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韓国エンタメはなぜ世界で成功したのか (文春新書 1347)

感想・レビュー
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もけうに
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前半は韓国エンタメ史を概観し、エンタメ界における戦略がよくわかり面白い。中盤以降は、韓国の政治史と文化の流れが理解できる。韓国エンタメと政治の動きは切り離せない。1980年代以降、韓国は目まぐるしいスピードで変わっている。濃い内容だが読み易く、あっと言う間に読み終わった。
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kan
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やはりIMF危機が大きな契機となったのか。危機感や飢えは人を外に向かわせる好例だと思った。エンタテインメント業界でも、日本はもはやライバルではないと感じているのは産業界と通じるものがあり面白い。ただ、韓国はアイドルに洗練された美や完璧なパフォーマンスを求めるのに対し、日本は(幼稚とか学芸会と謗られても)不完全で未熟なアイドルを共に育て、癒しや共感を求めるため、優劣を判断するのはそぐわない。韓国の本気を知れて面白かったが、ほとんどが個別のニュースのため、体系立てて整理する助けにはならなかったのが残念。
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安藤 未空
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この本のなかで提示されていたタイトルに対する「答え」としては深みのないものだった。もう少し、産業としてどう戦略を立てたのか、政府の支援がどう役に立ったのかといった内容がほしかった。もう一言注文を付けるとしたら、韓国の格差社会や経済状況など、広く韓国社会の文脈も踏まえた内容がほしかった。私としては物足りない内容の本だった。 ただ、著者が文春の記者出身ということもあってか、韓国エンタメ界での問題は非常に詳しく書かれていたと思う。まるで、日本の芸能スキャンダルに関する文春の記事を読んでいるようだった。
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うしろや
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円空風土記が登録されてないから感想書けない。古い本やからしゃあないか。 えと、アイコンがでお察し。KーPOPはグループが世界に出てるのでソロは注目されてないかのようだけど出ますから、IU。横浜も大阪もチケット取れずだ、くそ。 世界征服は無理だろうけど、韓国のエンタメは確かに爆発的に売れてる。ネット社会の成功者のようです。映画ドラマにははまってるけど音楽は苦手。みんな同じに見える聞こえる。でも衰退することなく世界的に定着するでしょうね。韓国は国策だからとかいうネトウヨ、足見たら引っ張るのやめい。脚フェチか。
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チャーリブ
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題名のように、K-POPや韓ドラに代表される韓国エンタメがなぜ世界で成功したかが本書の主テーマですが、それ以外に韓国社会のミソジニーの問題、韓国における日本エンタメや日本文学などにも触れられています。「韓流」成功の大きな要因は、韓国の「デジタル大国」化や文化事業の「国策」化であり、その震源は1997年のIMFショックによる危機意識にあるというのが本書の分析です。文学では、村上春樹さんと並んで東野圭吾さんが人気だとか。たしかに登場人物たちの「人情味」が魅力のひとつかもしれませんね。
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ほぺ
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課題図書にしたほうがいい
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設定温度
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韓国のエンタメが世界トップレベルの理由が分かる一冊。どのようにして売り出すかという道筋がしっかり見えている韓国のエンタメは、完全な形を目指す。日本のエンタメが不完全な形をアピールポイントとしている点とは対照的である。日本は韓国の独自性を真似するのではなく、オリジナリティを追求する必要がある。
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ユズ
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韓国映画、韓国ドラマに続き今年とうとうk-POPにハマり、業界について知りたくなったので選んでみました。 結果、私の知りたい事が全部書いてあって、夢中になって読みました。とても面白かったです。 軍事政権だった時代からIMF危機、エンタメへの公の補助金制度やデジタル化などの経済、アイドルの自死やドラッグ、ファンの人達による活動などの人権問題まで、ここ20年の韓国がどれだけ駆け足でここまで登り詰めたのかが良く分かります。そして日本のここ20年との差が歴然と見えて、日本はどうしたらいいのかなと考えさせられます。
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たけこけた
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タイトルのなぜ成功したかについてほとんど言及されることがないのが不満。
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L.C
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韓国のエンタメ産業の成長の裏で何が起きてきたのかを描いた書籍です。 本書タイトルにある世界での飛躍という文脈での新たな挑戦の歴史も描かれている一方、世間で話題になった事件や政治的な動向についても描かれていて、両者の関連性を知ることができるように思えました。
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jinya tate
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日本の背中を追いかける韓国というイメージを持つ日本人が多いかもしれないが、日本人が考える以上のスピードで変化している。エンタメ界のその変化を知る上で、本書はとても参考になった。
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Ucchy
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2010年代から世界的にヒットしているK-pop、韓流ドラマの躍進の理由はデジタル化に適応して急速な変化を遂げてきたこと。また常に国際展開を意識したコンテンツ制作をしている。これに比べて日本は国内に閉じており、国際展開も上手くない。エンタメを切り口とした韓国社会(非正規雇用、ミソジニーなど)の叙述はとても興味深い。また、文化を国際展開する方策と言う点でも学ぶことは色々あると思う。日本のコンテンツには「癒やし」がある。アニメ、マンガ、小説などは人気があるが韓流のような世界的な潮流には至っていない。
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ののまる
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韓国エンタメに詳しくないのに読みましたw 中国や韓国のエンタメの急成長がすごい。いつまでも日本のことを憧れて追いかけているなどという一昔前の手前勝手な幻想を持ち続けていると、少子化のいま、国内需要でどれだけ生き残っていけるのだろうかと心配になってきます。
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遊々亭おさる
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韓国生まれの映画や音楽が次々と日本に輸入され人気を博し、その人気は日本に留まらず世界を相手に通用するエンタメ一大王国となった韓流エンタメ。それは経済危機のピンチをチャンスに変え、デジタル化の波をいち早く捉え適応して世界を見据えてきた戦略の勝利。ことエンタメに関して韓国は日本の背中を追いかける存在ではない。光があれば闇がある。急激な時代の変化に対応出来ずに露になった韓国芸能界の闇は、韓国と同じく儒教の影響を受けてきた日本にとっての他山の石となるか。女性憎悪もネットの闇も性犯罪も日本でも起きていることだしね。
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vinvin
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ネタバレ世界の舞台でその名を高める韓国エンタメ産業の歴史:アイドルグループの席巻、テレビドラマの流行、国際映画賞の連続受賞。時代の変化の中で戦略をどう変えてきたか。3大事務所(SM社、YG社、JYP社)をHYBE社が凌駕:BTSが2020年にDynamiteで米国ビルボード1位。軍事政権→釜山港へ帰れ等の伝統的大衆歌謡曲トロット・バラード中心→表現の自由:1992年「スクープ!テレビ芸能」からソ・テジ・ワ・アイドゥル→事前審査制度・検閲制度廃止・2002年サッカーワールドカップ日韓共催→三大事務所
vinvin

