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恋は双子で割り切れない4 (電撃文庫)

感想・レビュー
43

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季花
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ネタバレ純が素直な感情で二人の女の子のどちらを選ぶかといえば、答えは最初から決まっていた気がする。琉実は元彼女で純が初めて付き合った異性ではあるんだけど、それは琉実からの欲求からきているのであって、純は彼女に対しては常に受け身だった印象なんだよな。多分純がサブカル趣味のない一般的な普通の男子なら琉実なんだろうけど、彼が求めているのは自分と同じ世界を共有する会話が出来る人で、那織が求めているのも純と同じ唯一の人だからこそ那織なんだろう。三人の関係はどうしたって変わってしまうんだろうけど、何とか平和に終わって欲しい。
0255文字
読書好き
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ネタバレやっと踏ん切りをつけた回。どうしても姉ムーブになってしまう琉実に対して、ガン攻め+丁度いい匙加減の甘えを出せる那織。というか内面では細かいけど表面上はストレートで分かりやすい那織に対して、琉実はあーだこーだでしこたま面倒な女。そりゃ妹の方が良いよ
0255文字
ka
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1巻のあとがきで作者が「大学の文学部でオタクトークをしている時はよかった」みたいな話(作者は盛ったと言っているが)をし始めた時点でああこれって那織のために作られた話なんだなと確信していた。この作品、絶対に那織という「俺の理想のサブカルヒロイン」の造形が先にあって後から設定とプロットがついてきたでしょ。衒学要素のせいで読書カロリー高めで、とはいえこの巻である程度決着がつくだろうと思ってたら全然そんなことはなくて横浜デートすら次巻持ち越しでややしんどい感じになってきた。
0255文字
マック
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ネタバレ今回は琉実が那織とちゃんと向き合おうとする第4巻。初っ端から那織を家に上げたことが秒で親にバレるという羞恥プレイをかまされて必死こいて弁明する純の等身大な男子高校生感が面白い。 新キャラとして現れた、前巻で那織とチェスをした古間先輩の妹の柚姫が良くも悪くも話を進めるブースターの役割を担ってくれたおかげで展開が早くて読みやすい。その代わり那織のことを悪く言ったがために雨宮に詰め寄られたのには冷や汗モノでした。 すれ違いと事故から純にそのつもりがないのは分かってるが拒絶されてると感じてしまう那織の焦りと亀嵩→
マック

の接し方にもポイント高いものを感じました。また、この事故を経てあれだけうだうだしていた純も双子のどちらを取るかを決め、自身の誕生日を祝っての双子とのデートにて真意を伝えるべく動く様子。次巻の盛り上がりも必至!本巻後の亀嵩の日記の端書きも数ページとはいえ読み応えがありました。こちらも是非読んでおくべき

09/07 18:17
0255文字
白深やよい
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ネタバレ4巻読了。 本当に本当に面白かった。 4巻での那織が強すぎる。 言っちゃ悪いけど、ここから琉実が勝てる未来が本当に見えてこないレベルで強かった。 しかも最後の最後、いいところで終わるし、このまま完結へ向かってしまうのだろうか… そう考えると少し寂しい気もします。 那織の恐ろしいところは、純にパンツを渡したり、もう男子の夢だろ…的なことをアプローチとして使ってくることなど、小悪魔ムーブ。 ありがとう。本当に助かります。 5巻を読むのが楽しみです。
0255文字
フラチキさんです
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ネタバレ★★★★★ 作者さん4冊目。那織さんの圧倒的な強者感。純の家に泊まったあげく、パンツまで置いていく小悪魔ヒロインとして魔王ムーブを繰り出してきます。それに対してどれだけ姉が足掻いていたとしても、それは妹を追従する行為にすぎないという展開。先に付き合っていたのは姉なのにいつからこうなったのかと思いながら読んでいたら、やはり選ばれたのは妹でした。どう考えてもそうだよなと思ったので作者に納得です。ヒロインレースに決着をつけてくれるのは読者としてもありがたい限り。次巻がどんな荒れ模様になるのか、非常に楽しみな私。
0255文字
こげぱん
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ネタバレ次巻でナオリに告白するという純。意外とすんなりいかないなんてないよね。確かにナオリとは趣味とか考え方も合うしね。ルミとは過去の楽しかった思い出と幼馴染という関係で好きという事なのだろうけど。
0255文字
fortissimo1997
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ネタバレすごくいいところで次巻へとなりましたが、こんな早い段階でどちらかに選ぶ展開になるとは予想外でした。え、次巻で完結というわけではなかったよね? 個人的には那織と付き合ってうまく続けられる気はしないんだけど、幼馴染でずっと上手くやってきた純ならいい関係性に落ち着くのかな?琉実の時は上手くやれなかったという描写が多かったので、その辺りが琉実とやり直すのを選択できなかった要因にもなっているのかな? どちらかが選ばれなかったとしても三人の関係性は大丈夫という希望的観測もあったけど、そちらもどうなるでしょうか?
0255文字
唯月
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ネタバレ驚き。こういう本って、結局選ばれずに終わるものだと思ってた。でも選ばれた方が那織なのは納得。作者だって明らかに那織の事を贔屓して書いてたもんね。私も那織派だから嬉しいけど、純の言葉から『私は那織の姉としての価値しかない』と感じ取って泣いた琉実を見ると、「琉実も良い子なのにな、可哀想だな」って思えてくる。だけど純とすれ違った那織も那織で、『私じゃ駄目なのかな』って珍しく弱音を吐いているのを見ると、やっぱり那織は可愛いと思う。次巻で純が那織に告白すると考えると、琉実が可哀想で仕方ない。どんな反応するのかな。
klti

