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虹にすわる (幻冬舎文庫 た 45-5)

感想・レビュー
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ひるあんどん
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大学時代の友人である徳井と魚住。故郷で修理屋さんをしている徳井の元に魚住が押しかけてきて椅子工房を始める。劇的なことが起こるわけでも大成功するわけでも大恋愛ストーリーがあるわけでもなく。何人か間に挟んだら見つかりそうな普通の人々。でも応援したくなる二人、こんなに好きなものを仕事にできるのは羨ましいな。
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tomatokun
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サクサク進むと思ったら心なしか会話文が多い…? 好きな対象がニッチだった。でも菜摘も言ってたけど好きなものにすごく打ちこんでいる感じが羨ましい
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真理そら
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魚住と徳井はともに椅子つくりが楽しいが、デザインと制作それぞれ得意分野が違う。徳井の故郷の海辺の町で椅子工房を立ち上げる。魚住を追いかけてきたぬいぐるみ作家の胡桃が居ついたり、高名な建築家の工房からの誘いがあったりしながらも工房への注文は少しずつ増えていく。大学時代の夢に向かって着実にスタートした二人と胡桃、徳井の幼馴染で食堂の菜摘、徳井の祖父の今後を知りたい気分で読了。ぜひぜひ続編を!倉敷の下津井あたりをイメージして読んだ。
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いっこう
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蓮見恭子さんの作品と勘違いして買った。でも面白い人と出会えた。読みやすく、ほんのりする。森沢明夫さんみたいな作家。椅子を題材とし、人の成長を見る。
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くま美
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大学の先輩、後輩の青春。ラストも清々しい。
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Miho  Sato
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ネタバレ真面目な徳井と飄々としている魚住。正反対だけれど、二人の組み合わせが、ほのぼのしていて、良い感じだと思った。
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bibiko
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読みやすかった。 この4人のような人間関係に惹かれる。 私にも夢はあったけど、当時2人のようなパワーはなく今は趣味としてやってる。羨ましいな。
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えりこんぐ
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正反対だけど不思議とウマが合う人がいる。田舎で椅子工房を始めるようとする魚住と、巻き込まれた徳井。食堂の菜摘とぬいぐるみ作家の胡桃と含めて、4人のこの先がもっと読みたいと思った。何よりおじいちゃんが好き(´∀`) 【積読80】
本埜しをり

うっわ、椅子工房とかぬいぐるみ作家とか、すごいパワーワード!

10/27 19:42
えりこんぐ

本埜さん、ぬいぐるみ作家はなかなか独特な作品でしたけど😆 ファンシーではなかったw

10/27 19:44
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たけ
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面白かった。「うさぎパン」や「ありえないほどうるさいオルゴール店」などとはちょっと変化した作風に感じた。田舎での仕事や職人としての矜持なども感じられてまた一歩作品の幅を広げられたのかなと思う。次作も期待しています。
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むさし
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真面目で堅実派で確かな技術をもつ徳井、社交的で人づきあいに長けていて優れたアイデアとひらめきをもつ魚住。学生時代にふたりで交わした約束を叶えるべく田舎の徳島に戻り椅子工房を営む物語。正反対のタイプのふたりだからこそお互い足りない部分を補いあいながら少しずつ、でも確実に成長してゆく姿に爽快感が溢れます!また、絶妙な距離感でふたりを見守る元仏壇職人の徳井の祖父も心地よい安心感を与えてくれています。美しい海沿いの町の空気感とあいまって物語全体が優しい雰囲気で包まれ、とても読み心地の良い物語でした!
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myunclek
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夢を諦めない、友情も失わない。この人生の選択は、決して間違いでは無いと思います。欲ばらずに、虹の椅子に座れる日が待ち遠しいですね。皆んなが、幸せになりますように(^^)
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北刻堂
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建築学科を出たのに何故か椅子職人を目指すこととなった二人を主人公にした、瀧羽さんお得意の理系こじらせ男子もの。 直情的な魚住と、堅実派の徳井と、性格がちぐはぐであるのに加え、デザインのセンスはあるが、技術はイマイチの魚住と、デザインセンスはないけど、技術は一級の徳井という具合に才能もちぐはぐ。発展途上のままとにかく工房を続けていくこととなって物語は終わるけど、この二人に菜摘と胡桃を含めた4人の行く末を知りたいところである。
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涼
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http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/07/post-eccae8.html こんな椅子に座ってみたいものです。
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エイキチ
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ネタバレ文庫の古本 瀧羽さんは11作目 故郷に戻って家具や電化製品の修理や 小修繕を手掛けている徳井のもとに 都会の大手工房を飛び出した大学の後輩・魚住が頼って来た ここにしばらく置いてもらえないか 家具づくりを手伝いたいんだと でも魚住はアイデアは良いのだが手先が器用な方ではなく 何かにつけ徳井を頼ってくる 食卓の椅子づくりを皮切りに 家具づくりの注文が舞い込むことに だが徳井の都合も考えずに注文を受けてくる魚住に呆れるわ 作った椅子が高名な建築家・進藤に気に入られ 徳井にスカウトが でもきっぱり断ったんだ
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やすらぎ
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木肌に触れているだけで安らぐ。心を込めた一脚に腰を下ろすと包み込まれる。角のない緩やかで優美な曲線に指を這わせて職人の優しさを受け取る。大切にしたい椅子。互いが互いを認め、補い支え合う気持ちが込められている。ついぽろっと出た言葉。考えすぎて押さえきれなくなった本音。生きていくために必要なものは数多あるけれど、やりたいと思えることがあるのならやってみたらいい。決して一人では作れない美しさを知り得るから。誰かのためだけでなく自分のために。ひとしきり雨が降った後に見上げた冬空にはきっと、友情の虹がかかっている。
優雨

