感想・レビュー
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幽霊ではなく「しびと」がいたのだ。子どもは怖かったーと言っていた。

ナイス ★15

コメント(0)2025/02/08

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これも柳田国男と京極夏彦のコラボの絵本です。前に読んだ「キツネ」の絵が完全に昔の絵本の体裁をとっていたのですがこの本では子供にはかなり難しい感じの絵が示されています。結構どぎついような感じの色彩とはっきりとはあまりわからないような感じのイメージ画で幼年向きではなく大人向きの感じがしました。かなり怖い印象を与えてくれました。

ナイス ★121

コメント(0)2024/12/19

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ネタバレ遠野では死人が帰ってくる、ということだけど、これはほかの地方でもありそうな気がする。亡くなったおばあさんが帰ってくるのは、本人がさみしくて戻ってきている感じがして切ない気もするけれど、亡くなった父親が娘を執拗に誘うほうは怖い。娘を自分のモノ扱いしているところが嫌だ。絵の中で大きめの囲炉裏に足を入れて暖をとっているのが、とても温かそうで気になった。

ナイス ★39

コメント(0)2024/10/30

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ネタバレ遠野では死んだ人が帰ってくることがある、という。お婆さんが亡くなったときのお通夜にお婆さんが現れたが、「お婆さんがきた！」と大騒ぎになっている間に、お婆さんが消えてしまった。という話は良いが、父親の葬式の翌日に、埋めたはずの父親が「一緒に行こう」と娘を連れて行こうとする話は怖い。これが毎晩続いて娘が病気になってしまったのは当然だ。遠野は自然豊かで野生動物との距離が近いが、あの世との距離も近い。

ナイス ★20

コメント(0)2024/08/21

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～「しびと」折句レビュー～　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　し）心魂を　び）びくり震わす　と）遠野也

ナイス ★9

コメント(0)2024/08/16

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これは怖い。反魂とか魂呼ばいをする心性があったとしても、ほんとうに帰ってきたらやっぱり怖い。ほんとうにあったこととして語られているのが、怖い。阿部海太さんのうねる色彩は、不穏なムードで揺さぶってくる。

ナイス ★10

コメント(0)2024/08/06

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○絵本。京極夏彦。絵がシンプルで陰影が濃く、インパクトがある。ホラー感強め。良き哉。

ナイス ★11

コメント(0)2024/07/07

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8歳　一人読み　図書館【感想】絵がなんか怖かったけど内容は怖くなかったよ（母は怖そうだったので読めず。。。）

ナイス ★5

コメント(0)2024/05/02

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幽霊ではなく別のなにかになってしまったしびと。ゾクッとする怖さでした。

ナイス ★6

コメント(0)2024/04/14

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ネタバレ遠野では、死びとが帰って来る事があると言う。亡くなったお婆さんもお父さんも帰って来た。しかし、お父さんは娘をあの世に連れて行こうとする😨😨😨

ナイス ★68

コメント(2)2024/02/01

かりんと（2020.5～🖼️色鉛筆画を描いています✏️）

娘がいくら可愛くても、あの世に連れて行くとは絶対考えられませんね～😱

ナイス ★2

02/02 19:00

yomineko＠ヴィタリにゃん

かりんとさん、こんにちは～🌸🌸🌸そうですよね😨😨😨😨😨😨怖いです😨😨😨😨😨😨

ナイス ★1

02/03 17:41

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ネタバレ亡くなった人が帰ってくるという話。地方は全然違うけど、祖父母から聞いた連れていかれる話や、出棺の時に帰ってこないようにする方法など昔、自宅で葬儀をしたときの光景をはっきりと思い出した一冊。絵：阿部海太

ナイス ★8

コメント(0)2024/01/24

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ナイス ★5

コメント(0)2024/01/19

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(202110,721)肉親が戻ってきてうれしいのかと思いきや・・・。特に、父娘の場合は、怖い。

ナイス ★5

コメント(0)2024/01/17

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★★★

ナイス ★2

コメント(0)2024/01/03

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ネタバレ石井杏奈朗読。コレは未読でした。なんでお通夜で寝ずの番をしてるのに起きてきちゃうかな、おばあちゃん。通夜なのに寝てる親戚を起こそうとしてます？棺の中に居るはずなのに裏口から入って来るのは謎でした。娘に執着する余り連れて行こうとする父はダメダメですね。

ナイス ★15

コメント(0)2023/12/31

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娘をあの世の道連れにしようとする父親とは！

ナイス ★7

コメント(0)2023/11/12

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生きている者をあの世に連れていこうとする死人。「一緒にいたい」という思いなのか、道連れのつもりなのか。幽霊では無い何かになってしまった死人の絵本でした。

