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感想・レビュー
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ちどり
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リアルな大学教授の濃い熱い研究魂がガツンとくる一冊。 普段あんまり気にせずに生きている言語学について いろんなアプローチで私たちを誘う。 昔はハ行がパ行であったりとか ALSの方への手助けであったり コロナ禍における少数言語話者への翻訳など 知らない世界の扉が開いた読書だった。 私が大学生なら授業は受けたいかもしれないけど ゼミはとらないだろうな。 なんの知識もないわたしでも、丁寧に説明されたために よく理解できた。 それもこれも氏の言語学への愛であろう。
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じんこう
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言語学者の川原繁人さんの著書。メディアで紹介されていて面白そうなので読んだ本。研究の切り口はとてもユニークだがしっかりとした言語学の土台がないとできない。そして言語学は多岐にわたった知識を用いて探求していく学問であることがよくわかる本。講義を聞いてみたいと思った。実際の発音を聞きながら言語学の入り口をのぞいてみたい。
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コハル
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職場の英語の先生と言語学の話をしていておすすめしていただいた本。プリキュアポケモンの話も感覚としては分かっていても理論としてちゃんと実践してた人がいた!!!と感動でした。母と食事に関する言葉は両唇音の言葉が日本語に限らず様々な言語で多い、という話ともリンクして自分の中で納得いくものとなりました。面白い話はたくさん収録されていますがやはり感動するのは最後の章。役に立つの?は自分も文系教師であるゆえよく言われますが、こんなふうに次世代に種をまける教員に自分もなれたらいいな。
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きいろいさかな
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メイドさんのお名前の研究の章は、個人的に源氏名の研究をしている私にとって参考になりました!
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Rangrang
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良いものを読んだ! 予想をはるかに超える愉快さで、最初「 なんだこれ!なんだこれ!」と思った。気づいたら声を上げて笑っていた… 最後は心に残る話が出てくる。 図書館で借りたけど、自分の家の本棚に置いておきたいと思った本だった。
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さく
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ぴみこかわいい
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モリータ
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◆2022年刊。
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修子
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テレビでこの方を見かけ、面白そうだから読んでみました。図書館でかな~り待たされた本です。内容はちょっと難しく、読み飛ばしながらやっと読了。物の名前に濁音がつくと大きく感じる(例:コジラ・ゴジラ)、昔々は「は」ではなく「ぱ」と発音されていたというのが頭に残りました。「研究が役に立たない」と言われることに悩んでいたとき、ALS(意識は明瞭なのに筋肉がだんだん動かなくなる病気)の方の音声を録音しておくという仕事に携わるようになったとのこと。本を通して描かれていた作者さんのコミュ力もすごいです。
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カ~
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日常的に慣れ親しんだ器官で発する音・聞こえる音の話。著者の実体験の中から、ふとした疑問を見つけて、解き明かしていったことをエッセイっぽく教えてくれるので、より感覚的に理解できることが多くて良かった。音響心理学らへんの知識と繋げると、より面白いです。
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tawasimusi
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GOの三浦氏の何かで著者の事を知り、言語学って響きに興味を抱き手にした。確か読む前は声の出し方とか、大きな声でとか、普段声が低くて、しかもボソっと意識しないと喋ってしまう私になにかヒントがあるかも!ってどこか期待してた。まあ、関係ない内容でした。ですが!これはこれで全然知らない世界でへー、へー!へー!!の連続で、ただめちゃくちゃ難しい事をめちゃくちゃわかりやすく説明してくれてるのもあって私が知識として身につけるには容易くない。でも、英語の発音のくだりは、首がもげるかの如く納得してしまった!もう一冊読む予定
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まゆ
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川原先生面白い!! もっと早く出会いたかったなあ。 ああ確かにってわくわくしながら新しいことを知れるのはすごく楽しいことだったと思い出しました。
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ふう
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感覚的には自明のこと、なんて言ったら失礼だが、言語学、音声学をちょっとは齧った人間なので、軽く楽しんだ。オマケのように巻末に紹介された、ALSサポートやコロナ禍での言語学の有用性についてはさらに理解を深めたい。
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n k
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鬼おもしろい。友達に勧めた。
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ぴぴぴ
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大学受験前に読んでたら私の進路は変わっていたかもしれないなぁ
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むた
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もう中身全部おれの好みどんぴしゃなんですよ。おれの知的好奇心のど真ん中はブラタモリか川原先生の本かどちらか迷って僅差で川原先生!という熱い気持ちで読みました。連濁のところは特に楽しかった。「にせたぬきじる」と「にせだぬきじる」。にせものなのは、「たぬき」か「たぬきじる」か。複雑な法則や例外があるのに母語話者なら自然と使い分けていることのすごさったらない。そして50音がなぜ「あかさたな…」の順番になっているのか。知りたい人は読むべし。
むた

あいさん うすうす感じてはいたのですがおそらく私は言葉フェチなんです。日本語に限らず全ての言語にはたくさんのルールがあるはずなのに意識せずに、まさにあいさんみたいにどちらでもいいと言いながら無意識に使いこなしていることがまずすごいことだし、そのルールが時代と共に変化してきた背景とかも面白い。赤ちゃんが言語を習得する過程もすごく興味深かったりします。このあたりの話、いつか熱く語らせてください笑