アニメ化するなら、最終話は4巻のラストで余韻を持たせて綺麗に締めくくって欲しい。 (5巻は蛇足とまでは言わないが、那織推し読者へのサービスだろう)

04/20 11:14
唯月

確かにそうですね。けれど私は、5巻の途中までは欲しいかな、とも思います。アニメでも、告白してハッキリさせて欲しいです。

04/20 13:14
0255文字
たれねこ
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ネタバレ那織と琉実の間で迷い、理性と本能と情の狭間でうろうろとしている白崎を見ているだけの一冊に思えた。 そして、一冊通して双子のどちらを選ぶのかという材料を積み重ね、決断するところまでというなんとも半端な終わり方だった。琉実の爆弾は残ったままで、三人でのデートの行方も気になって仕方ないところだけど、それは次巻への楽しみであると同時に消化不良気味だった。 ただ最後の部長の日記の端書きを読んで、何を読まされているんだと思うと消化不良も含め、全てがどうでもよくなるという不思議な読後感だった。
0255文字
klti
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ネタバレこの4巻のラストで綺麗に締めくくって欲しかっな。 5巻以降は蛇足とみるか、ボーナストラックとして愉しむか。意見の分かれるところ。
0255文字
シャトーブリアン
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★★★★☆ 那緒の置き土産という名の爆弾から始まったプロローグ。親や琉実の後輩や慈衣奈からも言われ外堀を埋められ決断の時が迫られた純。2人の心情が強く書かれてるので、どちらと結ばれても心苦しい。最後の一文で答えは決まったと判断できますが、あとはどう伝えるか⋯怖い。
0255文字
AKF-ZERO
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ネタバレ前巻ラストからの親バレ、なんとか事なきを得たところではありますが、これは母親の懐の深さに助けられましたね。男子にとってはあまり考えたくない冷や汗物の状況ではあります。双子のどちらを選ぶか決めた純、次巻どうなるか楽しみです。本筋にはあまり関係ありませんが、虫の苦手な双子の蚊の撃退劇の下りが面白かったです。
0255文字
ひろンゴ
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ネタバレ5巻を前に再読。こんな重たい双子を想い想われるってのが地獄とは言い得て妙。一度敗れてからも逆転を狙い、諦めなければ負けていないの精神で添い遂げるまで突っ走る那織の強さは素晴らしいが、面倒くさすぎる。琉実のほうが手堅いが、”手堅い”以上の魅力が感じられなかったのが惜しいかなぁ。純の中で答えは出ているので、あとはもう行くしかないんだよねぇ・・・。読者としては最後まで見届けたい。
0255文字
しん∞SHI−N
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【保留出来ない恋の答え、一人を選ぶ難しさと葛藤】那織の悪戯が三人の関係に変化を齎す物語。ちょっとした悪戯が思わぬ変化を与える。一番わがままであった事を自覚する琉実。そして、純に那織とした事を全てやって欲しいと懇願する。無茶苦茶な欲求に戸惑う純を取り残すように、積極的な那織の無我夢中なアプローチ。どちらか一人を選んで欲しい切実さと、今のままで中途半端な関係を続けたいと願う純。答えを出さなければ向かう先は泥沼の修羅場。三人の割り切れぬ関係も遂に佳境を迎える中、純の下した決断がどの様な変化を齎すだろうか?
0255文字
ささきち
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もう色々と我慢の限界というか皆精神的に参ってませんか?な4巻ですね。純は自分なりに考えて線引きしているけど1度自分から離れて別の相手と恋人になった経験を得てしまった姉妹からしたら決め切れない態度自体が不安にさせて行動で試してしまうのがね~純が可哀想という気持ちと姉妹も自分が選ばれたいと努力している結果ではあるからな~と私も明確な答えが出せませんよ。とうとう親も気づいていて釘を刺されるし友人や後輩からも決めろと迫られとうとう純は自分の誕生日に3人でデートをして自分の想いを告げると決意する。
ささきち

