読書メーター KADOKAWA Group

君は僕の後悔 3 (ダッシュエックス文庫)

感想・レビュー
37

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
てぃーも
新着
ネタバレ今巻は名越李咲の音に惚れ込んでいる安藤壮亮を軸としたお話し。誰にでも忘れたい事、思い出したくない事、考えたくない事はあると思う。けど、あまりにショックな出来事が原因の時には、選り分けすら出来ずに纏めて封印するしかなくなり、心が空虚になってしまったのかな…。姉同然に慕っていた女性を、実父が殺してしまうって、なかなか有り得ない事で…。 終盤、水野藍衣の前に突如現れた、姉を名乗る梢衣さん。藍衣の父娘での逃避行(?)を刈取りに来たようで、物語は重要な局面を迎えそうですが、今巻が発売されてから2年が過ぎ、果して…。
0255文字
凜音
新着
ネタバレ読了 やって来ました夏休み。 大切にしよう季節感。 壮亮の提案によって文化祭でライブをする事になった結弦、薫、藍衣。 夏×音楽=青春。名越先輩の抱えた「後悔」にも「音楽」が関わっているようで… 感情の言葉を交わす恋物語第3巻。 1〜3巻それぞれ異なる面白さがありました。 1巻ではすれ違ってしまっていた想いとその後悔を対話によってすり合わせる。そして、その中には甘さ感じるラブコメもあり比較的ラブコメの印象よ強い物語。2巻は薫の抱えた苦しい現状をこれでもかとナイフのように振りかざしてきて心が苦しかった。
凜音

言ってくとキリがないですね… でも、これだけは外せないのがやはり最後の演奏シーン。 もうねバンドメンバーで演奏するのはもちろん熱かったし良かったんですが、壮亮のソロですよ。 決して上手くは無い、ミスだらけそれでも彼の演奏に込められた熱は確実に胸の奥に響くものがある。 誰かが必死に努力する姿は応援したくなるし、 思わず涙が溢れてくる。 そんな演奏シーンが最高でした。 後は、主人公が結弦な訳ですが、今回は壮亮と名越先輩の物語であるのかなと。 本来であれば友人キャラである壮亮も主人公に引き上げた今巻とても感動

08/16 12:18
凜音

したし青春を感じたしいい物語でした。 次回への不穏な布石もあり続きが読みたいですね。 補足:この作品薫も藍衣も可愛すぎる訳ですが主人公がどう向き合って行くのかも楽しみです。

