形式:文庫
出版社:ポプラ社
形式:Kindle版
一度目は怪我をした犬に、二回目はいずみの発熱に、今回の三度目はいずみの「難病」を自身に移し替えたら、もう死を待つだけと分かっていながらも自己犠牲してまで救おうとするリクの献身さが半端ない。幼馴染みの2人が支え合って生きて、お互いを大切にしていることがよく伝わりました。今、自分が生きていることの尊さや隣で笑ってくれる人がいることが当たり前じゃない、そういうことを改めて感じることが出来ました。リクの最後の願いを聞き届けてから、エピローグで20歳になったいずみが、リクのお父さんに手編みのセーターを渡すシーンや、
リクがマイムカプセルの手紙に書いた一文に涙が止まらなかったです。
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