読んでいてそっちの方が楽しそうだもんなーって私は思うんですよ?ただ選ばれない方がどうなるのか?と誰もが気になる話もあって早く続きが読みたい!この作品やっと決断して告白したとしてもよ?それで終わりかとは思えないのよね〜純の答えを聞いた後どんな話になるのか続きが楽しみです。

12/31 23:26
0255文字
ナギ
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純が三角関係をどうするか、悩み続ける巻。母は何でもお見通しという感じですが、家族も含めてのお隣さんなんだなぁと感じます。出した結論はそうでもその通りに進ませてもらえるのか?波乱はまだありそう。
0255文字
ふゆくろ
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ネタバレ前回のラストから気になり続けた今回。 やはり、那織が強すぎるというのは変わらなかった。 初恋の人+好意を全面的に伝えてくれるというのは大きい。 もちろん、琉実も好意を伝えてくれるというのはあるが、どうしても妹を思うばかりに後手に回りがちなのが惜しいところ。 横浜デートでどう関係性が変化するのか楽しみ。
0255文字
八岐
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ネタバレ★★★★ こうしてみると双子と一人。幼馴染三人が家族同然に仲良くという関係が恋愛によって脅かされる事への当事者達の怖れをここまで重点的に繊細に主軸として描いている作品は中々なかったなあ。いつも三人一緒ではなく、それぞれにコミュニティを築いている事もまたエッセンスになってるんですね。また只の幼馴染じゃなく双子というのが分かち難い関係として意味をなしてきている。そしてどちらかを選んでもそれが終わりじゃ全然ないのだ、きっと。それで割り切れるのなら、最初から縒れてないもんねえ。
0255文字
oku
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純がついに決断する回。序盤のパンツのくだりからして那織の覚悟が伝わってきた。純の決断については、まあそうなるよねって感じだけど、それだけに琉実のことを思うと複雑。三角関係は大好きなので決着がつきそうな展開にはやや寂しい気持ちもある。でも次であっさり決着がつくとは思えないなあ。どちらかが付き合うことになっても三人はこのままでいたいと願っているが、それだけに只事では済まなそうな予感がある。まだ一波乱ありそう。
0255文字
まいなな
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とうとう、いや、もう選んじゃうの? そんなふうに感じた恋は双子で割り切れない4巻でした。 いや別に悪いとは思わないし、物語上納得はできるスピード感なんだけど、終わりが近い事を想起させられてしまって寂しくなる。作中に幾つも終わりを意識させる言葉があったことからも、なんとなく寂しさが生まれてきた。 まあ別にめちゃくちゃ続くかもしれないんだけどさw 相変わらず極上の読書体験。穏やかな時間 【まとめ】 ・素晴らしい読書の時間をくれる作品 ・那織と琉実の姉妹関係の深さ ・最後の璃々須の日記の端書きが大好きでツボるw
0255文字
d
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ネタバレなんであれ、人のために怒れるのはいいと思いますが、事実関係の確認には気を使いましょう。彼の心が決まったようなので、次巻でどうなるか気になります。
0255文字
わたー
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★★★★★どちらと付き合うか、結論を保留にした純に対し、さらに苛烈なアプローチをかける双子。そんなドロドロの三角関係にようやく終止符の兆しが…な4巻。序盤から自分のパンツを純の家に置いてみたり、互いに隠れてキスをしたりとエスカレートしていく行為。そんな行為の裏側には彼女たちなりの想いが当然あって、それらを余すことなく摂取できる構成の妙がよかった。それだけに、双子たちから向けられる感情の重みに流されそうになるも、結論を出した純は称賛に値すると思う。だが、まだ波乱が待っていると思うので次巻も楽しみにしたい。
0255文字
vivace
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変わらず好きなまま読了できてホッとしています。こういう情念の濃い恋の縺れたお話は苦手で避けてたりするんですが、この物語は自分にはギリギリのバランスで楽しめています。読み終えてホッとしたというのは、もう読んでいられない、となる危うさをどこかで感じてるからですね。そういう意味でギリギリのバランス。 人間を描くとは、なんて大きなテーマでは語れないですが、少なくとも登場人物が記号化されない人間として描かれているから先を読む怖さがあるんですよね。記号じゃないから揺れ動いて変化する。その不安定さが楽しいし、怖い。
0255文字
由斗
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恋は双子で割り切れない4 読了 ★★★★☆ 前巻からの爆弾発言。たぶん過去一焦ったであろう純のモノローグはさすが緊迫感あった。 そして中盤。お腹が痛い展開に(褒め言葉)。いやぁ~~~ドロドロの三角関係!これだ!これが見たかったんだ!!そして別角度からの母親の再び爆弾発言。これはリアルで嫌すぎる。読んでるこっちも頭を悩ます展開に。 そして最後。てっきり決着はつくのかと思ったら次巻に持ち越し。純はどちらに告白するのかを決意。ただ嵐の前の静けさというか、これがシリーズクライマックスならともかくまだ4巻。⬇
由斗

