帯が『べしゃり暮らし』森田まさのり先生。「作品全体を笑いのトーンでは絶対描かない」を全否定した、ありえないくらいすごい作品という激賞。確かに読んでて明るい笑いのトーンなのですが、それまで笑ってても「こいつらで笑うと負け」「絶対に笑ってやらない」となる客の心理が描かれる。冷酷な一面がある本作。『べしゃり』はシリアスで重いけれど、お笑いには暖かい気がしてきます。同期デビューで親友の作品と同じジャンルでバチバチやりあう、『べしゃり暮らし』プロ編をお待ちしております。