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やがて満ちてくる光の(Kindle版)

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テツ
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群れを育む。人は独りでは生きていけないからそこに所属する。そこには確かに安心も温かさもある。人はそこにいたい。その中にいたい。しかし往々にして群れは人の個としての特徴を消すことを求めてくる。自らを犠牲にして群れに奉仕することを求めてくる。個が生きるために必要な群れが個を犠牲にしてしまう。梨木香歩さんのテーマって、個と群れの関わり方、在り方なんだよな。もっと完全な、幸福になる、人間らしい群れの在り方がある筈なのにというモヤモヤ。いつか至るときがくるんだろうか。光が満ちるように。みながそのまま幸福に。
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