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護られなかった者たちへ [電子書籍版]

感想・レビュー
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Kou
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ネタバレあまりにも社会派な展開でミステリ的な部分を予期してなかったので最後の取調室までまんまと誤導されてました。ああ、確かに冒頭にすごい伏線あったな笑 一気読みしてしまったので面白い、という感想ではあるのですが、快活な頃のお婆さんも描かれてるので読後哀しすぎる
0255文字
パン屋
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ネタバレ★4つ 安定に面白く読み応えがありますね。全ての人物に正しさを感じてしまいます。これから障害年金をもらう予定ですが、明確な理由があって働けない障害者よりなぜ生活保護の方が支給金額が高いのか、本当に必要な人に福祉が届いてほしいけど、難しいんでしょうね。
0255文字
ねみ
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最良
0255文字
るじゅ
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考えさせられました。 どんな感想書いても陳腐になりそうだから、再読してから書こうかな。
0255文字
Chee
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読み応えがありました。話の展開もおもしろくて、最後までひきつけられました!一方で、私の仕事も、三雲さんたちと同じようなことにならないとも言えないので、気をつけないとな、と気持ちを引き締めました。
0255文字
シャルたん
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先に映画を見たあと原作を読んだ。 元々探偵ミステリーは好きじゃないけれど社会派で気になるテーマあるので見せ方の違いはどんなものか気になり手に取った。 映画では 3人(菅ちゃん、利根、けいさん)が出会った状況が違うのと、被害者の立場、刑事の相棒蓮田のキャラが違う。映画の蓮田はよそ者で震災事情を理解してないどこか遠い出来事としているキャラ。 それはそれで私のような視聴者と重なるのでいい。 昨今は 緊縮財政派や政府は、切り捨て志向へ誘導し、その憎しみの矛先を弱者の老人に向かわせているように思う。
シャルたん

震災で治安が悪くなるのも確か。そんな状態で難民ヤクザや外国人が増えたらどうなるかは明らかだ。

02/24 13:24
4件のコメントを全て見る
0255文字
ピコ
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ネタバレ【Kindle】本当に必要な人に助けの手はのびず、悪者達は制度を悪用し私腹を肥やす。現実に生活保護の受給については問題も起きているし、対策は必要なんだろうけど、全てを正確に平等に解決できる策なんてないような気もする。そもそも不正受給なんて考える人間がいる事が元凶なのは間違いないけど。考えさせられる。
0255文字
15号
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護られなかった者たちへ…このタイトルが表していることが深いなと。何が正義か正解か分からなくなる、考えさせる作品だった。
0255文字
すっぱい
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ネタバレ生活保護受給者の話で、仙台市の福祉保健事務所課長・三雲が拘束状態の餓死死体で発見。人格者として知られ、怨恨が理由とは考えにくい。笘篠刑事は捜査は暗礁に乗り上げる。そのころ、模範囚が出所した利根がその犯人と疑われて追われている時に最後の復讐の相手が海外から日本に帰国する情報を知り空港で待ち伏せして、取り押さえるが、実は犯人は違う人だったって話、ネタバレですが、最後は8年もたてば、子供の大きくなるんですね?って事を思いました。怨念ってすごいですね。消えるより増してくるのですね?