08/16 21:21
あい

なるほど確かに言われてみれば特に意識せず使いこなしているって凄いことですね✨全然気にしたこともなかったです😅ドラクエの魔法とか日本語ラップとかいろんな観点から言語について書かれていて面白かったですよね☺️もう既に川原先生並みの言語への熱い想いがとても伝わってきましたよ笑😆

08/16 22:17
3件のコメントを全て見る
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一彩
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役に立つ 自分の声とは…
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あい
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日本語ラップやポケモンの名前などを言語学の観点から説明しているところは読んでいて特に楽しかった。若干流し読みしていた箇所もあったが結果的にいうと面白かった。一番驚いたのは、過去形も未来形もなく、現在目の前に起こっていることしか話題にしないというアマゾンの奥地に住むピダハン語という言語があることでした。予定を組むときとかどうするの?と疑問に思いつつも、今を生きている感が強くて彼らが羨ましくなりました。
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入道雲
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言語学というあまり馴染みのない学問をタイトル通り型にはまらない角度や事例で説明してくれる。軽ーく読みつつ、なるほどと思うこと多々。奥深い学問の入り口として良い本です。
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to-monica
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もはやきっかけはなんだったかわからないけど(ゆる言語学ラジオかアトロクかなあ)、やっぱり面白いなあ。「言語学、なにそれおいしいの?」っていう例えを出す感覚がもう信頼できる(個人差あり)、川原先生の硬軟取り混ぜたメガミックス的一冊。日本語ラップもそうだけど、歌う上での気づきもたくさんで、カラオケ行って思い出す本かも。推しキャラ(なのか?)はライマンの法則のライマンさん(自分のことを「わちき」と呼ぶところ。かわいい)。
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わせりん
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ネタバレ言語学者のエッセイテイストの言語学の本。ゲームでも、家族の会話でも、メイド喫茶でも、言語のことを考えてしまう。それをどう社会に還元、活かしていくかを常に考える悩める書でもある。自分のようなので門外漢が楽しく読めることで、もう社会的に繋がっていと思うし、コロナ禍ではデマを予防するために世界の少数話者に向けた翻訳のために行動し、ALSの患者の音声言語のために奔走したり、と社会に貢献している。こんなに楽しく研究てきるのは心底羨ましい。
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一歩
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昨年末に女優の上白石萌音さんが、この本のことをラジオで話していたので読んでみた。とてもいい本だ。言語学ってあまり深く考えたことがなかったが、面白い!そして作者の川原繁人さんの学者っぽくないキャラクターと親しみやすさ、読みやすい言葉使いで、楽しく読めた。メイド喫茶で名前の研究したり、ポケモンやプリキュアの名前の研究が、言語学として世の中のためにどう役に立つのか悩んだりする姿も・・・でも面白いって思う人がいて、言語学に興味を持つ若者が出てくれば、それだけで世の中の役に立ってます!!言語学サイコー!!
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くらげ
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【Kindle】表紙かわいい。専門的なことも途中入るけど、読みやすくておもしろかった。"音声学"というものを初めて知る。音を発することを説明すると物理的になるんだなあ。ポケモンが世界に広がることで、研究できることも増えるの興味深い。コロナなど非常事態の時、自分の使う言語で対処法がわかる。それってとっても大事で、ありがたいことなんだなと改めて。
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あきづき たくみ
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面白かった。ほかの本も読んでみたい。
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ganesha
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80年生まれの言語学者による、学生時代や家族・研究仲間とのエピソードを元にした科学エッセイ。日本語ラップの面白さやプリキュアやポケモンの名前分析、ALS患者さんたちとのワークショップなど、幅広い話題を楽しんだり感動したりしつつ読了。ラ行は透明感なのか。
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青(蜂)
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なにかの感想でも書いた気がするが、人が自分の好きなものについて熱くなっているのを見たり聞いたりするのが好きだ。研究の一端をこんなふうに知ることができて楽しかった。著者にとって言語学が自分がどう生きているかの表現になっていて、役に立つ立たないとか意味があるないとかほんとどうでもいいじゃないかと思う。好きなことに没頭している人はかっこいい。没頭している人におおらかな世の中だったらいいな。
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keisuke
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図書館。
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於千代
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言語学者の個人研究史まとめのような印象。ラップにプリキュアにポケモンに、こうして挙げるとポップな研究ばかり目につくが、後半のマイボイスなどは音声学の知見を用いた社会活動であり、多分野にわたって活躍していることがよくわかる。勉強になる部分、笑える部分、考えさせられる部分と色々な側面がある一冊。
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SARAH
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マイボイス、の研究のところで思わず泣いた。電車で読んだら危ない本です。顔ニヤけるし泣くし、忙しい。
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NNC
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しばらく忙しい&夏バテで読書体力が激減傾向なのでセレクトしてみた。小さい頃から「音」の話が大好きでとても面白くサクッと読めた。大学時代はちょっと授業かじったり、仲良し後輩(言語学系ゼミ)の語りで学習したものです(私は社会系の専攻なので)。 私の本名、名前がある破擦音から始まるんだけど、同じ音から始まる名前の人で「おっとり・ふわふわ系」に会ったことないよ!私も含めてです!笑 言語学は身近に興味ポイントがたくさんある。年代による発音ニュアンスの変化とか、日本語ラップの流行りは本当におもしろいと思います。
NNC