絶対タダでは終わらないと思うし、姉妹のもう片方にも必ず逆転チャンスはあると思うので次巻で攻勢に出れればと思ってる。

07/27 01:39
0255文字
のと
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二人と主人公の距離感が相変わらずうまい。とっても面白かったです。これからハチャメチャになっていくであろう、恋の行方に期待。
0255文字
mag
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今巻もめちゃくちゃ面白かったです。 この巻だけでも色々とあるのですが、総合的に見ると嵐の前の静けさを感じる巻でした。 三人それぞれの立場から書かれた三者三様の苦悩は見ていて辛いものがありますが、この先のことを考えるとさらに辛いものが待ち構えていて、それがまた読んでいて胸を痛めつめてきますね… 今巻はすごく気になる所で終わったので早く次巻が読みたいです。
0255文字
翡翠
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ネタバレ優柔不断な純がついに決心をして三角関係が大きく動く。ここまで来るとどう転ぶか次巻が早く読みたい。那織のパンツ見つけただけで察しのいい母、昔はヤンキーだった神宮寺母、どちらも母親強し。
0255文字
中性色
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オープンクロッチ。単純に話の進み方が遅めというか、キャラとしては成長してるし進んでるんだろうけど、話そのものとしての遅さよりも、良くも悪くも情報過多なのが原因なのかな。教授や雨宮などいいサブキャラがいるのに、メイン筋には絡んでこないのも、話の展開のわりにはメリハリや谷を感じない理由なのか
0255文字
しおり
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ネタバレ純を独り占めしたいのに、恋敵は同居の大事な姉妹…だからこそ負けたくない。瑠美も那織もツラい…純の悩む気持ちも分かるけど、回答を保留にして主導権握ってるし、自分の誕生日に瑠美を振るつもりなのにデートの段取りを瑠美に仕切らせてるのが、最後まで都合よく使い捨てるみたいで嫌でした。提案に乗るにしても自分で待ち合わせやデートコース考えるくらいすればいいのに、その努力も惜しむのかと… どちらを選んでも、選ばれても、選ばれなくても、賽を投げてしまったら三人とも不幸になりそうな気もする…それもまた、青春なんだけど…
0255文字
芳樹
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ネタバレ今回は読み進めるのが辛かった。琉実も那織も表現系は違えど純への想いは一途で、下駄を預けたはずの純はその言動で彼女たちを翻弄する。そんな展開に胸が痛み、彼女たちの友人と同様に純を責める気持ちで一杯でした。でもついに純は決断。さて、三人はこれまで通り仲の良い『恋人と友人』という関係になれるのでしょうか。そうは簡単にいかないような気もしますし、それが明らかになる続編を心待ちにしています。
0255文字
椎名
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とうとうどちらを選ぶかの結論が出たわけだが、このまま真っ直ぐ上手くいくとは思えない。どうなっても三人で、これまで通りにいたい。けれど、そうはならないだろう。そう思いながらも、三人でいることがやはり楽しく、選択してもこのままでいられるかもしれないという気の緩みや期待が出てしまっているからこそ今後起こるだろう破綻や波乱は一層激しいものになるはずだ。しかし、変化と成長を遂げている那織と 初期から純以外との物語の積み重ねはない琉実というのはあえてなのかな。
0255文字
なっぱaaua
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ネタバレ結論を実行するまではいかなかったけれど、やっぱりそうなるよねという展開。那織と純は趣味というか好きなことや興味あるという点ではとってもお似合いだ。琉実も良い娘なんだけどお付き合いだけ考えたら純的には物足らないだろう。周囲のお節介もありながら、純がどう二人と向き合えば良いのか必死に苦悩して結論を出す今巻。自分的にも那織に言葉で虐められたい願望があったりする。それって楽しすぎるだろって思うが。でもね将来を考えたら本当にそれで良いのかとも思う。那織は生活感無さすぎだしね。~続く~
なっぱaaua

