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繭の季節が始まる

感想・レビュー
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MASAKO
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新型ウィルスが蔓延しそうになると、家からすら出ることのできない「繭」に入る近未来の日本。暗い話題になりがちなテーマだが、猫型ロボットを登場させることで軽快な一冊になっている。謎解きは極々軽め。とにかく咲良が可愛い。私も欲しい。
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やぶやぶ
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★3 咲良、欲しいな。
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あっ!chan
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令和のコロナ禍をベースに、未来の新たなパンデミック対策のあるかもしれない姿、街のロックダウンの為に出来た「繭」というシェルタシステムと、人手不足やAIシステムが抱える社会的課題を絡めて、派出所の警察官と猫型ロボット(ドラえもんではないけど)のコンビを通して語った未来物語。話題性に乗っかって福田色を出そうとしたのがちょっと…う~んありそうな無さそうな…ちょっとモヤモヤした感じで読了。
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mapizo
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ネタバレウィルスが蔓延している日本では強制的に対人接触を断つために繭と呼ばれる巣ごもり対策が行われるようになった。原則、外出厳禁で時間指定のペットの散歩だけが許されている。そんな環境下の中でも犯罪は起こってしまう。警察官の水瀬アキオと相棒の猫型ロボット「咲良」とともに身近な事件を解決していく。まだ、コロナウィルスの不安が拭いきれない頃の話なのでこれからもまた新種のウィルスの発生により実際に繭の様な強制巣ごもり対策が発令されてしまうのを完全に否定できることは出来ない。これからも様々な災いが起こっても不思議ではない。
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ユザキ部長
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主人公と相棒(犬だったり猫だったり)が同時に物語を作ると広がりが大きく感じる。かなり古くベタだけど「魔女の宅急便」的な(うまい例えが見つからない)。知念実希人さんの「優しい死神の飼い方」とかかなぁ。近未来、こんな世界なのかしらねぇ。
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高麗(こま)
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あの頃を思い出して少し苦しくなって、こんな未来は来ないで欲しいと思う。
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千穂
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新型コロナの先にはこんな世界が存在するのかも知れない。新型ウィルスが発生すると都市のロックダウンシステムが発動し、人々は巣篭もりを強要される。繭の季節、街を巡回するのは交番勤務の当番警察官とAI搭載のネコ型ロボット。ロボットは巡査に対応して性格も変わると言う辺りが人間っぽくて良い。
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狩野川浩介
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設定に無理があって、結局最後まで入り込めなかった。AIとか自動運転とか近未来SFっぽいけど、何か違う。自分が技術屋だからだろうな。
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グリーンクローバー☘
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途中でギブ。近未来のウイルス感染脅威社会?!が舞台。近未来で人工知能の猫型マシンとか居るのにやってることがアナログ過ぎて読んでいて楽しく無さ過ぎてページが進まない…。頑張ったけどやめた!
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JUN
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みんな家が好きなくせに強制されると嫌なんて自分勝手です。 ネコカワイイ
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Totchang
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懐かしい匂いがした。小松左京「復活の日」を思い出したのだ。60年の歳月を経て、戒厳令ではなくロックアウトだし、人工知能が活躍する世界をも描いている。人工知能の二律背反を描くあたりは面白かった。流石に企業のSE経験者の描き方だが、実際にそんな優秀なAIはまだしばらくは生まれないと私は思う。とても楽しく読んだので、またこの作家の別の作品を読んでみたい。
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toshi
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近未来の日本ではパンデミックが発生するとロックダウンが行われるが、それを「繭の季節」と呼ぶ。 (多分)2066年にrhivid-66と命名された新型ウィルスによるパンデミックによる繭の季節の時を描いたコージーミステリの連作短編集。 福田和代としては残念ながら、ちょっと期待外れだったかな。。
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あいべきん
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ほんとについ最近でした、ナントカ言う病気を媒介するナントカ言う蚊が地球温暖化のせいで生息地域が広がってどうとかこうとか…というのを聞いたのは←知識が雑w 今のところですけど、人類VS菌の戦いも人類の圧勝はないだろうけど完敗してるわけじゃないから、私も今ここにこうしていられるわけですが。それにも少なくない犠牲を払っていると思えば、人間は絶対に負けない!とか簡単に言うのもなぁ…とも思うし。なーんか、いいこと言おうとして取っ散らかっちゃったパターンっぽいですw
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chuji
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久喜市立中央図書館の本。2022年2月初版。書き下ろし。福田さんの著作はheavyな著作を期待していたのですか、ラノベ満々!
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のん
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猫型ロボットと主人公の関係が良かった。現代だからこその物語。繭に入るという表現が優しいね。
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kimipen
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!!!
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カラヤ3
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コロナ禍における過ごし方から構想を得て、その時の街の情景を交番巡査の目を通して描いている。この作家のIT関連の知識の深さが物語に深みを与えていると感じた。
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ユキヲ。
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ネタバレタイトルだけでほのぼのした物語を想像したら、コロナ後のウィルス対策としての政策がコンピュータシステムの発展とともに進んだ世界のお話しだった。交番勤務のアキオと相棒のAI猫型ロボットの咲良が巣籠期間「繭」の間に起こる事件を解決していく。コンピュータはとてつもなく発展しているのに、人間の心とはどうしてこうも変わらないまま、誰かとの繋がりを求めて、触れ合いを求めて、心を求めるのか。それにしても、繭の期間でも犬の散歩は許可される、って少しだけ和むなぁ。AIなのに感情豊かに見える咲良、読み手の気持ちの投影かなぁ。
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HAO
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こういう内容だったとは…
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まみ
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繭という表現と設定がおもしろそうだなと思って読んだけれど期待していたのとは少し違った。んー、なんだかいろいろもやっとしてしまった。
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たまご
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パンデミックに対し,リモートワークで人との接触を断つロックダウンシステム=繭を作り上げた近未来.繭に入る時期や長さなどはAIで予想.人との接触がないはずの繭の期間に起こるさまざまな事件を警察官と,繭の期間バディを組むスナネコ型ロボットがときあかします.ロボットのキャラは利用者に合わせたChat GPTな感じ.外見が一緒なだけに,他の警察官に合わせてキャラ変されてるときに感じるモヤモヤ感,わかる….ミステリを超えた問題提起も多かったかな.AIをどう使うか,どんな世界にしたいかを決めるのは結局人間次第.
たまご

