読書メーター KADOKAWA Group

言の葉は、残りて (集英社文庫)

感想・レビュー
64

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
サンタ
新着
0255文字
ブルちゃん
新着
ネタバレあーー良い本読んでるな、、って、本を閉じるたび何回も思った。実朝さまの「みだい」「うん」という、優しい声が頭に浮かぶ。最期の時に残す、言の葉にも、、悲しいのに幸せもチラついて、うっっとなる。政子から、信子さまへの「そういう、御台所が、あの子には似合います」という言葉にも涙が込み上げそうになった。「花散る前に」も良かったし、女性作家さんならではの、柔らかく、優しさを纏った文章と、心がギュッとなる場面の作り方で、とても感動的に歴史が学べる。推したい作家さんになりそう。鎌倉殿を途中まで見ていた事も→
ゆき

ブルちゃん共読ー🙌良かったよね😊綺麗な物語だと思ったよ✨っていうか、鎌倉殿ドロップアウトしたの😳?じゃんじゃか死んじゃうのを知ってても、やっぱ途中げんなりしたんだよね。でも終わってみればしばらくロス引きずってた🤣

03/21 12:42
ブルちゃん

ゆきポンおは😌✨久々共読やったー😚!うん✨良かったあー!ほんとだね、女性作家さんならではの、綺麗で優しくて、ぎゅっとなる歴史小説で読めてよかった🥹そなのよ笑 てか毎年ドロップアウトしてるの🤣飽き性なのよなあ🤣唯一最後まで見たのは「光る君へ」!恋愛要素があったのが合ってたみたい😍!ああー、そうか、詳しいと、この人もすぐ死んじゃうんだって目で見ちゃうから悲しいね😭ゆきポン、鎌倉とか平安時代とか詳しいイメージあるもん😍!そして鎌倉ロスになったんだねえー?🤣げんなりしつつもしっかりルーティンになってたんだね🤣♥️

03/22 07:43
5件のコメントを全て見る
0255文字
水色さくら
新着
ネタバレ〇/エッセイ『わたしの名店』で知った作家さん。そのエッセイにも源実朝のことが書かれていて、「鎌倉殿の13人」の記憶があるからまだ楽しめるかもしれない!と思って。案の定、脳内ではドラマのキャストに置き換えながら読むことができました。宮澤エマ悪いな……。『金槐和歌集』を読みたくなった。解説もよかった。
0255文字
ぺんぎん
新着
武芸が苦手で和歌ばかり詠んでいるひ弱な将軍と誤解されがちな源実朝だけど、北条政子にはっきり意見したり、口を滑らせて人の悪口を言った者を厳しく責めたり、ちゃんと意志をもった人物であることがわかった。実朝と信子はお互い人柄が良く仲睦まじいけれど、この時代の環境やお互いの身分が悲劇の元になったのが悔やまれる。あと、阿波局のような思ったことを何でも口にする人間は本当にたち悪いと思った。例えそれが事実であっても。言の葉は世を治めることも、人を傷つけることもできるのだ。
0255文字
yabuhibi89
新着
図書館蔵書。主人公は、鎌倉幕府第3代将軍・源実朝の妻・信子。恋愛小説。
0255文字
雪乃
新着
【図書館本】源実朝夫妻を描いた作品。面白かった。
0255文字
ハシモ
新着
最近この時代の小説をいくつか読んでいますが、実朝と信子を主人公にしているからか他の小説とは雰囲気がだいぶ違いました。儚さあり、切なさもあり。ずっと仲睦まじく暮らしてほしかった
0255文字
ゆき
新着
鎌倉幕府3代将軍・実朝とその正室・信子の儚い夫婦愛。信子と紡ぎ合う言の葉がなんとも言えず美しい。むしろ綺麗すぎるくらい。だからこそ、実朝の、源氏の血筋であることを受け止めながらも、足掻いてもがき苦しむ姿や、なんとか言の葉で世を治めようとする思いが余計に切ない。本当に源氏も北条も血なまぐさい権力争いの繰り返しで嫌になる。そんな中、泰時は良かったな。『鎌倉殿の13人』のキャストで脳内変換してたけど、みんなイメージに近くてとてもしっくりきて、いきいきした姿を思い浮かべることができました。★3.5
hon

