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財務省、偽りの代償 国家財政は破綻しない (扶桑社新書)

感想・レビュー
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plum
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財務省のマスコミ向けの説明:一般会計の要約しか渡しておらず,特別会計の話には一切触れない。特別会計抜きの一般会計だけで話すのは,矢野氏が『文藝春秋』で論じたのとまったく同じ手法だp149。簡単にいえば,経済成長さえ続けていれば,いづれ財政再建は成功するのだ。-増税は財政再建に一切関与しない。真っ赤なウソだp167。 高橋洋一著「国民のための経済と財政の基礎知識(扶桑社,2021)」を求める。
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tomo
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☆☆☆ 支払いを逃れることができない、“社会保険料+税金”の国民負担率。じわじわ上がり続け今では約50%。予算作成する“企画部門” の財務省と”執行部門“の国税庁が同じ財務省管轄っておかしいでしょ。自分で企画して、自分で取るって…世界的に見ても日本くらいだそうだ。昔のクスリも出す病院みたいで、時代遅れ感が。社会保険料と税金を一体で徴収する歳入庁を作って、財務省から切り離すべきという意見に賛成。※本題に入る前の派閥の系譜などの説明に、ややげんなり。
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jj
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2022年刊。数量政策学者/嘉悦大学教授高橋洋一氏。自民党各派閥の成り立ちの記載は分かりやすく、財務省の化身「宏池会」岸田氏と安部派の確執など歴史的背景を含めた説明は面白い。矢野財務次官の財務破綻を煽る矢野論文はPBがなっていないとゼロ点評価。財務省との関係から岸田内閣は矢野氏を更迭できない立場を説明。財務官僚の天下り先・確保法、省益優先の構図は不信感を募らせる。また●×審議会は殆ど財務省の代弁者で、IMFも財務省の優良な天下り先という。元大蔵官僚、元内閣官房参与であった著者の告発情報は面白い。
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60代でも思春期
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財政が破綻する、年金制度が破綻するまことしやかに言われてきた日本の悲観論は根拠が不充分らしい。マスコミも国民も不勉強で財務省に踊らされているらしい。消化不良なので、うまく感想が書けない。この著者の本はもう少し読んでみよう。
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のんちゃん雲に乗る
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東大卒だけれど大学院は千葉商科大学。小泉内閣や阿部内閣でブレーン。学閥だとか閨閥になにがしかの反感? 財務省官僚を会計学・金融工学の基礎知識がないとこき下ろす。知識に間違いはないのだろうが、人間関係・コミュニケーション能力にもっと余裕があれば、財務省に残って優秀な官僚になれたの? なって欲しかった。
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あきら
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改めて今の政治がこの省に支配されていることがよーくわかった
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佐々木基
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電子版で読了。財務省に対する筆者の見解。興味深く読んだ。
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テディ
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マクロ経済の視点から経済の真実を解説。高橋さんの他の本や動画を通じて知っていた事が多かったが再確認の意味で勉強になった。名目金利にインフレ率を加味してようやく把握ができる実質金利。財務省が国民を煽るのはバランスシートの一部の負債のみ。国の資産は隠蔽されており増税は全くの無駄であった事。物価の上昇・下落は、一般物価の動向を見て判断が必要。よって一部の日用品だけを例に挙げて説明するのでは不十分である。あらためて日本のマスコミの不勉強さが伝わった。高橋さんがおっしゃる通り高品質の世界ニュースを通じて勉強したい。
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lalala
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財務省の天下りメカニズムや、民営化を反対する背景についてよく分かった。
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KEI
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ネタバレ税務権力を振りかざし、官僚の頂点に君臨する財務省。天下り利権による甘い汁を吸い、自分達の見栄を張るためには国民の犠牲も屁とも思わぬ下劣な集団。既得権益に縋り付くつく彼らが存在し、メディアや政治家達の弱みを握っている以上、改革を為すことは相当難しいことであるとわかる。その意味で筆者のように財務省の闇を明るみ出すことは意義があると思う。本書を呼んで、知らず知らずのうちに不要な税を取られているかもしれない、ということに思い至った。財務省に対抗するには税金についてもっと知り、賢くならなければならないと感じた。
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ホリエンテス
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歳入庁を早く作ってくれないかな。 総理大臣が腹を括らない限り無理なんだろうけれど
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Kolon
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マクロ経済的なリフレ論や財務省による日本財政難の嘘に関する始祖とも言える著者。 昨今は著者の主張が一般人や政治家にも浸透して来たがアベノミクスの影響だろう。 著者の主張の入門書として最適だろう。
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ヨカバイ
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国民を騙してまで増税一路の財務省
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vinvin
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ネタバレ財務省は、なぜ「日本経済が破綻する」と言い続けるのか? なぜ「緊縮財政」「増税」を言い続けるのか? データを重視した数量理論を展開する高橋洋一が、得意の理詰めの論法で財務省の主張を論破する。矢野論文で一般会計歳出と一般会計税収の差が徐々に広がっていくワニの口に対し、歳出(負債)だけを見たのでは片手落ちで、バランスシートで資産と負債を合わせて見ること、一般会計だけでなく特別会計も見ること、日銀と政府を連結した統合政府BSで見れば国債を日銀が買うので実質的には国に借金がない。
vinvin

