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ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 III クローズド・サークル (角川文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
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Taka
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(2023/120)シリーズ3作目の今回は、彗星の如く現れた人気作家を発掘した出版社による第二の作家選びコンテストが発端。選考を通過した李奈が招待された離島での3日間で起こる事件。これまでは第三者の立場で事件の真相推論を行なってきたけれど、今回は完全に自分も事件の渦中にあるところが大きく異なる。リスペクトはアガサ・クリスティー。毎回趣向が凄いなとは思うが、今回ちょっと事件の進行が強引で(何故かは最後に分かるが)腑に落ちない気持ちを持ちながら読まされてしまった。
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Sydney2020
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シリーズ1作目・2作目は、本業のミステリを書かせてもらえず、進行形の事件を渦中でノンフィクション本にまとめるうち何故か解決してしまう新人作家の物語。今作はちょっと趣向が変わってタイトル通り無人島で"クローズド・サークル"に閉じ込められてしまう筋書き。もちろんクリスティの「そして誰もいなくなった」を作中登場人物も読者も意識する訳ですが、どこまでその先入観を利用し、どこでそれを裏切るか、がポイント。
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バツ丸
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★★★★。松岡圭祐の文学ミステリー第3弾。毎度著者の豊富すぎる文学の知識と、名作・古典に対するリスペクトを軸にしているが、今作は本格的「ミステリー」の世界へと読者を誘う。アガサ・クリスティーを筆頭に、ミステリーの名作へのそれをふんだんに感じさせる。それらを踏まえた本格に相応しい話の重厚さと複雑さがある。オチが確定したと思いきや、それこそが・・・。流石。終盤語られる泡沫作家や出版業界の悲しき実情は、業界に属するいち書店員として読んでいて辛い。しかし、書店員もまた同様なんだよね。何とかならないのか・・・。
0255文字
yuri.
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ネタバレとても面白かったです!李奈の成長によりシリーズがさらに面白くなっている気がします。ラストのどんでん返しは驚きでした。
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kankan
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読みやすくて一気読み。
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ベリー
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⭐️⭐️⭐️
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niko-08
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面白かった。前2作とはまた違った面白さ。で、最後これで終わるかと思ったらまた一波乱アリ。次はどういう方向にいくのか、楽しみです。
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いはらんち
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面白かったです。一気に読みました。
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銀丸083
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読了。安心して楽しく読めた。
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Yuji  Terazawa
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【 2022年読書日記・その11 】 恐怖と猜疑心というのは、人間の冷静な判断能力を奪ってしまう。 厳しく監視されている人間が、東屋の屋根の亀裂部分に手紙を差し込んだり(128頁)、華奢な女性一人が大の男二人を昏倒させて引きずったり(253頁)、というのは不自然だ(絶対ないとは言えないけれども)。 主人公・李奈は、ある点に不審を抱き、真相まであと一歩のところまで肉薄する。だがしかし・・・。まあ、そうよね。最後はそうなるよね、という感じだった。
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だい
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ネタバレ本当に面白かったです、誰かにオススメしたいぐらい! 話が進むにつれて李奈と優佳以外が仕掛け人のドッキリなんじゃないかと思ってましたが、他の作家が結託した事件だったとは。 1度は事件が解決したかと思いましたが完璧に騙されました。 櫻木沙友理は実在していて、最後に犯人たちがあんな強行に出るとは最後までハラハラさせられました。 この作品は続編が出る度にどんどん面白くなっていきます!
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Ever531
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ネタバレシリーズ3作目。主人公の李奈さんも流石に鋭く、逞しくなってきましたね〜。次々に起こる怪しい?中途半端な出来事。犯人の目的がまったく見えてこない中、次々に登場人物が消えて行き、後半に一気に回収!で、その後もう一転(笑)次も楽しみですね。
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higashisoga
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ネタバレ読了。シリーズ3作目。宿泊施設スローズド・サークル。そこに作家達が集められて、事件が起こらないわけない。そしてアガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」かと思いきや、別の代表作…。見事な展開で楽しめました。続きが楽しみ。
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yuui
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今回のめちゃくちゃ面白かった😳🤗📚 やっぱりクローズドサークルは最高ですね☺️ しかもさらにそこから二転三転とね(•'╻'• )꒳ᵒ꒳ᵎᵎᵎ あれ🤔そんなにあったかな🙈💦 まぁでもお友達がああなった時点でちょっとおかしいなと思ったけどまさかの‥‥ 文体も柔らかくて読みやすかった📚
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yasuke
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ネタバレ今回は絶海の孤島を舞台にした殺人事件というミステリーの定番的舞台で、悪徳編集者が仕掛ける超新星バーチャル作家にまつわる企画に端を発した殺人謀議の話かと思いきや、その構図は終盤で様相を変える。今回も著者風にエグみを効かせた出版業界の闇と無名作家たちの悲哀がこれでもかとばかりに披露され、作家を志した経験が有る身としては読後感は苦い。一旦事件解決に見えた場面で、里奈自身が感じていたようにそのまま釈然としない結末にならなかったのは重畳。里奈が犯人隠避罪に問われずに済んで良かった。
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あずとも
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前2作とはかなり違ったクローズド・サークル物。途中まで予想通りだと思いながら読み進めていたが最後は全くの予想外。今回登場した新たな作家は作風含め興味深く今後の展開にも関係してきそうで楽しみ。にしてもこの作家さんの筆の速さには驚くばかり。
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やまちゃん0
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読み応えありました。最後の最後まで。
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ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 III クローズド・サークル (角川文庫)評価68感想・レビュー18