2001年BoA、2005年東方神起、2010年少女時代、KARA。SNSはマーケッティングツール、韓国ドラマ・冬のソナタ。金のスプーン・土のスプーン。インキュベーションシステム:スカウト・オーディション・合宿生活・ダンス・ボイストレーニング・語学レッスン・演技指導・マナー教育・メンバーを絞りデビュー。TWICE、2020年NiziU・多国籍組織。後半は暗い話題:アンタッチャブル・性接待スキャンダル・元東方神起メンバの麻薬使用・視聴率投票不正・携帯ハッキング・元KARAメンバの自死・悪質リプライと女性嫌悪

04/10 01:18
vinvin

・ブラックリスト・秋元康は安部元首相と近く右翼扱い・恐中症・BTS兵役法。韓国における日本エンタメの凋落、アニメ(ジブリ)・日本映画(是枝裕和)・小説(村上春樹・東野圭吾)・癒しは健在。

04/10 01:18
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佐々木 一博
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以前読んだ岩波新書のK-POP本と比べると、音楽的歴史や特徴については記述が少なく、むしろ業界動向がかなり事細かに書かれている。中間部は業界や政治の闇の部分の話があり、全体として韓国ルポとみれば、かなりいいと思う。それにしても韓国人は良くも悪くも熱い。
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いなちゅか
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最近の韓国ブームの理由を知りたかった。最初から海外進出を狙う姿勢が功を奏している。一方で闇の部分の著述がイマイチ物足りない
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