良いニュースは人間のアナウンサーが伝えて,人間に不都合なニュースはAIのアナウンサーが伝えるの,とても日本人ぽいなと思いました.

03/22 23:29
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タコ星人
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ネタバレ巣ごもりとか外敵から身を守るという意味合いで名付けられたであろう《繭》。個人的には繭からサナギを連想し、あの「幼虫が一旦ドロドロになって全く別のカタチに変身する」というなんだかよくわからない仕組みを思う。《繭》の中・外問わず、精神的に不安定になる人は一定数いたし、この《繭》を何度も体験したら、社会が共有する価値観や人生観は着実に変わるだろうなぁ。それが良いか悪いかはわからないけど。ところで、カタカナや個性的な名前を持つ登場人物が何人かおり、今から数十年後という設定に妙に納得してしまった。
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Madoka.@書店員復帰を目指し中!
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ネタバレ読みたいと思っていた作品なので、あらすじとか読まずに読んでみたこともあって、思っていたのと言うか、想像していたのと違う状態。パンデミックということをテーマにしているのだが、そういった部分は現代の世界状況に似ていることもあって、親しみやすいテーマではあった。だがしかし、思っていたのと違うので、これじゃない感もあったりした。福田和代は気になっている作家なので、他作品も読んでみたいなと思っている。
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がしがし
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久しぶり作者、こんな本を書く人だっけ? 状況はさておき、ほのぼのとして良かった。
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もけ
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コロナ禍による分断でささくれだった心を、やわらかに受け止めてくれる、まさに繭の如き一冊。これめちゃくちゃいい本なんじゃないかなあ。コロナ禍をモチーフにしながらも、今の世の中の苦悩をじかに描くのではなく、近未来を舞台に据えたところがとてもよい。SFガジェットが適度なフィクション性を確保してくれるので、コロナ文学が苦手なわたしでも抵抗なく楽しめるし、立場によって様々な意見があることも穏やかに受け止められる。諦観の中に希望を見るEDも○。何よりネコ型ロボと主人公のやりとりがゆるっといい感じなので、おすすめ。
もけ

ラストの繭明けハッピームードをどう捉えるかは、読み手によって意見が分かれそう。 //メンテ担当・岡野の、「私たちは未来を予測しますが、予測された結果を受けて、人間の行動は変わります。いえ、変わらなければなりません。(中略)未来は流動的なんです。 すべては私たちひとりひとりの行動にかかっていますから」というセリフには、思わず目頭が熱くなった。忘れないようにしたい。

