
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水ぼうそうを起こしたヘルぺウイルスが子どもの神経節に棲み着いて、後に大人になってから免疫機能が落ちた時に帯状疱疹を作るとは知らなかった。
0255文字
ぱんださん
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専門的な章は理解が難しかったが、先生の人柄が出てる文章で良かった。先生について行きます! メディアや(専門外なのに)専門家への苦言は、科学者として我慢できなかったんやろな、モロ、実名やし。
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ERI
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この先生は冷静で論理的で…と思っていたら、ご同業の方々には喧嘩売ってきたのが面白かった。私も専門家を名乗る方に踊らされる人間だけど、本書の内容は信頼できるように思う。
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Shotaro I
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臨床免疫学としてのワクチン学、という視点から説明があり非常に勉強になった。また、自然免疫と獲得免疫、細胞性免疫と液性免疫、に関しても視点をアップデートする必要があるなーと思った(この本を読めば、巷で流行りの抗体量検査ビジネスの危うさがわかると思います)。
0255文字
Iwata Kentaro
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発売後すぐに購入していたがなかなか読めなかった本。20分で読破した(笑)。速読できたのはつっかかるところ、変な話、がほとんどなかったからだ。安心して読める。 宮坂先生が素晴らしいのは奇説珍説も説として「いったんは受け入れて」これを理やデータで丁寧にクリティークしていること(ただし舌鋒鋭い)。僕も内海・近藤系も全否定せずに丁寧議論するがワイドショーや女性週刊誌やタイトルだけで逃げそうな本は忌避してきたのでそういう点でも宮坂先生はすごい。最後は俺もたたっ切られるんじゃないかと心配になったが(笑)
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マツさん
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子どものワクチン接種の判断材料の1つとしてこの書を選択。 分かりやすい構成、文章、図解。
マツさん

少しでも早い副作用の少ないワクチン、治療薬の開発や運用が待ち遠しいこの頃。

10/17 05:15
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Mike
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一定の基礎知識を必要とするものの、コロナワクチンについて平易に解説されている。
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エムワイ(emuuwaii)
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読み友さんがレビューでおすすめしていて、興味をもって購入。令和3年8月までの知見を、わかっていることとまだわからないこととを明確に切り分けつつ提示。感染放置による集団免疫獲得の試みの結果、ワクチン接種後のマスクの必要性について、イベルメクチンの進捗状況などなど。追いかけきれていなかったことも含め、頭の整理と現状の把握ができ、勉強になりました。
0255文字
カッチ
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本書をきちんと理解するには、高校生物レベルの基礎知識も必要だとは感じるが、2021年10月時点では、とても参考になった。
0255文字
haru
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岡田先生、近藤先生、先日読んだ宮沢先生への反論も載っていました。マスクの表面を触ってはいけないと思っていたのですが、この著者は触って良いと。不織布マスクは8時間くらいの持ち時間なので、空気感染の心配のない場所では外していた方がもつから、つけ外ししましょうとおっしゃっていました。
0255文字
乱読家 護る会支持!
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基本的な免疫の知識を学びつつ、新型コロナウイルスとワクチンについてのデータを掲載し、ワクチンのリスクも含めて論じられており、恣意的なワクチン推進本ではないと考えます。 おそらくほとんどの国民は、現時点で2回目のワクチン接種を終えて、3回目のワクチン接種をうつべきかどうかで悩むことになるのだと思うが、著者も3回目のワクチン接種には慎重な立場をとっておられます。 僕も、2回目の副反応の辛さを考えると、3回目には39℃超えの副反応の恐怖もあり、慎重にならざるを得ないなあと思っています。
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シミセン
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2021 No.32 ☆×7
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smatsu
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ネタバレワクチンに関して我々が疑問に思うようなことについては一通り、必要十分なレベルで説明されている良書だと思います。こういう本はありがたい。抗体に病状をかえって悪化させる悪玉の交代もあるっていう話は知りませんでした。勉強になります。日本でなぜmRNAワクチンの開発が遅れたのかという残念な事情を読むと悲しくなる。著者のトーンは抑えめですが、要は日本のマスコミがやたらとワクチンへの恐怖心ばかりを煽っておかしな世論を作ったからです。本当にいらんことばっかりして日本全体の足をひっぱるよなぁ…
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たまこ(こなぎ)
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今までの知識を整理し、自分が間違っているところがないか確認できる良い本でした(こんな感想は免疫学の大御所に失礼とは思いますが、)。老舗本屋では新書コーナーに山積みになっていました。ワクチンに関するトンデモ本は私の眼には入らないので、売られていたかどうかわかりませんが、一般の人にはこの本が正解であることが分かる手立てがないことが難しいところ、この本にたどり着ける人は既にリテラシーがかなり高い人でしょう。
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Yosuke Hashimoto
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covid19の潜伏期間は平均で5.6日。発症日にウイルス排出が最大となる。ほどんどの2次感染は、発症5日前までに起こっていた。2次感染を起こす能力は個人差があり感染者の8割が誰にも感染させていない。高齢でBMIが高いほど、呼気の呼吸器飛沫が多い傾向にありスーパースプレッターになりやすい傾向がある。宿主細胞のACE2というタンパク質とcovid19のスパイクタンパク質が結合し細胞内へ侵入。ACE2は気道内側の上皮細胞に存在し、炎症反応がおこると呼吸器への症状がでやすい。
Yosuke Hashimoto

