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弔い月の下にて 心理探偵・夷戸シリーズ(Kindle版)

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らきむぼん
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倉野作品ファンにとっては待望の一作。登場人物こそ前作にお馴染みの三人だが、シリーズの要素を知らずとも単体で読むことができる。本作には本格のガジェットが溢れている。しかし著者は「本作は変格探偵小説なのか? はたまた異形の本格なのか? 読者諸賢の御判断に委ねたいと思う。」と語る。これはまさにその視点で読んでいくのが楽しい作品だ。登場人物たちの抱える愛憎や病理と謎が次第に歪な形の「解釈」へと了解されていく様は倉野ミステリの醍醐味だ。著者の小説や、変格ミステリの入門としては相応しい作品だろう。
0255文字
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弔い月の下にて 心理探偵・夷戸シリーズ評価50感想・レビュー1