02/19 17:31
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ちかぽん
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新型感染症が猛威を振るう時人たちは繭に籠るようにして暮らすことになった近未来の話。 繭に籠る期間は人工知能が計算して導き出し、ライフラインに関わる仕事はオンラインで行う。 そんな時期の小さな町で起きた事件の数々。 コロナが蔓延している中だからこそ書かれたのかなと思う
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あろあ
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本物の警察が自粛警察してるみたいな?話でした。私は家から出られなくてもまあまあ平気です。旅行行けないのは嫌だけどもうあきらめましたし…。会いたい人もいないです…。でもそうじゃない人が多いだろうし、介護とか子育てしている人は耐えられなそうだし、こんな制度は無理でしょうね。繭のような強制力はないけどコロナの波を繰り返す中で、感染者多い時期、少ない時期を見極めて、会いたい人に会い、やりたいことをするチャンスを逃すな的なメッセージは感じました。
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悪者みきこ
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ネタバレカノンシリーズ以来の福田和代。猫型ロボットいいなあ。私規範に厳しいのかもしれん。鑑識の奴とか繭の時期に人の嫁に粉かける奴とか誘拐の奴に恐ろしく腹が立った。あと、みんな男女関係の進展早すぎない??繭と関係あるの?でもまだこの時は最後の繭から4年?だっけ、そんなに頻繁に繭は無かったんだよね。文句ばっか言ってるけど、とても好みの話だった。
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Oki
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厄災でも世界が一変するが、テクノロジーでも世界が一変する。 個人的にはコロナ禍でZoomの世界が一気に日常品になったのにビックリ。 その昔(90年代前半)に、電子会議システムなんかを開発してたが、その頃に夢見ていたものがほぼタダ同然で今、目の前にある。 昔は、カメラもディスプレイも通信制御も全部、自前でつくらなければならず大変だった。
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白玉堂餡子
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ネタバレ※新型ウイルスが世界的に大流行した後に、感染防止のために日本がとった政策が《繭》、人間同士が接触しないで経済活動ができるシステム。人間は基本家に自主隔離、犬の散歩など決まった範囲内なら申請して行動できる。当番にあたった若い警察官アキオと警察官の孤独を防止するためのロボ猫咲良。逃げ出した犬を追いかけて死体を発見したり、無人の工場の侵入者は誰だ、当番の日に出勤しなかった同僚警官、消えたロボ猫咲良の行方とアキオの推理。ウイルスの流行予測をし、《繭》の期間を決めるのは人工知能だが、それを実行するか否かは政治判断。
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ルル
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ウィルスとの共存を繭というシステムで選んだもしかしたら現実だったかも世界観。 優しさのなかに辛口が混じる物語。
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G-R
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新型ウイルス対策が進んだ近未来が舞台のミステリーです。国内で新型ウイルスが流行しそうになると、政府が国民に繭に入るように警告しますが、警察官のアキオは繭に入らず勤務をすることに。感染者を出さないようにバディはネコ型ロボットというのがユニークです。人気のないガラーンとした街を、ロボットと一緒にパトロールするシーンはシュールです。人間vsウイルスの戦いに勝つためとはいえ、自由に出歩けないのはヤダな。
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水沢晶
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単なるほのぼの系かと思ったら、もっとずっと深くてほのぼのしみじみ系だった。筋金入りのインドア派なので現実の自粛期間のとき何の不満もなかった。どころかずっとコレが続けば良いのにと視野の狭すぎることを思ったりしていた。なのでこの物語はこの上なく理想的な世界といえる。個人の感想デス。咲良とアキオのコンビが素晴らしかった。
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あっこ
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今から何年後か先の話。世間はまだウイルスと戦い共存している。警察官のアキオとロボット猫の咲良。繭の期間を2人で警備する。少なからずの事件。内容は穏やかだけど、未来でも同じ、籠るということの辛さ。明日はどうなるかわからない。
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高橋 (犬塚)裕道
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星3。今回のコロナパンデミックから数十年後の話。パンデミック回避の為のシステム下の話。面白かった。
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はななん
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福田さんの今までの作品とだいぶ違うな、と思いましたが「繭」の時間の静けさが、現実の外出制限のころを思い出してしんみりしました。内容は穏やかながら不思議が続出で、面白かったです。咲良とアキオにはまた会いたいです!
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kimoiue
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やたらと反対だー!危険だー!という人達はアタマがちょっとやられちゃってるのよね。 ネコ型警察ロボが出来たら交通違反キップ毎日切られちゃうわ。恐ろしや
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みぬむし
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内容を知らずに手にしたけど、めちゃくちゃタイムリー。コロナ自宅療養中に読みました。気楽に読めておもしろかった。とにかくロボ猫がかわいい。私も欲しい!
0255文字
asa.com
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ネタバレ近未来、様々な新種のウイルスに対して「繭」の体制をとり対抗する人類。繭が開始されれば人々は家にこもり時間の決められた犬の散歩などの他は外出禁止。そんな世界で交番勤務するアキオ。相棒は猫型ロボットの咲良。人と接触しない、人のいない町で起こる事件に右往左往するアキオと咲良の連作ミステリー短編集。アキオの優しい性格、咲良の毒舌キャラで状況は大変なんだけどほっこり読めました。ただウイルスが収束していないのに繭が解除されてしまった謎とその後のパンデミックが予想される世界がそのまま。次作につながるのだろうか。読みたい
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ともりぶ
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新型の感染症が不定期に出現することを前提とした近未来小説。AI化が進むお菓子工場での人間の仕事内容がなんとも…。
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