mRNAワクチンの危険性として、ワクチンのmRNAが体内のDNAを書き換えてしまうのでは?ということをいう人がいるが、mRNAは分解されやすく、DNA→RNA→mRNA→タンパク質という、原則一方通行の流れ「セントラルドグマ」があり、起こりえない。ただし、例外があり、レトロウイルスというRNAをDNAに変換する逆転写酵素を使って、逆の流れを起こすものもある。逆転写酵素が自然に作られる可能性は極めて低いとされている。

09/20 10:30
Yosuke Hashimoto

接種が進んでいる欧米での感染が日本よりも多く、ワクチンの有効性が疑われているが、感染者のほとんどは未接種者。感染予防や重症化予防の効果が報告されている。新たなワクチンであることや接種による事故リスクからワクチン接種を控える考えの方もいるが、感染したときの自分自身へのリスク、周りへ感染させるリスクもよく考慮することが必要。

09/20 10:38
5件のコメントを全て見る
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河村祐介
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良きタイミングで今読めてよかった本という感じ。しかしアンチワクチン系の人はあの雑誌とかあのテレビ番組とか総じてネトウヨと相性がいいのか……。
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鳩羽
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新型コロナウイルスはただの風邪なのか、ワクチンは効果があるのか、そもそも安全なのかという、誰もがニュースなどの見出しで一度は見たことがあるだろう新型コロナウイルスに対しての「問い」に、できるだけ最新で科学的な統一見解で答える一冊。ワクチンの仕組みなどは簡単に書いてあっても難しいので、時間の短いワイドショーで知ろうとするのがまず無理なのではとも思った。ワクチンが中和抗体だけでなく、自然免疫や獲得免疫を勢いづけるというのが面白かった。効果が低いとされていても、インフルエンザの予防接種も時々受けたらいいのかも。
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hiropon181
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免疫学の専門家の手による著書。新型コロナとワクチンについて、そのメリットとデメリットも一貫して冷静な筆致でまとめています。その上で、世界中のワクチン接種の事例や統計を見ながら、当初は慎重な姿勢だった著者が重症化リスクを下げるためにはワクチンを摂取すべきという判断に至った点は重要と感じた。もっともらしいガセ情報やフェイクニュースが溢れる世界で適切なリテラシーを保持するのは簡単ではないが、極端な姿勢や言い切りの意見については注意が必要という点は医学に限らないと感じる。自分は全員がワクチン受けるべき派。
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ひろぺん
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論文や他所の研究結果等を元に客観的に記述されている。著者の意見と事実をきちんとかき分けている点、巷に流れている情報に関して不適切な点を具体的に書いている点は好感がもてる。しかし、一部の章でコロナ株の名称に国名を主に使っているのはいただけない。別の章ではα、βの呼称を使っているだけに少々残念。
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碧雲-  lukeminen
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免疫学の専門家、宮坂先生の著書 /肥満は脂肪組織内で慢性炎症を起こす病気であるため、新型コロナへの感染が引き金となって、全身の脂肪組織の炎症が進み、サイトカインストームに歯止めがかからなくなり、重症化。 --等質制限と脂肪対策。
碧雲-  lukeminen

