形式:ライトノベル
出版社:KADOKAWA
魔神もアレイスターも何か盛大にぶち上げといて、そんなでもなかったのでまーた攻略して終わるんでしょうと。余談、しかしあとがきで衝撃受けますが、ようやく1年終わったのかと。ってことは上条さん記憶失ってから一年経ってないのかと、一通さんは3~4ヶ月でこんなに性格変わるのかとか。時空歪みスギィ。
まあアラディアに関してはたしかな記述がないからほぼ妄想だけど。ただアラディアの「いいの?」に「これでいい」とボロニイサキュバスが答えたシーンにそういう可能性がなんとなく見えたので。だって傍から見たら無駄死にしにきた上条当麻を見て「これでいい」なんて冤罪を許さないボロニイサキュバスが簡単に許すだろうか。あの呆れた感じだって上条当麻なら助けに来てしまうだろうと少しは思ってたんじゃないか。そんな妄想です。 さてまさかのアンナが……。そしてアレイスターのもう巻き込ませないという言葉。これはますます続きが気になる!
ていたアンナがもう1人のアンナ(多分こっちが真なる魔術の祖?)にふるぼっこにされて物語からは一時退場という形に。こんなに巻数出してるのにまだインフレが続くってさすが禁書もといかまちー笑。このアンナとアリスだったらどっちが強いんだろう。さすがにキングスの方のアンナだと思いたいけど、まだアリスの全力が分からないからなんとも言えない。そしてついに!ついに禁書世界で年越しを迎えた!禁書が発売されてから約19年、現実ではこんなに経ってるのに、禁書世界ではなんとたったの半年しか経ってないのはさすがに笑う。半年の間に起
きていい量の事件じゃない笑。禁書内の出来事はもちろん、超電磁砲にも出張する上条さんほんとハードスケジュール過ぎて好き。7巻も楽しみで仕方がない。
だから、2巻のリフレンでありながら、あの頃全く掴めなかったアンナをアラディアを通して定義し、これがそのままアンナ=キングスフォード優位という形で進んでいるのではないかと考える。「(前略)魔術とは正しい使い方さえわかっていればただの名前にすら必殺の意味を宿らせるものなのですから(P279)」や「己がすべきは周囲への奉仕。是がこういう最上の結果に繋がるなら(後略)(P283)」のセリフなどからも推察できるのではないか? と思うが実際のところはいまいちよくわからん存在なんだよな……。
というわけで、アンナはある意味自滅(魔術が「本来関係ないものを繋げる」ものであるから、名乗りによる繋がりはまあ運がなかったと言えるし自業自得にも思える)したわけで。次回はアリスのところに出向く感じっぽいけど、上条さん今の世界で満足してるらしいからなぁ……世界を善くする、って単純じゃないからなぁ。あと、前巻の感想でも書いた上条さんのせいで色々問題起きてんだよ、ってのが今巻の話の始まりになってて、そうだよなぁ、と思わず笑ってしまった。ホントお前どうにかしろよ、と。
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