08/16 12:19
4件のコメントを全て見る
0255文字
あんみつ
新着
ネタバレ今回は名越先輩のお話。 ツラく重たいショッキングな過去、そして現在の本人は、過去という名の"音楽"に背を向け続けていた。 が、"過去"ではなかった。 だってずっとずっと、彼女の中に"音楽"は生き続けていたから、寄り添っていたから。 それを気付かせてくれた後輩2人。 1人は"言葉"で、1人は"ベース"で、彼女に伝え続けたのだ。 最後は圧巻で、迫力があって、緊迫感があって、もう、激しい感情のぶつかり合いで、とてもカッコ良かった… 一息吐くと、藍衣の目の前に、姉が現れたー…不穏です…
0255文字
ナギ
新着
文化祭でバンドをやるという事になり、名越先輩を誘うが……今回は海に行ったり忙しい主人公でしたが、常に重めな雰囲気を感じるので物語を通してぶれないなぁと感じます。主人公は『言葉』が上手いですね。最終的には藍衣の問題を提起しての終わりでしたがまだまだ気を抜けない展開のようです。
0255文字
春
新着
物語を通して共通するワード”後悔” 今回の”後悔”は名越李咲。 苦しくて悲しくて、でも心の奥には救われたいと言う願い、それを”対話”という形で丁寧に解きほぐしていく。 あぁやはりこの物語は面白い。 次の”後悔”はやはり藍衣だろうか? 次はどのような”対話”が待ち受けているんだろう?
0255文字
しん∞SHI−N
新着
【君が対話を拒むなら、その後悔を音に乗せよう】 結弦達が文化祭バンドを結成するにあたり、李咲を勧誘する物語。憧れの音が世界の全て。人に翼はないが、音がそれに代わる。自由な音で、思うままに飛べると考えた李咲。しかし、残酷な出来事により、心に空いた穴を痛みで埋める日々。そんな折に文化祭でバンドを結成する事にした結弦。凄腕の李咲を仲間として誘うが、すげなく断られる。それでも、対話を拒むなら音楽で魅せようと必死に努力した末、李咲の心は開かれる。どれだけ、過去が残酷であろうと、音と言葉さえあれば乗り越えられるのだ。
0255文字
Iris
新着
ネタバレ文化祭に向けてバンドを組む事になった主人公たち。音楽、あるいは複数人で何か一つに取り込むという「言葉」を知っていく主人公。主人公は本当に"言葉"に愛されてる、と思う。
0255文字
syo
新着
最後のステージ最高やった、、、
0255文字
たばた
新着
名越先輩会ということで、楽しく読めた。 言葉が上手やなとあらためて思う。 てか、あの終わり方はずるいですやん。 次巻も楽しみにしときます。
0255文字
なき
新着
★★★☆☆ 名越先輩の過去、葛藤に結弦たちの青春を絡めた巻。
0255文字
XVR1113
新着
ネタバレテスト終わって文化祭の日付けが近づく 壮亮は急にバンドやろと言い出し、不本意ながら結弦はドラム役を引き受けた 名越先輩の家にドラムを借り、練習の期間中、先輩の過去の話が耳に入った ある事件から先輩は音楽をやめた 彼女はまだ切っている、そのカッターで ---- 今回の話は以前と違って、メインに結弦が何を解決しようとではなく、アシストとして働いている なぜかというと、名越先輩は結弦と親しいじゃなく、壮亮の憧れなのだ 今回も結構暗いものを負わせたね、それが面白い
0255文字
たか厨
新着
ネタバレ2022年5月刊。高校生の浅田結弦が、「対話」を通して、周囲の人々との絆を結び直していくシリーズの第3巻。1巻では元カノの水野藍衣と、2巻では同級生の小田島薫(♀)と、結弦と同じ学年の異性との対話の過程とその顛末が描かれてきたが、本巻の対話の相手は、上級生の名越李沙。自傷癖のある李沙が、深刻な過去を抱えているらしいことは、すでに2巻で匂わされていたが、まさかここまで重たい過去とは……。藍衣と薫が抱えていた問題は、パーソナルなものだったが、李沙の場合は、彼女自身に咎(とが)はないとはいえ(続)
たか厨

(承前)既刊とはまた違うパターンで意表を突かれた。あっ、今回は「結弦無双じゃないんだ」と(苦笑)。とはいえ、結弦が、固く錆ついていた李沙の「心の扉」に、対話を通して、楔を打ち込んでいたからこそ、壮亮の行動が、李沙の心を解放できたのだとは思うが。本巻はただ重いだけでなく、藍衣と薫の、結弦を巡る恋のさや当てやら、彼女たちの水着のサービスシーンやらもあったのは、微笑ましかった。しかしエピローグで藍衣の姉・梢依(こずえ)が突如登場し、一気に不穏な雰囲気に……。(続)

11/09 17:53
たか厨

(承前)藍衣の家庭事情も相当に複雑なようだ。次巻、結弦の対話の相手は、梢依になるのか? それとも家族に呪縛されている(かどうかは、現時点では確定ではないが)藍衣が、結弦との対話によって解放される話になるのか? 次巻の「対話』も楽しみに待ちたい。(終)