後半に、「医師が教える新型コロナワクチンの正体」という本を強く批判している。その著者は内海聡さんで、薬害の専門家。--- 医療業界、どうなっているのかわかんない。しっかりしてほしい。

09/09 20:55
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Falgorou
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既に2回目のワクチン接種から1ヶ月経過したけれど、私自身のコロナに対する知識のアップデートも兼ねて読んでみた。 免疫の疫学やワクチンの作用機序を知るのが好きなので、その辺りの解説は分かりやすく大変興味深かった。最新の知見で驚いたこともあり、知ることができて良かったと思う。 反ワクチン派への切り返しは一応筋が通っているように思えた。 この状況があとどれくらい続くのか見通しがつかないけれど、明けない夜はないので収束する日が近いことを祈りつつ、引き続き気を引き締めて感染予防対策を徹底しようと誓った。
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Yoritoku  Nakagawa
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免疫とかワクチンに関してよく理解できた。巷に溢れるガセネタもよく分かった。冷静な判断の助けになる良書である。
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ユウジヤン
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mRNAワクチン接種のメリデメを最新知見で正しく理解する為に読破。日本メディアのリテラシーの低さと似非コロナ専門家の間違いをFACTと論理的に一刀両断。 改めてコロナに関する情報が玉石混交で真贋を見分ける情報リテラシーの重要さに気づかされる。 著者は「ワクチン」「治療薬」「行動制限」をうまく組み合わせれば、十分収束化可能だが、リスクは「変異株」「動物間感染」と必ずしも楽観せず。著者は改めて新型コロナの特異性を論評。過去のパンデミックウイルスと違い、拡大による感染力増病原性低下は保証されないとの意見が新鮮。
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Book shelf
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ワクチン。自分が納得できなければ打つべきではないという考えがあります。勉強不足は否めなかったので疑問点がまとめられている本書を手に取りました。例えば、接種後の効果の持続、変異株への効果、副作用など。感染やワクチンの仕組みや、参照元がしっかりしているデータ(元データが正しいとして)を用いての説明は分かりやすかったです。多くの疑問は解け、接種しないデメリットの方が多そうでしたが、あとは自分でどう考えるか。多くの勘違いや思い込みがなくなった意味では読んでよかったかと。あと数冊は読みたいかなとも思います。
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saiikitogohu
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「副反応について…「数年後に何か副反応が出る可能性は否定できるのか?」…私はその可能性はほとんどないであろうと考えています。というのも、長期的な影響を与えるためには、投与したワクチン由来の成分が体内に残る必要がありますが、ワクチンによって作られる抗体は自己のタンパク質であり、異物ではありません。また、できた抗体が自己の組織を攻撃する可能性は、ほぼありません」87「豊かな国々ではワクチンに対する信頼度が低く、中でも日本とウクライナは四割未満の人たちしか安全と考えていない」183
saiikitogohu

「従来のワクチンは、抗原タンパク質やその断片を直接投与する方法でしたが、これに対してm RNAワクチンやDNAワクチンなどの核酸ワクチンは、抗原タンパク質そのものではなく、それをコードする遺伝子を細胞に送り込み、私たちの細胞にあるタンパク質製造装置を使って抗原タンパク質を作らせます」139「獲得免疫の形成には、抗原となるウィルスタンパク質が必要ですが、m RNAワクチンは遺伝情報だけを与えて、ウィルスタンパク質を私たちの細胞自身に作り出させる」132

08/19 01:12
saiikitogohu

「m RNAは体内では増えません。…また、ワクチンに含まれているのはウィルスの遺伝情報のごく一部にすぎず、そらだけでは病原性や感染性を発揮することもありません」「m RNAワクチンが入っても、そこからDNAにウィルスの遺伝子が組み込まれることはない…「セントラルドグマ」」148

08/19 01:16
0255文字
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