ナイス ★5

コメント(0)2023/10/31

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〝遠野では､｢死人(しびと)｣が帰ってくることがある･･･｡通夜の静けさのなか､裏口に死んだ人が立っていた...｡葬式を出して､供養してお棺を埋めた翌日の夜､父が帰って来た｡死んだ父親は娘に｢一緒に行こう､一緒に行こう｣と言った...死人は､二階の壁にとりついて､恨みがましく娘を睨んでいたという･･･こんなものは､もう幽霊なんかじゃない〟これは怖～い､現実味のある「えほん遠野物語ｼﾘ-ｽﾞ」からの一冊｡

ナイス ★26

コメント(0)2023/10/24

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“その昔、遠野では死人が帰ってくることがあったのだ”柳田國男の遠野物語の死人に纏わる話を、京極夏彦が再構成。阿部海太の挿絵は、油絵のように重厚ながらシンプルな画面構成で死人をいっそう恐ろしく演出する、“死人がやってくると刀を振り回して追い返した。死人は、二階の壁にとりついて恨みがましく娘をにらんでいたという”当たり前に死人が存在して、祈るでもなく物理的に排除する様に、不気味な実在感がある。こんなに怖い絵本は初めてかもしれない。

ナイス ★7

コメント(0)2023/09/23

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ネタバレ原作:柳田国男､文:京極夏彦､絵:阿部海太。原作は「遠野物語」の22、23、「遠野物語拾遺」の167，168。死んだ人間が生き返ってくる、幽霊あるいは怨霊なのか。生への執着あるいは生きている人への恨みはたまた愛情によるものなのか。死んだ父親が娘をあの世に連れて行こうとしたのを村人が刀を振り回し守った。２階の壁にとりついてうらみがましくにらんだ。こんなものは、もう幽霊じゃない。死人なのである。遠野の昔の不思議な話でした。「えほん遠野物語」３期、全12話コンプリート致しました。

ナイス ★39

コメント(0)2023/09/21

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ネタバレ文　京極夏彦　絵　阿部海太　土渕村山口の佐々木家での出来事。亡くなったお婆さんがお通夜の晩に死んだお婆さんが現れたという。また六日町の父娘の出来事。父親が死んで葬式をあげた翌日父親が現れ……。本当にあったんだろうなと思えるような出来事です。私は､霊的なものは､ありません。その昔、遠野では、死人が帰って来たのでしょう。

ナイス ★15

コメント(0)2023/09/19

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図書館より。囲炉裏の色使いに懐かしさを感じる。

ナイス ★7

コメント(0)2023/08/20

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地図ｲﾗｽﾄ/小野寺光子　　ﾌﾞｯｸﾃﾞｻﾞｲﾝ/椎名麻美

ナイス ★2

コメント(0)2023/07/26

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図書館。読了。遠野物語を現代語訳にした絵本。前に単行本の方を読んだ。単行本の方は昔話みたいな感覚だったけど絵にすると怖い。死人の辺りの絵がオドロオドロしい。夜に読むんじゃなかった。始まりと終わりの文句が似ていて余計に怖さを感じる。

ナイス ★6

コメント(0)2023/06/16

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ネタバレ2021年。しびとは悪さするのかな。生前と変わらず問題もないならばよいのに。不思議。

ナイス ★6

コメント(0)2023/05/16

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ムンク風のタッチで遠野物語とは考えたな。（この花の間に亡なくなりし父立てり。お前もきたのかという。これに何か返事をしながらなお行くに、以前失いたる男の子おりて、トッチャお前もきたかという。お前はここにいたのかと言いつつ近よらんとすれば、今きてはいけないという。この時門の辺にて騒しくわが名を喚よぶ者ありて、うるさきこと限りなけれど、よんどころなければ心も重くいやいやながら引き返したりと思えば正気づきたり）の部分

ナイス ★5

コメント(0)2023/04/13

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これは怖いというより、美しい。儚い。絵が大いに貢献している。なんというのか、この、全編に綿を纏ったような重々しさ、真白さ、青白き魂のようなものが満ち溢れ、死してなお、この世に還り来ずにはおれない、それこそ"しびと"の悲しさ、妄念、、愛情だけでは語れない血の繋がりの果てしなさ、が、終始のムードを通奏する。昏い草原に魍魎風が吹きまくり、それは「悲しい」「悲しい」と叫んでいる。そんな遠野にはその昔、死人が帰ってくることがあったという。

ナイス ★15

コメント(0)2023/04/05

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