11/09 17:54
3件のコメントを全て見る
0255文字
半熟タマゴ
新着
名越先輩の過去と壮亮の想いに迫った3巻。拒絶されても諦めず向き合って、音楽を通して対話した二人きりの演奏シーンが素敵でした。名越先輩の抱えてるものはすぐには消えないだろうけど、少しずつ前に進んでいけるといいな。そして、ラストで登場した人の登場で不穏な空気が…。次巻は藍衣の過去が明かされそうなので心の準備をしておきます。
0255文字
ソル
新着
「推しが命」だった少女が推しに裏切られ、心の拠り所をなくして自暴自棄に走る。しめさば先生の現代を風刺する青春ストーリーは闇を含むけれどその分惹きよせられる。このシリーズの中で一番好きな話だった。
0255文字
かっぱ
新着
かつてベース弾きであった名越先輩を描いたシリーズ3弾。文化祭パートで爆発する感情の連なりに心臓を掴まれた。名越先輩のベースに憧れてギターを始めた壮亮が彼女に再びベースを弾かせたいエゴにも近い激情に胸を締めつけられた。彼女の"音"に惹かれた自身を思い出し、言葉を捨て"音"で彼女をステージに引き戻す姿は痛ましくもありながら純然とした青春に満ちていてひたすらに頁を繰る手が止まらない。重たい過去を背負いながらも雁字搦めになった先輩に音楽で真っ向からぶつかる展開はまさにライトノベルの王道で読み応え抜群の一冊
0255文字
わたー
新着
★★★★★2巻の小田島ちゃん回が最高すぎたので、正直これを超えることはないだろうと高を括っていたのだが、圧倒的なアオハルでそんな考えを吹き飛ばしてくれて満足しかなかった。友人の壮亮から文化祭の後夜祭でのバンド演奏に誘われる主人公。ドラム担当になったの彼に練習場所として提供されたのは、学校の屋上で出会った名越先輩の家だったことから、彼女の抱える問題へと関わることになる3巻。青春の甘酸っぱいところも、爽やかなところも、苦いところも全て詰まった作品だった。序盤は夏休み編。藍衣と薫の間で揺れる主人公を描いており、
わたー

どう考えてもクッソ重たくなる後半に対するカウンターウェイトとして入れただろうと邪推してしまったが、そのキラッキラした青春に完全にやられてしまった。傍からは一切デレたようには見えない小田島ちゃん、可愛すぎないか?思わず気持ち悪い笑みを浮かべちゃうんだが…そして後半。想像よりも重かった彼女の過去。彼女の頑なな心に対し、真摯に言葉を尽くす主人公。そして、最後には音楽で…最早、音楽モノもかくやといった感じで最高だった。ラストではまた不穏な雰囲気を醸し出してくれていたので、続きも楽しみ。

07/06 17:48
わたー

どう考えてもクッソ重たくなる後半に対するカウンターウェイトとして入れただろうと邪推してしまったが、そのキラッキラした青春に完全にやられてしまった。傍からは一切デレたようには見えない小田島ちゃん、可愛すぎませんか?思わず気持ち悪い笑みを浮かべちゃうんだが…そして後半。想像よりも重かった彼女の過去。彼女の頑なな心に対し、真摯に言葉を尽くす主人公。そして、最後には音楽で…最早、音楽モノもかくやといった感じで最高だった。ラストではまた不穏な雰囲気を醸し出してくれていたので、続きも楽しみ。