役人は天下り先を確保するために税収を何としても上げたい。借金額よりも成長率が大切で、消費税アップは成長の妨げになり逆効果となる。安倍政権は消費税率をしばらく凍結するつもりだったが、岸田政権は消費税アップを狙っている。自民党内の派閥勢力が異なるので。高ピーな言い方が鼻につく。

08/02 23:25
drago @春眠暁を覚えず。

こんにちは。 国家財政の仕組みはよく分かりませんが、単純に考えると、歳入を上回る歳出を続けていると、借金すらも返せなくなってしまうのは自明の理と思います。 財務省が歳入を隠しているのであれば話は別ですが、そうでなければ「日銀が国債を買うから実質的に国に借金がない」なんて、詭弁以外の何物でもないと感じました。(^^;

08/03 17:02
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復活!! あくびちゃん!
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面白いのだが、この著者の他の本と被る点も多い。驚いたのは、財務省の組織の説明が載っていたこと。昔、国家公務員試験、それも当時の大蔵省に合格した身としては興味深く拝見したが、この組織の中に入っていたら、私の能力では完全に埋もれていただろう。その点、この著者の頭脳は素晴らしいと思うし、うらやましいとも思う。もっとこういう人を生かせれば、経済状況も良くなっていくのになぁ。
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赤猫
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これも図書館で借りた本です。 よく聞くラジオに出演されることが多い高橋洋一さんの本ですね。地味に初な気がします。 著者の話を聞いていたりすると、緊縮派の意見に比べてすんなりと受け入れられるんですよね。 ここ最近のように絞るだけではどうにもならないだろうになぁ。
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康一森
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立ち読みから〜の電子版購入 非常に面白い本 いかに日本亡国論が間違いかという視点が、財政学、経済学の観点から、理路整然と 日本は大丈夫だ笑
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kawa
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元財務官僚として、国の財政論を財務省視線と異なる視点として論ずる点は新鮮、目から鱗的面白さ。曰く、国の財政は借金ばかりを論ずるのではなく、資産も加味したうえでのB/S(貸借対照表)で見るべき。なるほどなのだが、その肝心のB/Sの実態が本書で示されなかったり、その是正シナリオが示されていないのは不可解。企業会計でもP/Lとのバランスのなかで、借入金が月商の○ケ月分を超えたら危険水域との議論は常識。「借金、心配ありませ~ん」だけの言説だけではどうかなと思ってしまう。著者の他著作を読めということなのだろう。
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コウ
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元大蔵官僚だけに納得することも多いのですが、財務省に対する批判、問題点指摘からスタートしているため、一方向の意見として、自分の知識にできれば…。最後のくだりに「世にはびこる言葉の意味を逐一調べるくせをつければ、意識が変わる」とあるように、ここに書かれていることの真偽についても自ら調べないと、と思いました。
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財務省、偽りの代償 国家財政は破綻しない (扶桑社新書)評価95感想・レビュー19