形式:単行本
出版社:新潮社
形式:Kindle版
『笛を吹く家』…早い段階で子供の年齢は上だろうなーと思っていたけど、元々は大学進学するぐらいの人だったのに退行してしまっているのが…しんどい。引きこもり通り越して、幼児ぐらいになってる。世話をしている高齢両親もしんどいけど、本人もそこまでならなければいけないぐらいしんどかったんだろうな…って思うともうなんかな…。『うらみせんせい』の主人公は、自身の命よりも先生のことを優先しようとしてたから多分悪意持ってやってたつもりなかったんだろうけど…先生も人間だから限界だったんだと思うと何とももう…。
『涸れ井戸の声』みたいな小説の存在、面白い。小説家さんたちからしたら大パニックものだろうけど。『高速怪談』マジでジェットコースターのような勢いでオチが吹っ飛んできた。
『怪談怪談』取材の話と自然学校の恐怖体験をどう繋げるのか、ずっと不思議だった。最初にいなくなった徳山君に何かあると思ってたがこの人か…滝さんは不二先生のお世話がキツくなって、怖いのを乗り越えるためにライターに語ったってワケね。
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