綺麗すぎるって俺も思った。こんなに血腥い時代なのにね。でも雫さんこれが持ち味っぽいよ。慣れるとこれはこれでありって思えるかも。

06/25 00:29
ゆき

honさん 綺麗でしたね。綺麗すぎてさらーっとしてたような気がします。これが持ち味なんですね。読みたい本登録してる作品いくつかあるけど、肝に銘じて読んでみますw

06/25 06:25
0255文字
melco
新着
鎌倉殿見てない勢だし、歴史にも疎い。正直途中で脱落だなと思ったが、勧められたので一応手に取る… 結果、驚くほどのめり込んだ。 私でも人物相関を把握できる程度の登場人物に抑えられており、それぞれが目に浮かぶほどのきめ細やかな描写。教科書で見た歴史上の有名人たちが命を吹き込まれ、活き活きと語り、躍動する。 また、恋愛小説としてもかなり読み応えがある。主要な二人はもちろん、泰時と水瀬の関係がとても良い!
0255文字
bluelotus
新着
ネタバレ★★★★★ 『わたしの名店』での佐藤さんの実朝愛が気になって読んでみたが、『鎌倉殿の13人』のキャストに自動変換されたものの登場人物一人一人の葛藤が丁寧に描かれているため愛おしさ、やるせなさが半端なかった。(ちなみにこちらは『鎌倉殿の13人』より前の作品!)
Tomo

鎌倉殿の影響は大きいよね!らんまんでも月9でも宮澤エマさんを見ると、「あ、実衣がいる」って思っちゃう😆

04/19 00:24
bluelotus

宮澤さんの阿波局のままでこの作品もしっくり読めちゃいました😂かなり強烈なキャラなんですけど、そうなった背景(心情)もちゃんと描かれているのでなかなか良かったです😊