【余談】魏志倭人伝を古語の音韻変化を踏まえて読み、邪馬台国の位置が確定できる、という論をお持ちの方もこの広いインターネットの海にはいらっしゃるので、言語学(この言葉の中にも色々な分野を含むが)ってすごく多様な可能性のある学問。繰り返しになるけど本当におもしろいです。

09/03 18:21
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ナベチ
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メイドさん、プリキュアやポケモンの名前について、っぽいな〜っていう感覚が言語学で説明できるのが面白い。世の中の言葉のきこえ方や、自分で何かを名付けるときに意識したら楽しそう。 マイボイスの取り組みも興味深く読んだ。「よく」使う単語を登録するときの、言語学者と臨床の「頻出」の解釈の違いには私もはっとさせられた。短文再生リストの作成は、気管切開後の生活を想像するための準備運動であり、声を失った後も自分の声で子どもたちの成長を祝いたいという気持ちに応えるためのものでもある。
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Akko1454
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面白かった。読んでいくうちに大学で似たような授業を受けたことを思い出した。私は英単語を覚えるのが多分得意なんだけど、音象徴で覚えてるのかもしれない (単語が話しかけてくると言っていたw) 音が意味を持つという理由で納得した〜
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綻び
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面白かった!この人の本が大学のときに教科書だったことを知りました。ちょくちょく見覚えがあるなと思ったらそういうこと……大学の頃から言語学に興味があったけどこういう形でまた手に取っているのはなんとなく嬉しいですね。ぼんやり思ってた音声学的なものがいろいろ言語化されてて、すっきりしました。
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翳りゆく部屋
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最初は軽妙なノリについていけず、本を放り出したくなった。メイド喫茶とかポケモンとか。でも日頃なんとなく感じている日本語のクセが整理され言語化されていて一気に読んでしまった。電話だとなかなか聞きとってもらえず間違って伝わりやすい固有名詞が、破裂音や摩擦音を意識して発音すると一発で伝わった経験があるので、音って大事。
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もち
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最初はあまりに熱さが伝わってきてノリについていけなさそうだと思ったが、内容がおもしろいので読めてしまった。言語学、苦手意識があったが、いろいろ当たってみたくなった。
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しゅん
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日本語における濁音の法則、有声音と無声音の法則などを、ポケモン/ドラクエ/プリキュア/ラップなどから紹介していく。音と言葉の間に興味がある人間にはドンピシャな本で、本書を読み返すことは多そう。後半に「学問が役立つかどうか」に悩む著者の姿が描かれるが、どうなら実父からの呪いがあるみたい。全体に漲るサービス精神の強烈さもその辺に由来するのかな。
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みけ
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ネタバレ↓”にせだぬきじる”のにせものは何か?」「連濁は二番目の単語が外来語の時には発動しない」「我々が”ハ行”で発音している音は昔の日本語では”パ行”であった。母には二度会たれども父には一度会わず~室町時代のなぞなぞで答えは唇」/むずかしかった
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みけ
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ネタバレ「日本語における鼻濁音化は言語学では有名な現象で昔の日本語は鼻濁音が標準であったという証拠も残っている」「”ラ行”は透明感を喚起する」「日本語の呼び名は”その家庭内で一番小さな子の視点”にシフトする」「エントロピーは”乱雑さ”の尺度である。あるべきものがあるべきところにまとまってある状態はエントロピーが低い。また、予測不可能性の尺度と解釈するとビックリ度が上がることをエントロピーが増大するともとれる」「日本語は同じ単語内にふたつの濁音が入る(連濁)ことを嫌う~ライマンの法則。”にせたぬきじる”と↑
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Yumi
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今人気の言語学者、川原繁人さんの本。今まで読んだ何冊かの中で一番わかりやすく、おもしろかった。
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かんぴー
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積読本をやっと読了。もともと興味のあるほぼ専門の分野だからってこともあるだろうけど、めちゃくちゃ面白かった!エントロピーってことばを使用語彙にしたいんだけど、アクセントはどこなんだろう…?わたし自身ことばへのアンテナは高い方だと思っていたけど、大学教授ってやっぱすごいな。言語学?何それおいしいの?って人が読んだらどんな感想を持つかが気になる〜!
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月に6ペンス
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とても面白く読めた。学生時代同じような講義を受けたことがあるが、あくびを噛み殺しながら座ってた記憶しかない。著者に教わっていたらもっと楽しめていただろうと思う。日本語だけでなく他の言語においても共通する言葉の活用、発声の法則(まさかボイルシャルルの法則が出るとは思わなかった)などがあり興味深い。ポケモン、プリキュアから手話、LGBTQ、と幅が広い。はっとさせられる事も多く為になり、尚かつ楽しい。
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