07/06 17:51
0255文字
なみ
新着
屋上のサボり魔、名越李咲の重い過去が明らかになる、学園ラブコメ3巻。 結弦は文化祭でバンドを組むことに。ドラムの猛特訓をこなしつつ、李咲のことを知っていきます。 どうしても李咲にベースを弾いてほしい壮亮は、文化祭本番、言葉ではなく、音楽での対話を試みて──。展開が予測できても、鳥肌がたってしまう程の熱量。感情と感情のぶつけ合いを経て、奏でられた音楽に、泣きそうになりました。 藍衣との距離がさらに縮まったり、小田島のことを意識したり、結弦とヒロインたちの関係に小さな変化もありつつ、物語は4巻へ。楽しみです!
0255文字
kid
新着
ネタバレ第3巻、夏休み!藍衣や薫たちと海水浴に行き、夏を満喫する弓弦。「文化祭でバンドをやらないか」と壮亮がみんなを誘う。楽器に触ったこともないのにドラム担当に決まり弓弦は戸惑う。壮亮にはみんなで思い出を作る以外にも思惑が…。それは、ベース担当に名越李咲を迎え入れるというもの。だが、その誘いを李咲は、すげなく断ってくる。李咲の過去と、壮亮の想い。音楽にまつわる感情が複雑に絡まり合い、知られざる後悔が顔を出す。対応を拒む存在に気持ちを伝えるには、果たして、どうすれば…。激情渦巻く、恋と対話の物語。次巻も楽しみです!
0255文字
リース
新着
アオハルだねー( ´-`)眩しい 全体的に明るめな感じだったかな、内容事態は重いんだけど、上手くバランスがとれてた 次の巻から本題って感じですかね
0255文字
oku
新着
前半の夏休みに皆で海水浴に行くパートは思わず顔がニヤけてしまうのを抑えられないくらい全力でラブコメしていて楽しそうだった。一方、メインの文化祭パートは壮亮が結成したバンドに名越先輩をベース担当として迎え入れるという話で進行する。壮亮が一発で惚れ込んでしまうくらいの腕前を持つ名越先輩だが、「やらない」の一点張り。そこには凄まじく重たい過去があった。言葉でなくて音楽でぶつかっていく姿が熱くて本当に格好よかった。心を閉ざした人に豪速球をブチ込む話って王道だけど大好物なんです。
0255文字
芳樹
新着
表紙を飾る名越李咲先輩に纏わるエピソードが語られる第三巻。かつてバンドでベースを奏でた李咲と、彼女の”音”に魅せられた壮亮、そして二人を出会わせた美鈴先輩の『後悔』。想いは”言葉”だけでなく”音”でも伝わるはず、そして”音”でこそ伝えたいという壮亮の真っ直ぐさに打ちのめされた今回でした。本当にしめさば氏の紡ぐ「言葉」は毎回心を揺さぶってくる。さて結弦を中心にした三角関係に進展はなかった今回ですが、積極的な薫のアプローチが可愛らしくて胸がときめいてしまうな。そんな関係も次回は動き出しそう。続きが楽しみです。
0255文字
rotti619
新着
2巻が小田島薫なら3巻は名越李咲。今まで何事にも気怠げで煙に巻く立ち位置を見せていた彼女も壮絶な過去と激しい後悔を持って生きていた。序盤が藍衣や薫達と海水浴を満喫していただけに、メインに入ってからの重さはこれぞきみリグ。1人ではどうしようもない状況を結弦は言葉で、壮亮は行動で救い出していた。この下りはどうしようもなく熱いので、是非堪能してほしい。1巻以降やや影が薄かった藍衣も、前巻で薫の本音を知った事からやや吹っ切れて積極的になった感があるが、ラストの引きから次巻も後悔に溢れた壮絶な話になると予想される。
0255文字
ジャム
新着
音楽と青春ってどうしてここまで相性がいいんだろ(*´ω`*) ダウナー(?)でフラっとしてる名越先輩の過去と後悔をえがく第三巻面白かった!!! 前半の水着回忘れるほど先輩の過去が重すぎてほんと苦しい(>_<) 先輩も中々不器用で頑固者で、一切心の内側を見せない先輩に、結弦の素直で優しい言葉、そして壮亮の熱き思いがぶつかり合う!ほんと最後の100ページくらい一瞬で読んでしまった! これはきみリグ全巻に言えることだけど、本当にこの作品エモすぎる!!!
