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老齢症状進行中
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敬愛する内田さんの対談ですが、抜群に面白かった。今回は文科省出身のお二人が、良かった。官僚出身の方の本で感銘を受けた記憶がないが、官僚にもこういう人がいるのかと再発見。(前川さんは存じてましたが)ゆとり教育への無理解と授業時間を減らせば学力は下がるに決まっているという事務次官の言葉。不登校に対するあなたの居場所はここにあるという態度。教育は受益者負担になじまない。あと子供にスマホを持たせ、クーポンでの食事も無料にして虐待があったら通報させるなんていいですね。過去と現状は寂しいけど、この人たちの存在に期待。
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Asakura Arata
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お役所の人は、役職や位を意識するよなあ。移動が多いから仕方がないか。学校のシステムに期待をするところもあるみたいだが、今の学校の完全治外法権状態を変えていかないとなあ。
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さんた
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ゆとりはアクティブラーニング。 官僚が頑張っていいことしようってルール変えたのに現場のレベル低くて実践できなくって文句言われてプリプリ。 森友、加計学園問題も。
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amanon
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何かにつけ否定的な評価を下されやすい「ゆとり教育」が実は子供の多様性を確保する画期的な試みだったという事実に驚き。また、日教組や左翼リベラルが、そうした新たな試みにダメ出しをしてきたという事実は、重く受け止めるべき。それはともかくとして、日本の教育には今も戦前の軍国主義教育が強く根付いていると感じてきたが、そのことを改めて痛感。今も体育教師が幅を利かせていたり、部活動における勝利至上主義が蔓延っているという事実からしても明らか。第二次安倍政権以降著しい右傾化の中で、教育の多様性確保の可能性はいかに…
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jackbdc
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ネタバレ内田氏と元文部官僚2人の対談集。朝日新聞の特集記事のようなリベラル視点でマクロ的な制度論の切り口で政府や行政を批判する内容が大半。ふむふむと勉強になる部分も多いが元高級官僚の政府批判は”おまいう”的な違和感もあり。最も印象に残ったのは(傍論だが)住吉学園という法人の話。ググってみると百年以上続く財団法人で、地元の学生への奨学金支給や地元文化の資料館運営など地域貢献活動を自立的に展開していると知り驚く。地域社会と教育を考えるヒントになると感銘を受けたのだが、最近スーパー銭湯を開設したと知って頭が混乱?した。
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ひさちゃん
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この本を読む前に、本書発刊を記念して?の3人の対談をYouTubeで先に視聴。多くは寺脇さんが語っておられるのだけど、前川さんの補足というか細やかに論を語られる姿と、時にぐっと突っ込む内田さんの話が面白かった。頭にその3人が語る像を残し読了。どの章も共感することやはっと気づかされることが多く、最後まで惹き付けられながら読んだ。個人的には「③学術は公共のもの」と「④自由化のもとで起きていること」が心に残る。自分の頭で深く考えなければいけない。気づいたら絡め捕られていた、とならないようにしなければと思った。
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りょうみや
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内田樹氏と文部省出身の二人との教育対談。お役人の方らしく学校制度の裏側の他では知り得ない話題が豊富。教育と制度、自由主義との関連など改めて考えさせられる。一番おもしろかったのは最初のゆとり教育の内容。今でこそ叩かれまくっているゆとり教育だけど、元々は学校独自の授業やカリキュラムの自由設計を可能にするなど表面的なイメージとだいぶ違うことが分かる。
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がんちゃん
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教育を語ることは日本の未来を語ることでもあるんですね。ところが、昨今の日本の教育行政を見てみると、「今だけ」「金だけ」「自分だけ」の新自由主義的意向がここにも蔓延し、見るに堪えない状況に陥っているようです。それは日本の未来を短絡的な期間でしか見ようとしないからでもあるんですね。それに加えて、政治家や官僚に自分の保身しか考えない忖度野郎がのさばってしまった結果だともいえますね。それでも、まだ間に合うんですかね。間に合うと信じたいです。もちろん、国に求めるのではなく、自分が何を出来るか考えろ、ですけどね。
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yoneyama
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内田氏の話はいつもの安定の話なのですが、1970年代なかばに文部省に入省した官僚二人の歴史的経緯を踏まえた省内目線や、省内で激論があった事情などが知れて、益々「どうすりゃ良かったんだろうなあ」という気持ちになる。人口サイズ1億人は世界でも最大規模で、全員に同意を得るのは難との話に「そうだろうよなあ」と思う。2013年頃以降の流れは10年間ひどかった。変わってほしいと思う。所轄庁と監督庁の違いを初めて知る。森友と加計学園と学術会議干渉がどうひどい話か裏からも理解した。高校を核に地域を作る話、記憶したい。
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教育鼎談評価55感想・レビュー9