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ジェリコー (ダ・ヴィンチブックス)

感想・レビュー
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kerosan
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フランスのドラマ(アートオブクライム)で主人公ジェリコーの作品を知りました。生きている間に一回は見てみたい絵ですが、それを描いた人のことを、この本で初めて知りました。
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陸
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ネタバレヒリヒリするマンガ。天才だろうと鬼才だろうと、次の才能への土台になって、美の礎のひとかけらになっていく。
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煎茶
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ルーブル美術館に行きたくなるマンガ。作品が描かれるまでのストーリーを知ると、より一層美術館を楽しめる、という当たり前のことに気付かされた。
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おくら
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芸術家の心の内なんて誰にもわからない。
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クロンショー
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絵は何のために描かれるのか。宗教画は信仰心を教会に寄せ、肖像画は為政者の権威を高め、歴史画は愛国心を育てる。その多くは美しい色彩と容姿で人々の視線を優しく惹きつける。19世紀初頭のパリに生きたジェリコーが求めたものは違った。聖人も貴族も英雄もそこにはいない。あるのは匂い立つ生と死の実像、生々しい現実。確かな技倆で絶望の中のかすかな希望を描き分ける。世に衝撃を与えた『メデューズ号の筏』を描いた画家は、激動の時代に人間の本質をえぐり出そうとしたかのよう。彼の短く切ない人生を流れるように表す著者の作画は秀逸。
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kokekko
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「メデューズ号の筏」を初めて見たのは世界史Bの資料集だったと思う。その作者については何も知らなかったので、芸術家漫画として楽しく読んだ。絵がとても上手で、画家ジェリコーのことはざっくりわかるが、物語としてのカタルシスを求める人には不向きかもしれない。どことなく学習漫画的な読後感。
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Motley
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★★★★★
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福
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「生とは死の隣人にすぎないこと。そしてそのせめぎ合う境界こそ自分が追い求めた人間の美であることを。」 ジェリコーが病身の友人を「なんて美しいんだ」と思う感性が芸術家そのもの。私が子供の頃にメデュース号の筏を見てからずっと忘れられないのはその不謹慎さではなく「死と生の境界の美しさ」だからなのかもしれない。美は無数に存在する。
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カナギ
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読み終わり直後の感情をどう言語化したらいいのか分からないけどとても良かった。絵画好きにオススメ。何かを狂おしいくらい追い求めて日々を送る人には刺さるんじゃないかと。生と死、狂気を内包した人間の本質。メデューズ号の筏、鑑賞したい。ルーブルまで行かなくちゃならんが。
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小夜
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ネタバレ表紙すごいけどストーリーどんなもんかなーと思ってたけど、面白かった!一人の画家に何があって何を思って過ごしたかもだが、時代背景やドラクロワとの関係など、楽しめた。ルーヴルに行きたいなぁと思った。
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がっちゃん
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狂気はいつもすぐ隣にある
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