04/19 07:29
0255文字
みちちゃん
新着
北条の繁栄のために手段を選ばない血なまぐさいイメージが鎌倉幕府にはある。北条義時や政子は、北条の繁栄が正義でそのための殺人なら致し方ないという考え方だったのかな。実朝と信子は、その動かしがたい野心に翻弄されながらも、運命を真摯に受けとめ真の生き方を貫き通したのだと思う。武力や権力は人の命をも殺めてしまう。しかし題名の通り、実朝の紡いだ言の葉は和歌集となり信子のもとに舞い戻り世に残った。力に屈服しない実朝の生き方を顕著に表しているような気がする。
0255文字
ちえぞう
新着
鎌倉殿の13人のおかげで、登場人物がいきいきとして読み進めることが出来ました。言の葉を紡いで、世をおさめようと努力したのに、強靭に倒れてしまった三代将軍と御台所信子の生涯。北条が守ろうとしたものはいったいなんだったのだろう。
0255文字
しゅえ
新着
どうしても大河ドラマのキャストが思い浮かぶ笑。大河のキャライメージと登場人物の造形がわりと近かったので、さくさく読めた。信子ちゃん可愛いなぁ。水瀬もいいなぁ。北条はまじ北条。ラストは涙なしには読めませんでした。
0255文字
いとをかし
新着
源実朝。北条に絡め取られた人生だったのではと思う。
0255文字
真作
新着
人の夢と書いて儚い、だな。残った言の葉が「金槐和歌集」であり「御成敗式目」ということか。
0255文字
あきのぶ
新着
鎌倉三代、源実朝
0255文字
ミカ
新着
とても良い恋愛小説だった
0255文字
Y.yamabuki
新着
鎌倉幕府三代将軍 実朝と御台所信子の仲睦まじい様子を中心に歴史が語られる。二人の姿が微笑ましい。実朝は、信子との語らいの中で“言の葉で治める世”を目指す。武断政治から文治政治へ、政権も固まってくる三代目に相応しい転換だと思われるが、取り巻く御家人達は強い。もっと長生きすれば、御成敗式目制定の三代執権泰時とは上手くやれたのではないかな?和歌の才は有るもののただの公家文化好きと思っていた実朝。けれど違った人物像が浮かび上がる。若くして亡くなったが、実際に信子とこんな素敵な夫婦であったら嬉しい。
0255文字
みる
新着
以前から気になっていた作品でようやく読めました。 時に優しく、時に凶器になる言葉の持つ2面性に心が浮き沈みした作品でした。言の葉で治めたいと願った実朝の紡ぐ言葉、特に信子に向けた言葉は穏やかで温かくて素敵な語感、感覚を持っているなと思いました。ここに登場した全ての人が血や立場に囚われず穏やかに望むように生きられたらと願わずにはいられないです。
0255文字
kiriya shinichiro
新着
面白かった。けど、どうしても鎌倉殿の13人のキャストの顔が浮かんでしまう。これは夫婦仲がいいんだから、子どもに恵まれていたら何か違ったのかな……
0255文字
チェス
新着
あまり馴染みのない人物が主人公だったから、どうかと思ったけど、読み易くて分かりやすく面白かった。勉強にもなったわ。
0255文字
路地裏のオヤジ
新着
言の葉で国を治めようとした実朝は決して和歌ばかり詠んでたヘタレな将軍ではなかった!「金塊和歌集」の金が鎌倉の偏から、塊は大臣の意味の槐を意味とは知らなかった。意外と知らないことも多く面白かった。
0255文字
あくぱ
新着
鎌倉殿の実朝視点版という感じで楽しめた
0255文字
みー
新着
ネタバレ源実朝と御台所の坊門信子を取り巻くラブストーリー。実朝はひ弱なイメージがあったが、大人しくも芯が強い男性だと思った。ピュアな夫婦の姿を通して、母の北条政子や叔父の北条義時は、何も陰謀めいたことのない無垢な時代に戻りたいのだと感じた。北条泰時は北条家の男性だと指摘されて失恋をしてしまうけれど、失恋の心の痛みや権謀術策を嫌がる気持ちがどこかにあるから、善政ができたのかもしれない。
0255文字
槙
新着
「鎌倉殿の13人」のキャストをどうしても思い描いてしまうし、作中の人物像も違和感なくすんなり入ってくる。小学生の頃、源頼朝が嫌いだった。幼心に弟の源義経を利用するだけ利用して切り捨てたくそ人間としか思っていなかった。今はその周りの御家人や人間模様、出来事を知り、そういう時代だったのだと理解できる。現代の倫理観が通じない武家社会原始の時代に翻弄されながらも言葉の力に希望をもった実朝と信子はとても優しかった。ラストは悲劇になることが分かっているなかで言葉の力を信じる話だからこそ余計に儚く感じたのかもしれない。
0255文字
みやしん
新着
陰謀はあくまで匂わせ程度に抑えた鎌倉ラブストーリー。火のないところに煙は立たないが、火事場の中心にはこの時代大抵頼朝と義時が。政子もいかにして尼将軍となったかを伺わせる。
0255文字
ちゃびび
新着
実朝の夢見た言の葉で治める世は実現しなかった。だけど、都から嫁いできた御台所とのお互いを想い合う深い愛情と、紡いだ美しい言の葉は今の世まで残ってる。
0255文字
nekoneko
新着
大河ドラマの関連で読んでみた。これがデビュー作だそうです。とても好きです。実朝の夢が実現していたらどんな世の中になっていたのか。実朝と御台所の場面は美しい情景が目に浮かびました。登場人物それぞれがどんどん関係性を変えないとと生きられなかった時代。胸に沁みました。
0255文字
おこめ
新着
阿波局性格悪くないか…?
0255文字
多津子
新着
表紙が単行本と対になっているかのようで素敵。この実朝が印象深かったので、大河ドラマはちょっと違うなぁと思ってしまった。もっと実朝の治世についても言及して欲しかった。政治に興味がなく、和歌に傾倒し、夢見がちな三代目という認識を覆してくれた作品。彼の言葉は、現代までも残っている。単行本の感想はこちら→https://bookmeter.com/reviews/105238738
0255文字
こち
新着
秋きぬと目にはさやかに目えねども風の音にぞ驚かれぬる
0255文字
ako
新着
ネタバレ歴史にたらればは無い。しかし、頼朝があんなに早く亡くならなければ、三代実朝が夢見た文治政治も実現していたかもしれない。近年その政治力を再認識され始めた言の葉の力を信ずる将軍実朝と都より嫁いできた坊門家の姫君信子。まだあちこちに火種のくすぶる鎌倉ではあまりにも清らか過ぎるふたりだった。1頁1頁悲劇へと進む悲しい物語ではあるが、彼らの紡いできた言の葉が金槐和歌集というまさに輝くような玉となって後世までも読み継がれていくことになるとは。やまとうた、言の葉の美しい響き、大切にしていきたい。
misalyn

