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平和ってなんだろう: 「軍隊をすてた国」コスタリカから考える (岩波ジュニア新書 622)

感想・レビュー
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oyoide
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決して強い国とはいえないコスタリカが、その地理的条件からもなぜ軍隊不保持でいられるのかが謎だった。それは、子どもの頃からの「権利」に関する思想の教育な大きな役割を果たしていることがわかった。 そしてまた、弛まぬ外交努力と勇気ある政策がそれらを支えている。 コスタリカにも貧困や経済格差などの問題は多い。しかし、その不安に呑まれることがないのは、不安以上の平和への積極的姿勢が根付いているからのようだ。 日本政府は、国民がこうした思想を持つことを恐れているところがあるんだろうね。
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岩澤 亮一
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2022年現在、日本が軍拡しようとしているいままさにこの時にこそ読むべき一冊。多くの人に読んでほしい。
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豊
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ネタバレ高校の課題で読みましたー。 民主主義、人権、環境の話が、堅苦しくない形で身近にいる国。特に民主主義の章が驚きの連続! 小さい頃から本格的な選挙を子供でも楽しめるように体験することって、他のところではなかなかない。民主主義がすごく身近。 あと最後の章も好き。私、平和を狭く捉えてたんだなって、平和はポジティブで総合的なものなんだって気付かされた。 そして「プラ・ヒダ」の考え方も新鮮だった。 私にとって良書だったので、ぜひ読んでみて下さい!😊
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元気伊勢子
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岩波ジュニア新書は、良書。コスタリカは、平和、人権について子供の頃から勉強し、選挙にも参加する。私、この本を読んで人権や平和について、考えようって思ったなぁ。現代日本は、たくさんの問題が山積み。コスタリカから学べることはあるのではないか。
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犬好き 悠々
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日本と同じ軍隊をもたない国、コスタリカ。だが、日本の考え方とコスタリカの考え方は大きく違う。コスタリカの人にとって軍隊は平和を妨げるものとされる。戦争がない=平和ではないのだ。軍隊そのものが戦争なのだ。コスタリカの文化には驚かせられる。それと同時に、大きな魅力を感じた国であった。(子供の模擬選挙、裁判制度の簡易化、誰でも訴訟を起こせる、誰でも基本的には治療費が無料)
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舞のりえ
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コスタリカの奇跡という映画から、著者の話を聞く機会があり、ファンになりました。 穏やかな語りのなかに、独特の感性が感じられます。 コスタリカのことをもっと知りたくて。 問題も山積みだけど、見習うべきこともあるはず。 いつか、著者とコスタリカツアーに行きたい。 できることなら、住んでみたい。
草兎

こんにちは(^_^)/住んでみたいと思わせるなんて魅力的な著者と本ですね。ポチります。

03/10 10:30
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Miki Shimizu
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映画を見て関連書籍やって売ってたから買った。小さい頃から選挙とか民主主義がいきわたってる。教育とか福祉とか医療とかにお金をかけて、軍隊はなし!いいなー。日本とどこがちがうんかなー。むむむー。
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玻璃
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日本国憲法第9条と集団的自衛権の問題などから引き合いに出されることがある、「軍隊をすてた国」の実態は、一定数の人々が考えているようなものとは恐らくかなり異なっているのではないだろうか。熱にうかされたように「民主主義ってなんだ!これだ!」と叫び、念仏のごとく「9条護持」を唱えていれば戦争を避けられると考えているかのような“平和主義者”に読んでほしい本。
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愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
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【ココロの琴線に触れたコトバ】ちなみに、日本語にもこの「ブラ・ビダ」に近い意味を持つ言葉がある。それは「少欲知足」だ。少なきを欲して足を知る。そこそこであることこそが最も幸せなのだという考え方である。
0255文字
廣瀬隆夫
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軍隊を持たずに60年以上も平和を保っているコスタリカ。戦争に反対するだけの平和ではなく、毎日の生活を楽しく安らかに過ごすことを目指す積極的平和主義。しかも、コスタリカの電力インフラは、地熱発電と合わせると、すでに90%以上が再生可能エネルギー。決して豊かでない中南米の小さな国が、どのようにしてこのような奇跡を起こすことが出来たかを解き明かしています。作者は、コスタリカの積極的平和主義は日本の「わびさび」につながると言います。今だからこそ読むべき良書です。
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ハムりん
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刑務所を見るとその国の人権に対する考え方がわかるという。積極的平和主義はあらゆることなにたいして問題を深く掘り下げていくことなのかもしれない。理想と現実はいつも合致せず考えるほどに無力感に打ちのめされるけれど、その中でもいつもよくなるように点でなく線で考え行動したい。前向きになれる良書でした。
舞のりえ

点ではなく線で考え行動したい。に、そういう人が増えていくには… もがいてます。

12/03 00:33
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sobameshi
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国が平和であるための理想的な一つの生き方が知れる本である。平和とは何かという概念、「そこそこ」を追い求める生き方について考えさせられる。 現状として、平和先進国とはとても言えない日本の人間として読んでおきたい一冊である。
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s2013253
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(A)こういった話が知られていれば、軽々しく集団的自衛権の話が出てきたり生活保護を引き下げたりといったことはなかっただろう。日本が決して平和の先進国でないことがよくわかる。
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piro5
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軍隊を持たなくなった経緯は「内乱を起こした軍人が人気取りのために軍隊放棄を宣言した」という偶発的なものかもしれない。が、内戦に辟易していた国民の努力がそれを維持している。ここまで書くと平和に満ち溢れた国に思えそうだが、深刻な人権侵害(男尊女卑、老人や少数民族)も多い。しかし、「平和とは積極的に民主主義を維持する努力」とわかっているコスタリカは道を踏み外すことはないだろう。
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ispanoman
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平和の定義について、コスタリカから発信したうえで、翻って今の日本を考えることになる。筆者のいう安全保障面だけに偏った見方をしがちだという指摘には考えさせられる。昔々の日本の家屋は鍵がかかっていなかったと聞かされたことをふと思い出す。
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しがき(紫垣)伸也
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コスタリカの積極的平和を見習いたいと思った。
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愛希穂
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後で
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ゆたり
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この国だからできるというか、日本では無理ですね。やっぱり外交が良くないと…。民主主義国になるって難しい。
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naminnie
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コスタリカという名前は知っていても、その具体的な国の政策やましてや軍を完全になくしている国があるとは非常に驚きだった、読む価値、知る価値のある1冊。
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takizawa
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平和とは何かと問われたとき、日本人は、戦争のないことと答えるだろう。しかし、軍事力を名実ともに放棄したコスタリカ人は、民主主義・環境・人権と答える。日本人が、平和を戦争と戦争の間にあるものととらえるのに対し、コスタリカ人は、平和を恒常的に存在する概念として捉える。面白かったのは、1989年に出来た憲法小法廷。原告適格に厳しい要件はなく、違憲判決もばんばん出るのだとか(笑)。
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