0255文字
たくぴー
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生活保護申請が却下され餓死してしまった老人の復讐、話は単純だが、ミスリードと犯人が良かった。不正受給を防がないといけない役人側は却下の時点では手続きに基づいて仕事をしただけというのも考えさせられます。利根がけいの申請時にもう少しうまく立ち回って欲しかった。
0255文字
ぱと
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悪くなかった
0255文字
jackbdc
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ネタバレミステリー小説としてよく出来ており最後まで楽しめた。物語の構成が澱みなく、魅力的な人物も要所に配置され、心理描写も巧みなので、読み手は安心して心開いて感情むき出しに没入出来る。最後のどんでん返しを予想せず楽しめた。貧困を匂いで表す描写は初。不満な点は社会不正義の描写。本書では末端個人に照準を絞り過ぎな印象。行政機構において、不完全性の謗りは個人ではなくマネジメントやガバナンスにあると認める立場なので気になった。水際作戦云々は置いておいてもホロコーストのアイヒマン検証に繋がる普遍性はあると思うけれど。
0255文字
たまごりあん
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ネタバレお役所仕事、マニュアルどおりの仕事しかしない、そういう人は確かに公務員には向いているんだろうと思う。ましてや窓口業務で心がすり減り、基準も厳しい中ではある意味マニュアルは正義。でもそれだけじゃないよなぁ、人の世の中って…誰かに優しくしてもらったことを誰かに優しくして返す、この連鎖で世の中は良くなる、っていう言葉をまさに目指すべきだし、出来る限り悪を排除し、救うべきは救うのが役所だよなぁ…浸ってしまう
0255文字
ぬるぽ
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気づいたら犯人に共感してしまっている自分がいた。 真相自体は順張りしてくれたため、下手に勘繰る必要もなく、ストレスフリーで読めた。
0255文字
徐庶
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ネタバレ生活保護受給の行政窓口担当者が餓死殺害で発見される。犯人探しから刑事の笘篠と蓮田を中心に生活保護制度の問題が分かる社会派ミステリー。 読者は真犯人は早い段階で分かるが、最後まで飽きさせず見入る内容。読了後も考えさせられる良本。
0255文字
しゅんた
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護られなかった者とは日本国憲法の原則のひとつ基本的人権の尊重のことであり、その最低限の生活を護られなかった者たちのことであった。 偶然ではあるが生活保護を題材とした小説を2作連続で読了。切り口は違うが必要な人にしっかり届くことができているかという問題は同じであえい、社会の在り方そのものに一石を投じる物語であった。 出だしから引きつけられる内容であり、ミスディレクションがひどい。途中まで利根が犯人だと疑いもせず読んでいたが、途中で真犯人に気づく。 大切な人を護れなかった悲しみと悔しさ怒りと戦うせつない物語。
0255文字
ほんメモ(S.U.)
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震災後の東北を舞台とした、生活保護受給をめぐる社会派サスペンスミステリーでした。犯人が誰かというよりも、どうしてその犯罪が起こったか、を考えさせられる私好みの作品です。内容が内容なので面白かったと言ってしまうと不謹慎かなとも思うのですが、とても引き込まれるストーリーでした。相対的貧困が社会問題になっているこの国の現代において、餓死という結果に繋がる絶対的貧困が存在する描写に、衝撃を受けました。福祉が必要な人に届かない行政の在り方に憤りを覚えます。もしかしてAI行政官の方が人間より正しく判断してくれるかも?
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ぶっこぐ
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ネタバレaudibleにて。 宮城県警の話。生活保護がテーマ。 作者は受給者寄りのスタンスだが、自分としては被害者たちが不憫でならない。
0255文字
bjtqm877
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犯人探しより、社会的な背景にのめり込んでしまった。
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やわらか
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とても面白かった…!!最初は組織に属した人なら唸らされる言葉のオンパレードで最後はう、うわぁー!!🫨😭となった…。
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Ayumi
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ネタバレ筆者の作品にハマり、この本にもたどり着いた。殺人事件の犯人を追う話だが、それよりもこの事件が如何にして起きたのかという背景が悲しく、印象的だった。何が正義で何が悪なのか。誰がどう悪いのか。真に保護が必要な人にどうやって生活保護を届ければいいんだろうか。けいさんが飢えて弱っていく描写は特に読んでいて辛い。中山七里さんの本は、ヒポクラテスシリーズ、テミスの剣、カエル男シリーズを読んだ。それらは各事件の犯人逮捕、解決の時にある程度の爽快感があったが、この本は読後に生活保護を取り巻く矛盾、課題が突きつけられる。
0255文字
thewildwind
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予想はできていたが、最後は号泣。
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Sac*
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★★★⭐︎⭐︎。 中盤がやや緩慢なきがするが、全編通してするする読む。生活保護の問題と課題を描きつつ犯罪が進行するが、例によって登場人物いすぎ問題により、誰だかわからなくやる人が続出。犯人も予想通りでヒネリはないが、主題が生活保護なのでそれも仕方がない。制度は正当に扱って欲しい。必要な人にまたちゃんと届きますように。
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ニックネーム
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あんなふうにみんなが傷ついた震災をエンタメの要素に使うなんてと思ったけれど、こうしてひとつの物語のなかの重要な要素として、しかし中心的な素材というよりもその言葉だけで説明なくどういうことかわかるものとして組み込まれていることで、却ってくっきりも本当に「あった」ことだと浮かび上がってくるようなところがある
0255文字
ZOZO
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登場人物同様、すっかり誘導されてしまった笑 最後のメッセージはとても強かった。社会保障でもなんでも、やっぱり声を上げることが大事だ。日本人の特性上、自ら個を蔑ろにし過ぎてると思う。 良い物語だった。