0255文字
まいなな
新着
しめさば先生の作品は神です。 ひげひろの時から思っていたけど、「感情」をここまでエモく表現できるってすごいよな。なんだろう……個人的にもうすごくドストライク。特にこの3巻なんて、2巻の最後に名越先輩の闇に触れてから、読んでるこっちが諦めていたのに……壮亮すげーよ。壮亮のあの熱量は俺にはできない。でもそれってきっと、どうしようもなく名越先輩の「言葉」が響いてしまったからできたことで……。人間の感情の可能性をこの作品からは教えられた気がする。あれだよね。傷つく覚悟がなければ、相応の思いがなければ人は動かないね
0255文字
サキイカスルメ
新着
ネタバレ文化祭でバンドをやることになった結弦たち。そして、ベースに名越李咲先輩を誘う壮亮と断り続ける先輩。後悔と向き合う青春シリーズ3巻。すごくすごくいい……!!最初の楽しそうでありながら切ない海水浴や間に挟まる藍衣と薫との三角関係もいいんですが、今回はやはり李咲先輩ですね。先輩の過去は、とても辛くて救いがないもので……それでも真っすぐにぶつかり必死に努力をした壮亮がカッコよかった!最後の演奏シーンでは、じんわりと涙が溢れてきました。最高に面白くて心揺さぶられる3巻でした。続きも楽しみ。
0255文字
真白優樹
新着
壮亮から学園祭でバンドをやろうと誘われ夏休み中練習に励む中、李咲の過去が語られる今巻。―――歌え叫べ、心に秘めたその激情。 青春らしい夏休みと練習に励む中、李咲の心に秘めた、言語化できぬ重い激情に触れていく巻であり、音楽と言う要素が絡むからこそ音楽と言う舞台で思いを晒し響かせる、今までよりも重く切なく、その中に更なる温かさのある巻である。音を通して知る思い、気付いた気持ち。そして光の先へ彼女が歩き出す中、藍衣の元を訪れる波乱の予感。果たして冬が来るであろう中、結弦は何を選ぶか。 次巻も勿論楽しみである。
0255文字
くらっくす
新着
ライトノベル王道要素を詰め込んだ、夏から秋における続編。ラブコメをしっかりと展開する中で、名越先輩の抱える苦しみにフォーカスされる。音楽への多様な思いを断ち切れずにいる状況を変えたいが、その理由は語られることはない。それは単なる拒絶ではなく、語る術を知らない、言語化できない苦痛が、蝕んだ結果なのである。言葉を大事にし、誠実に向き合う結弦が相手だからこそ、その得体の知れなかった苦しみが形を得ていったのだろう。言葉に出来なければ結局は音で叫ぶしかない、才能でも不器用さでもある部分が狂おしい。そんな第3編。
0255文字
いかれも
新着
結弦の物怖じせず、自分の気持ちをストレートに言葉にして対話するのが好きすぎる。登場人物もみな魅力的で最高です。今回は言葉で伝えられない感情を音に乗せて、名越先輩へ想いを伝えるってところが、青春で最高でした。。
0255文字
きぃ✬
新着
ネタバレバナナボートとか一口ちょーだいとか、海だし水着回だし薫可愛いしで夏満喫感をにやにや楽しんでいたら、そこからが熱かった。やっぱり音楽っていいよなぁと、凄い勢いでいろんな感情全部持っていかれた感じ。ここまでではこの巻が一番好き。よすぎて辛かった。地味にベースの湯島くんがかなり気になる。次巻以降で出番増えてほしいけれど、最後の展開からして次は藍衣メインだろうから期待薄かな。
0255文字
ぽな
新着
時間が一番残酷で優しい。辛い経験をした人に時間が癒してくれるだろと距離を置くのも選択だけど、後悔が消えずに残酷な時間だけが経っていく人もいる。勇気と言葉を重ねて理解したいと奮闘する男2人が最高にかっこよかった。夏休み後の文化祭。壮亮の提案でバンドをやることになった結弦達の姿を描いた第3巻。今回、李咲の後悔と青春の二つの意味合いを描くうえで音楽要素を入れてきたわけだけどやっぱ鉄板だねえ。言葉だけでは伝えられない理解できない人がいてその人達は音によって救われた。
ぽな