ほぉ〜 大河を見終えた後だけに(ドラマ上ではありますが)情景が思い浮かびます 今なら読めそうです😅

12/21 17:21
ako

まだ大河の余韻にどっぷりひたっております😆

12/21 21:39
0255文字
KT1123
新着
日本史上ではあまり有名ではない三代鎌倉将軍にして源頼朝の次男実朝と、その御台所信子を中心とした物語。実朝は、信子の影響もあり、鎌倉時代初期の武家にも関わらず、和歌を好み、武芸よりも「言の葉」をもって、世の中を治めようとしながら、宋へ行きたいと望んで創った船は浮かばずに壊れた上、右大臣昇進の御礼言上に上がった鶴岡八幡宮の階段上で、甥の公暁に殺される。実朝と信子の、お互いを想い合う姿が、きゅんきゅんする純さでした。
0255文字
オデッサ
新着
源実朝と御台所信子のお話。大河で鶴岡八幡宮が終わったタイミングで読み始めてしまい、つい大河と比べてしまう。 途中で視点がころころ変わったり、唐突に過去の回想が始まり混乱するが、それを差し引いても良作だった。作者の瑞々しい感性が実朝と信子の無垢でまっすぐなキャラ造形にうまく反映されてるのではないかと感じました。 実朝の目指す政治の形は、大河よりも明確に感じられ、あんなことがなければきっと名君だっただろうにと、改めて悲しくなりました。
0255文字
凜
新着
以前から気になっていたのだが、結局『鎌倉殿』に引きずられるこのタイミングで手にとってしまった。 実朝と信子、二人のお互いを思い合う深い愛情が、かえって切なさを際だたせる。 歴史は変えられないのだけど、いつまでも仲良く二人で生きていさせてあげたかったなぁ。 どの登場人物も丁寧に書かれていて、それぞれの個性が面白く読めた。
0255文字
kaede
新着
ネタバレ大河ドラマにはまっていて、毎週日曜だけでは鎌倉成分が足りない……!!となってしまい、読み始めた。信子との恋愛メインに物語が進んでいくが、しっかりと政治もしている実朝さん。結末は悲しいものだが、彼の信念が素晴らしい。言葉を重視しているのが少なくとも戦争がない平和な時代に生まれたことを象徴するようで。 登場人物達がみな、どのようにしてこの行動をとるのか明確でバックグラウンドがあるのでわかりやすかった。それとハードカバー版のイラストは信子で文庫版が実朝ってどっちも揃えたくなってしまうやつではないですか…!!
0255文字
ななくさ
新着
鶴岡八幡宮の手前のカフェでこのタイミングに読み終える、感慨もひとしお😢 美しく儚く切ない。これがデビュー作ってすごいな、作者はほんとに実朝のことが好きなんだな。 素敵な作品に出会えていい時間を過ごせた。
0255文字
与太
新着
大河ドラマにはまって読んだ。実朝と信子の若く繊細な夫婦の愛情になごみつつ、北条四姉弟の曲者っぷりが良かった。阿波局が特にリアルに居そうなこわさ
0255文字
ミルクココア
新着
歴史小説というと堅苦しくて肩がこるイメージがありましたが、「さざなみの彼方」で佐藤雫さんの繊細で切ない文章にハマりました。続けて雫さんの作品、2冊目。信子と実朝のやり取りが優しくて可愛くて切ない。雫さんのキラキラとした透明感のある表現が好きです。多少の脚色や創作もあるのでしょうが、史実は曲げられないところが歴史小説を読んでいて一番切ないというかやるせないところ。結末は読みたいような読みたくないような。。。でも、読みました。( ;∀;)
0255文字
kasagumo
新着
大河のTLで読んだ人が言及していたので(という経緯、タイミングもあって登場人物のビジュアルイメージはやはり大河キャストで想像しがち)。実朝・信子夫妻の出会いから別れ、残ったものについて描かれた恋愛小説。武家社会という権謀術数蠢く惨憺たる舞台ではあるけれども、あくまで二人の繊細なやりとりが軸であって、どことなく少女漫画のような雰囲気も感じた。公暁の内面がやや小物らしい敵役だった分、友人たる和田朝盛の描き方は好ましく感じた。
0255文字
全64件中 1-40 件を表示
言の葉は、残りて (集英社文庫)評価87感想・レビュー64