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ササ
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悲しくて辛かった。きっとそうだろうと思いながらも、読み進めた。この悲しみがどうなっていくのか?それを受け止めねばと思った。 本当の悪者はいないはずなのに。
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本
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★★★
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maear
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Kindle Unlimited この人の作品を多く読んでいたからか、犯人の予測は早々についた。ただそことそこがつながるのかぁと、そこには気づかずお見事。
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あおペン
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救いようがない物語だった 護りたい者、護られるべきだった者、そして切り捨てられた者 違いなんてない 地位や名声を命の重さに変えて順位付けをした 私の大切な人は、国にとって切り捨てられる側の人間だった 惨めに生きていることに死にたくなって、哀れな自分に自分さえも護れなくなった者たち 自分らしさを持ち続けるためには、裕福でなければならない 貧乏であれば心の余裕がなくなる 余裕のない人間は犯罪のハードルは下がる 褒められる行為では無い でも誰が責められるだろうか 私たちはいつだって猛獣を隠し持っている
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しょう
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初めてKindleで小説を。当たりでした。Kindle Unlimitedに登録されてて、タイトル見てそういえば映画でやってたよな、くらいの軽い感覚で。ミステリー系はあまり読まないけどおもろしかった。遠島けいが亡くなるまでの描写調味料の減りがすごい、生ごみが出ていない、ティッシュを食べていた、などなかなかにしんどい。福祉事務所側からしたら先が長くない老人に貴重な生活保護を与えたくないだろうというのもわかるけど、それを許してしまうと命の選別につながってしまう。円山がそこに繋がるとは思いもよらなかった。
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ぽき
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ネタバレ最初は善良な被害者たちだったので、なんて残酷な犯人なんだと思い読んでいくと、世間はなんて冷たいんだと感じてしまう作品だった。最初から最後の感情の揺さぶりがすごい。そして警察側の気持ちがわかりすぎる、、、。 どうして殺しに走ってしまうのかわかってしまう。 カンちゃんが誰だったのかわかった時衝撃が走った、、、、
0255文字
しゃんだらりん
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声の大きい者が優遇される。どこでもそうだ。周りに配慮を忘れない人、他人に迷惑をかけないように生きる人は結果的に軽んじられる。私自身、前は後者だったが、これでは生きていけないと悟り、前者になりつつある。つまり、性格が悪くなった。(関係ない) 本当に優しい人が、心のある人が、安心して生きられる社会になるといいな。わたしはけいさんみたいなお婆ちゃんになりたいな。そうして、いろんな人の救えたらいい。社会福祉制度、とても大きな課題だな。当事者から聞いたこともあるけれど。今の社会の仕組みは、正解ではないんだな。
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miwapicco
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映画も一気見 映画も良かった
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あさこ
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ネタバレ映画化のタイミングで気になっていたのですが、ようやく初読。まんまと、騙されました。利根さんの逮捕後の説得でようやく、ああ、カンちゃん…!と。胸が痛い現実。福祉が本当に必要な人へ、護られるべき人へきちんと届くことを切に願います。
0255文字
まんぷく
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kindle unlimited:やるせない。心が暗くなるので、通勤中に読むのは辛かった。境界線を読むか迷う。。
0255文字
ネコカス
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ネタバレ面白すぎて一気読みしてしまった。最近読んだ「悪い夏」も偶然 福祉保険事務所が舞台だったので、話にもすんなり入ることがてわきた。犯人がカンちゃんだとは早い段階で気付いたが、登場していた人とまではわからなかった。胸が痛む内容だったが最後まで楽しませてくれました。現実では起こらないことを願います。
0255文字
澤田智宏
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現実に起きている社会問題が描写されているとしたら、社会保障制度の改革は待ったなしなんだろうな。作品自体はフィクションだけど、そのような問題提起が著者の意図としてはあったのだろうか。
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よ
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この社会で生きることの辛さ、信じたくても疑わなければならない不甲斐なさ、、 これは捜査一課と被疑者と、それぞれを護ろうとする人たちと、それぞれに護られる人たちのお話だけど実は誰にでも当てはまるような内容で。度々出てくる深い言葉に胸を衝かれた。護るのも、護られるのも、 善も、悪も、 線引きが難しいね。
0255文字
鈴純
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ネタバレ生活保護の受給を却下されたひとの悲惨な末路。また、生活保護の不正受給とみなされた人の言い分も切なかった。子供を塾に通わせたいがためにスーパーでパートとして働いたが、子供に貧困から脱却させるために高い教育を受けさせることが贅沢だと職員に断罪されてしまう。一時ベーシックインカムが話題になったが、もう申請制ではなく国民全員に一定額の生活費を保障してしまえばいいのに。そのうち現実でも殺人事件に発展しそうだ。
0255文字
ぽた
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⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
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