普段音楽あんま聴かないんだけど小説媒体での音楽を通してわかりあってる姿が滅茶苦茶好きなんだよなぁ…。対話の積み重ねで少しずつ理解してでもそれでも届かないものを音が繋いでくれて心からの笑顔が見れる瞬間がたまらん(´;ω;`) 李咲の後悔を形成した過去はとにかくエグくてきつかったですね…。そりゃそうなるよなと。そんな李咲に対して心底彼女の輝きに惚れこんで諦めずに行動し続ける壮亮と後悔に苛まれてる李咲と壮亮の力になりたいと対話を重ねる結弦が素敵でした!

05/28 23:13
ぽな

後悔と対話による成長を描いた作品なわけですけど、今回は特にそこが強く感じられる内容でグッと来ました。結弦周りの三角関係も楽しい水着イベントや文化祭もあって面白かったですね。結弦はやっぱり藍衣に向いてて薫は辛いですが気持ちに素直になってアピールしてる様が可愛かった~。僕はどこまでも小田島薫推しです!薫がんばえ~。後、美鈴めっちゃ見た目と性格ツボでした。次は伏線が敷かれた藍衣編。物語は佳境に入っていく感じでしょうか。次回も楽しみですね!(9/10)

05/28 23:14
0255文字
おにおん
新着
ネタバレ表紙を見た時から「この巻は絶対に面白くなる」という確信がありました。過去に何かを抱えているヒロイン×しめさば先生、なんて面白くならない訳がないですからね笑。事実、個人的には今までの巻で一番楽しめました。李咲を立ち直らせるために行動する壮亮と、壮亮をアシストする結弦がカッコよかったです!ラストには今までずっと気になっていた部分に焦点が当たり、次巻への期待値もしっかり高まりました。
0255文字
オセロ
新着
夏になり、海水浴を楽しんだりする中で、壮亮の提案で文化祭でバンドを組むことになった結弦達。このことがキッカケを文芸部の幽霊部員の名越李咲の後悔と向き合う今回の物語。 初めてのドラムに悪戦苦闘しながらも楽しさを覚える結弦と、何としても李咲にベースを弾いて欲しいと願う壮亮。そんな李咲の過去は目を背けたくなるようなものでしたが、結弦のドラムに真摯に向き合う態度と壮亮のある覚悟が通じて、李咲が後悔した過去と向き合う展開には胸が熱くなりました。 そして何より気になる引きで、続きが楽しみです。
0255文字
わゆ
新着
季節は夏。皆で海に行ったり、文化祭でバンドを組むことになったり。その中で主人公の結弦は初めてのドラムに挑戦することになったことがキッカケで、読書部幽霊部員の名越先輩と交流を深めることになるお話。元々自傷癖があることが分かっていた彼女だが、音楽と彼女を跨ぐ余りにも残酷で凄惨な過去と後悔が、読み手の胸にも捻り込まれるように刺さる。そんな彼女を、主人公の親友の壮亮が、そして彼を支えるように結弦が、“対話”を通して名越先輩を救うストーリーが本当に素晴らしく、重たい読中から突き抜けるような読後感に昇華させてくれた。
0255文字
秋桜創
新着
普通のラブコメとかとは何かが違う。感情であったり訴えるものであったり。ストーリーも青春という言葉で表すのがピッタリな内容。個人的には小田島薫を応援したくなります...
0255文字
リク@ぼっち党員
新着
ネタバレ決して明るくはないんだけれど、ものすごく眩しい物語。文化祭、普通の高校生らしい部分もありつつ、かなり考えさせられる内容だった。本音で語り合えばわかり合えるというのはその通りかもしれない。でも人間社会は本音を出力することに向いてなさすぎる。嫌われることを恐れ、自分に失望することに怯え、愛想笑いして誤魔化す。過去の出来事で本音に蓋をした名越先輩。壮亮は本音をぶつけ、結弦はただ真摯に言葉を紡ぐ。片や憧れから、片や過去の後悔から。方法は異なれど全力の青春が放つ煌めきはやはり素晴らしいものだ。
0255文字
ひろンゴ
新着
ネタバレ結弦と壮亮が只々尊すぎて敵わなかった。屋上にでてくるやさぐれ先輩は大抵重めのバックグラウンドがあるのが通説だが、名越先輩は2段階ぐらい上の存在でした。彼女のエピソードは重てぇし、そして頑固だ。そんな先輩にヒロインそっちのけで全力アタックする結弦と壮亮の純粋な姿に分かっちゃいるけど枯れ果てたおじさんの目からも青春汁がでてしまい、平穏な午後にこんな精神で過ごすことになると思いませんでした。そしてラストには爆弾落っことしてくれたので、引きもバッチリ!せんせい、できるだけ早く続きをお願いします・・・。
0255文字
よっち
新着
夏休み。藍衣や薫たちと海水浴に行き、高校生らしい夏を満喫する結弦。そんな中、壮亮が「文化祭で一緒にバンドをやらないか」と皆を誘う第三弾。楽器に触ったこともないのにドラム担当に決まり戸惑う結弦。そしてベース担当に名越李咲を迎え入れようとする、すげなく断られる壮亮。李咲の壮絶な過去と壮亮の切なる願いがあって、愚直にドラムの練習に向き合い続ける結弦が変化のきっかけとなって、何度もすれ違いながら諦めずにぶつかり合い、後悔にしっかり向き合った二人にはぐっと来るものがありました。しかし次もまたいろいろありそうですね。
0255文字
全37件中 1-37 件を表示
君は僕の後悔 3 (ダッシュエックス文庫)評価77感想・レビュー37