この本が一筋縄ではいかないのではないかと思うのも紆余曲折な三人の関係の歴史が物語っているからね。3人で行く純の誕生日横浜旅行が、さてどうなるか。ボナーストラックに書かれている部長の日記を読んで、一番魅力的なのは部長だと再認識した次第です。次巻も楽しみ。

07/11 22:28
0255文字
リク@ぼっち党員
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ネタバレ誕生日を前についに純が決意する。それに合わせるように姉妹仲の良さを見せてくるのが残酷。知識の溝が相性の溝になるとは思わないが、打って響くのとスルーされるのではやはり違うものか。那織は我が道を行くように見えて理解者がいないと生きていけないタイプだろう。部長や教授はさすがよく見てるし、那織は周りに恵まれてる。だからといって琉実なら耐えられるかと言われりゃ間違いなく引きずるだろうし、優柔不断で関係を乱した純の咎か。そしてこのまますんなり行くとは思えないのは私の訝しみ? 三人揃ってのお出かけでどうなるか期待。
0255文字
leo18
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双子姉妹との三角関係も佳境。ぐだぐだ行きそうだったところでしっかり結論を出した純には好感が持てるし、心情描写も丁寧でこの一冊はうまくまとまっている。この後の展開が気になるところだが、素直に行くのか?もう一波乱あるのか?
0255文字
パパサレン
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純君悩んでたけど、遂に結論を出したのね。付き合ったところがゴールだろうけど、家族と幼なじみとしての関係は続いていくので、本当のゴールはずっと先になるだろう。油断してたらすぐにかっさらわれそう。
0255文字
のれん
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ネタバレ作風から見て琉実が可哀想になる巻。 だって彼女目線での恋への変化が少なすぎる。那織は友人たちに激励されつつ、詰問を重ね、自分の気持ちを洗練している。 那織自身が動いているからもあるだろうが、それに追随するだけで3人で仲たがいするのだけは嫌だと1巻時点から変わらない流実は結構扱いあぐねているようにも感じた。 引用台詞も吐けないしね。 一方で互いの母ちゃんたちの台詞は中々に面白い。子供たちの恋模様に一線を引きつつ、見守ろうとしてるのが脇役大人として理想的だ。(1/2)
のれん

終盤の決意は予想通りではあるが、ここでクリフハンガーとしてるあたりもう一つ爆弾を用意していると期待したい。 さて恋は割り切れるか。次巻が楽しみ。(2/2)

07/10 01:22
0255文字
らいら
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純くんを巡って綱引きを繰り返す琉実と那織。両親や友人が動く事で、三角関係が徐々に進展するお話。 序盤は今までと似た展開も多いですが、中盤~終盤に掛けては3人の関係が動いてゆき、その変化を3人それぞれの視点から丁寧に描かれた、面白い作品でした。 また、那織の面倒くさい行動や独特の会話を引き続き楽しめたのも、個人的に良かった。押して駄目なら引いてみろ。 後は、両家の両親の、適切なタイミングで適切な行動を起こす、その存在感が印象に残った。 次巻決着がつくのか、ボーナストラックは伏線なのか、などなど、楽しみです。
0255文字
真白優樹
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夏休みと純の誕生日が迫る中、自分の思いに揺れる純が那織と喧嘩してしまう今巻。―――答えはもう保留できぬ、だからこそ今、答えを。 前巻までとは違い親や後輩と言った周りの者達からの後押しがぐいぐいと来る中、純の一つの決断が確かに物語を動かしていく巻であり。割り切れなさの中に背徳感まで混ぜだした甘さがある中に、何かの終わりが見えてくる巻である。決戦の地は横浜。果たして琉実との思い出もあるその地で純が告げようとするその決断は、割り切れぬ関係をどう変えてしまうのか。その先に待つ光景とは。 次巻も勿論楽しみである。
0255文字
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恋は双子で割り切れない4 (電撃文庫)評価49感想・レビュー43