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生涯弁護人  事件ファイル1 村木厚子 小澤一郎 鈴木宗男 三浦和義・・・・・・(Kindle版)

感想・レビュー
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templecity
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検察官も人間なので功績を上げたいと思うらしいが、証拠を捏造したり、無理やりの調書を作ったりするらしい。政治的な思惑や官僚として政治家を抑えつけるという考えも働くらしい。三浦のロス疑惑も当時は人権・プライバシーの意識も薄いのでマスコミに最初から犯人と決めつけるような報道で、警察当局もそれに乗っていた。国民的関心も高いので裁判官も無罪にするわけにはいかないという雰囲気も。(続きあり)
templecity

三浦の弁護人を請け負って、弁護士としてはアゲインストの状況。医療事件では高度な医学知識も必要なので訴訟や弁護も難しい。ただ日本の製薬会社も海外での医薬品動向の情報入手や判断が遅い。それ故か最近では新薬開発に非常に慎重。

09/23 22:07
0255文字
もりやまたけよし
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松潤主演の弁護士ドラマを自で行くお話でした。ドラマはコミカルでスカッとする話ですが、現実の弁護の世界はそれはもう大変な世界です。 それでも被告人の話をしっかり聞いて、検察やマスコミの横暴に立ち向かう姿には頭が下がります。
0255文字
ふみりな
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先に下巻を読んだが、上巻も面白い。裁判に勝つには優秀な弁護士は必須だが、優秀な裁判官が適正な判決が下すのかも重要であることを認識。司法試験の合格は知識だけでなく、人格的にも素晴らしい人物と考えがちだが、法曹界での単なるスタートにすぎないことを理解した。
0255文字
wakazukuri
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敏腕弁護士の著者が手掛けた有名な事件の数々。厚労省の村木さんの弁護で明らかになる検察のやり方に憤りを覚える。初めに犯行ありきで、その筋立てに沿って証人などを導く。うまく自白を誘導する。しかし、村木さんはげんとして認めず、信念を貫いたそうだ。芯が強いばかりではなく、心優しい方だったようだ。著者は被告人に会い、人柄を見て真実を話していると感じられなければ弁護を引き受けない。他の事件も私は誤解していた。検察がマスコミに事件をリーク、世間に悪者の筋書きを。無罪になるには裁判官にもよるようだ。人が人をさばく怖さ。
0255文字
_7DEAD_
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リアル「99.9」だった!
0255文字
masayoriA
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ネタバレ検察のやり方は本当に怖いですね。関わりないままで過したいと感じました。また、マスコミの偏重報道は昔もいまも変わらないまま。なんでだろうなぁ。
0255文字
だんな
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★★★★★
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ぴーたん
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audible。マスコミや検察により悪者扱いされてしまった人を救った弁護士による振り返り。弁護士は検察と違ってできることが制限され、不利な状況に置かれている。検察は被告から聞き取ったことをそのまま載せずに検察に有利になるように調書を作る。村木さんの事件ではなんと検察が証拠のフロッピーを改ざんしていた。酷い。日本では証拠の有無に関わらず有罪にさせられてしまう率が海外に比較して高い。自分は大丈夫と思ってるとたまたま事件の近くにいたために冤罪にさせられてしまうかもしれない。
ぴーたん

ロス疑惑の三浦和義さんについては、小学生位だったのにテレビや週刊誌で悪者扱いされていて、それを今でも疑ったことがなかった。マスコミが悪者扱いをしてしまうとそれを払拭するのが難しい。また、犯人を決めつけてしまうことで危ない人間を排除して早く安心したいという国民性があるのかもとも書かれてました。マスコミが描く人間性は信じてはいけないなと感じました。

05/07 17:19
0255文字
sora
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おぼろげな記憶のロス疑惑、それでも悪人の印象しかなかった三浦和義氏が全く別人に思えて衝撃でした。他の事件からも、とにかく地検の力技が怖すぎる。こんな風に司法のもとでも真実が歪められるのだと知ることができ有益な一冊でした。
0255文字
Ny
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誰もが知る事件を多く手がけた弁護士による振り返り。事件背景、検察側や関係者についても詳細に語られ被疑者を支えつつ冷静に勝てる戦略策定が伝わる。特に村木厚子さんの人間力描写が秀逸。取調室は検事の世界だから勝つのは難しいが負けないようにという助言。検事側のストーリーに決して動かされなかった村木さんが一度だけ取調中に涙した話。「あの村木さんがそんなことをやるわけない」というシンプルな確信が支援の輪となり検察側を揺り動かしたこと。そのような村木さんだったからこそ弘中弁護士も真摯に国家権力にむかえたのかとも思った。
0255文字
sec - akko
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村木厚子さんと三浦和義さんの内容がとても印象深かったです。
0255文字
もっちゃん
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面白かった 法学部生の必読書にしてもらいたい
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kodanuki
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官僚の村木厚子と政治家の小澤一郎、鈴木宗男の部分は興味深い。弁護人なので第三者ではないが、大型案件でよく登場する地検特捜部というのはとても怖い組織であるということがよくわかった。話のネタとしてはむしろ第2巻の方が面白かった。
0255文字
西村修一
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安部英、小沢一郎、三浦和義、カルロス・ゴーン…。弘中弁護士は「悪人」と評されてきた人たちも弁護してきた。なぜか。日本の刑事裁判の有罪率は99.9%。刑事被告人は圧倒的に弱い存在。自白を強要され、否認をすると拘置は延長される。検察官は供述調書を作文し適合しない証拠は隠蔽する。裁判官は検察のストーリーを受け入れることに抵抗がない。マスコミは検察からリークされた情報を検証することなく報道。「悪人」のレッテルが貼られていく。弁護人は被告のために存在する。弁護人のあるべき姿を追求する弘中弁護士はぶれていない。
0255文字
hiroshi
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半分程度まで。あとは流し読み。検察の限界(?)というか、機構としての内部矛盾が最も露呈したと思う「村木厚子」編が読めたので良かった。小沢一郎も鈴木宗男も嫌いじゃ無い。決して「被告」となったからと言って色眼鏡で見てはいけないとも思う。それにしても、これだけの(他にもカルロス・ゴーンとか)を手がけてきているって、やはりそういう処に依頼は集中するのですね。
0255文字
研修屋:城築学(きづきまなぶ)
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W図書館から。泣く泣く途中で返却 大部なので
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伊達者
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著名弁護士が事件を中心に弁護人生活を振り返った本。村木厚子氏以外の事件は,新聞読者レベルの私にとっては,単純に皆悪人だ位の記憶になっていた。事件の結末を知ると大衆は忘れているのにそれぞれが大変な思いをしていることも分った。検察も警察も裁判所も酷い部分があることが分る。犯罪報道に接する時,待てよ,これは検察・警察の情報操作ではないかと疑問を持つことも大切。手柄を立てるため,組織や権力者を守るための司法であってほしくない。東大紛争時代の裁判所のおおらかな雰囲気が短い期間で大きく変わっているという指摘も重い。
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生涯弁護人  事件ファイル1 村木厚子 小澤一郎 鈴木宗男 三浦和義・・・・・・評価100感想・レビュー17