形式:単行本
出版社:祥伝社
→でも、決してドロドロ物語ではなく スヒョンと父親(おじさん)との関係も複雑で…。 後半はウォンとスヒョン、そしてスヒョンの弟ジョンヒョン3人の成長物語にもなっていて、それがすごく清々しくて、なんか泣けた。青春バンザイ!
→大きな事件があると、残された人を気の毒に思い同情してしまうことも多いと思うけど、 残された人は、生き残ったことへの罪悪感や自己嫌悪、葛藤やいろんな矛盾を抱えて生きているんだなぁ、としみじみ痛感。 なぐさめようと思ってかけた言葉が逆に傷つけることもある。 言葉に無神経な人にならないように気をつけたいと思った。 いやぁ〜、すごく好きな小説でした!
→ウォンの周囲の者達の反応。クラスメイトや両親だけでなく、全く知らない人までもが自分の存在を知っている。しかも、幸せに成長してほしいという半ば強制。それは一人になりたいという気持ちにもなりますね。
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