ワクチンの効果は確かなもので、それを否定することはあり得ないという。同じく売れると言うことで極端な論調のコロナ論も売れているとのこと。こちらも嘆かわしい。
mRNAワクチンの危険性として、ワクチンのmRNAが体内のDNAを書き換えてしまうのでは?ということをいう人がいるが、mRNAは分解されやすく、DNA→RNA→mRNA→タンパク質という、原則一方通行の流れ「セントラルドグマ」があり、起こりえない。ただし、例外があり、レトロウイルスというRNAをDNAに変換する逆転写酵素を使って、逆の流れを起こすものもある。逆転写酵素が自然に作られる可能性は極めて低いとされている。
接種が進んでいる欧米での感染が日本よりも多く、ワクチンの有効性が疑われているが、感染者のほとんどは未接種者。感染予防や重症化予防の効果が報告されている。新たなワクチンであることや接種による事故リスクからワクチン接種を控える考えの方もいるが、感染したときの自分自身へのリスク、周りへ感染させるリスクもよく考慮することが必要。
後半に、「医師が教える新型コロナワクチンの正体」という本を強く批判している。その著者は内海聡さんで、薬害の専門家。--- 医療業界、どうなっているのかわかんない。しっかりしてほしい。
「従来のワクチンは、抗原タンパク質やその断片を直接投与する方法でしたが、これに対してm RNAワクチンやDNAワクチンなどの核酸ワクチンは、抗原タンパク質そのものではなく、それをコードする遺伝子を細胞に送り込み、私たちの細胞にあるタンパク質製造装置を使って抗原タンパク質を作らせます」139「獲得免疫の形成には、抗原となるウィルスタンパク質が必要ですが、m RNAワクチンは遺伝情報だけを与えて、ウィルスタンパク質を私たちの細胞自身に作り出させる」132
「m RNAは体内では増えません。…また、ワクチンに含まれているのはウィルスの遺伝情報のごく一部にすぎず、そらだけでは病原性や感染性を発揮することもありません」「m RNAワクチンが入っても、そこからDNAにウィルスの遺伝子が組み込まれることはない…「セントラルドグマ」」148
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