形式:ライトノベル
出版社:集英社
形式:Kindle版ライトノベル
言ってくとキリがないですね… でも、これだけは外せないのがやはり最後の演奏シーン。 もうねバンドメンバーで演奏するのはもちろん熱かったし良かったんですが、壮亮のソロですよ。 決して上手くは無い、ミスだらけそれでも彼の演奏に込められた熱は確実に胸の奥に響くものがある。 誰かが必死に努力する姿は応援したくなるし、 思わず涙が溢れてくる。 そんな演奏シーンが最高でした。 後は、主人公が結弦な訳ですが、今回は壮亮と名越先輩の物語であるのかなと。 本来であれば友人キャラである壮亮も主人公に引き上げた今巻とても感動
したし青春を感じたしいい物語でした。 次回への不穏な布石もあり続きが読みたいですね。 補足:この作品薫も藍衣も可愛すぎる訳ですが主人公がどう向き合って行くのかも楽しみです。
(承前)既刊とはまた違うパターンで意表を突かれた。あっ、今回は「結弦無双じゃないんだ」と(苦笑)。とはいえ、結弦が、固く錆ついていた李沙の「心の扉」に、対話を通して、楔を打ち込んでいたからこそ、壮亮の行動が、李沙の心を解放できたのだとは思うが。本巻はただ重いだけでなく、藍衣と薫の、結弦を巡る恋のさや当てやら、彼女たちの水着のサービスシーンやらもあったのは、微笑ましかった。しかしエピローグで藍衣の姉・梢依(こずえ)が突如登場し、一気に不穏な雰囲気に……。(続)
(承前)藍衣の家庭事情も相当に複雑なようだ。次巻、結弦の対話の相手は、梢依になるのか? それとも家族に呪縛されている(かどうかは、現時点では確定ではないが)藍衣が、結弦との対話によって解放される話になるのか? 次巻の「対話』も楽しみに待ちたい。(終)
どう考えてもクッソ重たくなる後半に対するカウンターウェイトとして入れただろうと邪推してしまったが、そのキラッキラした青春に完全にやられてしまった。傍からは一切デレたようには見えない小田島ちゃん、可愛すぎないか?思わず気持ち悪い笑みを浮かべちゃうんだが…そして後半。想像よりも重かった彼女の過去。彼女の頑なな心に対し、真摯に言葉を尽くす主人公。そして、最後には音楽で…最早、音楽モノもかくやといった感じで最高だった。ラストではまた不穏な雰囲気を醸し出してくれていたので、続きも楽しみ。
どう考えてもクッソ重たくなる後半に対するカウンターウェイトとして入れただろうと邪推してしまったが、そのキラッキラした青春に完全にやられてしまった。傍からは一切デレたようには見えない小田島ちゃん、可愛すぎませんか?思わず気持ち悪い笑みを浮かべちゃうんだが…そして後半。想像よりも重かった彼女の過去。彼女の頑なな心に対し、真摯に言葉を尽くす主人公。そして、最後には音楽で…最早、音楽モノもかくやといった感じで最高だった。ラストではまた不穏な雰囲気を醸し出してくれていたので、続きも楽しみ。
ブログ感想→https://yuukimasiro.hatenablog.com/entry/2022/06/01/231125
普段音楽あんま聴かないんだけど小説媒体での音楽を通してわかりあってる姿が滅茶苦茶好きなんだよなぁ…。対話の積み重ねで少しずつ理解してでもそれでも届かないものを音が繋いでくれて心からの笑顔が見れる瞬間がたまらん(´;ω;`) 李咲の後悔を形成した過去はとにかくエグくてきつかったですね…。そりゃそうなるよなと。そんな李咲に対して心底彼女の輝きに惚れこんで諦めずに行動し続ける壮亮と後悔に苛まれてる李咲と壮亮の力になりたいと対話を重ねる結弦が素敵でした!
後悔と対話による成長を描いた作品なわけですけど、今回は特にそこが強く感じられる内容でグッと来ました。結弦周りの三角関係も楽しい水着イベントや文化祭もあって面白かったですね。結弦はやっぱり藍衣に向いてて薫は辛いですが気持ちに素直になってアピールしてる様が可愛かった~。僕はどこまでも小田島薫推しです!薫がんばえ~。後、美鈴めっちゃ見た目と性格ツボでした。次は伏線が敷かれた藍衣編。物語は佳境に入っていく感じでしょうか。次回も楽しみですね!(9/10)
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