やすらぎさん、こんばんは。素敵なレビューありがとうございます。やすらぎさんが紡ぐ言葉には、いつもハンドルネームと同じように、やすらぎがあり、いつも癒されます。

06/14 21:24
やすらぎ

優雨さん、こんばんは✨いつもありがとうございます。自然が育てた樹木を、思いを込めて大切なものに仕立てる。そんな心豊かで手先の器用な人に憧れます🍀優しい読書っていいですね✨

06/14 21:35
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fumiko
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田舎で椅子工房を始めた、徳井と魚住の成長物語。 オーダーメイドの椅子って憧れる。人生で一度でいいから作ってみたいかも。
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たるき( ´ ▽ ` )ノ
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オーダーメイドの椅子・・・そんな物が存在するなんて、意識したことなかったかも。長く座っても疲れないのかな。虹に座るような気分になれるのなら、一度座ってみたいな♪
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Kazuko Ohta
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昨年6月に弟が亡くなりました。その5カ月後、弟よりひとつ下の私の友達も同じように癌で亡くなりました。20年以上前に弟と彼は面識があり、亡くなるひと月前に「向こうで弟さんに会えるとおもいます」と連絡をくれました。そんな彼が木工職人で、遺作となった椅子が展示されている今、木工の話だなんて知らずにこれを読んだものだから、思わず涙。「虹にすわる」とは良いタイトル。彼の遺作は曲線が虹っぽいベンチシートで、ふたり並んで座っているところを想像します。瀬尾まいこが好きな人なら瀧羽麻子もきっと好きですよね。心が温かくなる。
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雪乃
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【図書館本】面白かった。
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エドワード
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故郷で修理屋をしている徳井律の元へ、大学の後輩・魚住光が訪ねてきた。二人は椅子作りの工房を始める。デザインに優れた魚住と、技術に秀でた徳井、教授が「足して二で割りたい」と言う迷コンビ、実直な徳井に対して、飄々として軽い魚住、個性の描写が上手い。夫婦いす、子供のためのファーストチェア。魚住のアイデアは確かに面白い。食堂の看板娘・菜摘と魚住の彼女?胡桃が加わり、賑やかになる人間模様も楽しい。最後は、彼らの椅子が高名な建築家の目に留まり、徳井がスカウトされる一幕。どうする徳井?さりげなく描かれる人生の機微だ。
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ラッキー
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椅子職人の話と思いきや、徳井と魚住の成長の物語だった。自分の気持ちに向き合えた後の、後日談も読んでみたいなと思わされた。
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aoi
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嫌な人が出てこない、安心して読めるふわっとした感じの話。心が健康な時はしみじみと感じるられると思うけど、ちょっとやさぐれてるときは、物足りなく感じそう。
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hitmium
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ネタバレ優しくて素敵なお話ではあるんだけど、なーんかふわっと着地してしまって結局、解決してなくない?と物足りないかんじ。現実的でない。 瀧羽麻子さんらしいお仕事小説を期待して読んじゃうと微妙。中高生が読むのにはいいのかな〜?なんかいつもと違うな〜?と思ってたらCreemaでの連載だったとのこと。なるほど〜〜! ヤツメウナギのくだりはとてもすき
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Karl Heintz Schneider
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表紙絵が示す通り、椅子にまつわる物語。海沿いにある静かな町で学生時代、先輩・後輩だったふたりの20代男子が小さな椅子工房をはじめる。楽観的な後輩・魚住。心配性な先輩・徳井。最初の内はかみ合わなかったふたりだが次第にお互いを尊重するようになる。魚住のポリシーは「甘えない、頼らない,投げ出さない」徳井のポリシーは「焦らない,考えすぎない、他人のせいにしない」こんなふたりの、ゆるゆるな事業計画は果たしてうまくゆくのだろうか。
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dodo
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★★★★☆
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平坂裕子
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「甘えない、頼らない,投げ出さない」魚住くん。「焦らない,考えすぎない、他人のせいにしない」徳井さん。2人が作り出す椅子は、座る人ひとりひとりに寄り添う座り心地、良いなぁー。おじいちゃん、菜摘ちゃん、胡桃ちゃんみんなみんな幸せになりますように。
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M Y
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瀧羽さんが描く小説は、童話を読んでいるような気分になります。浄化される感じ。解説も、オススメです。
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りょう
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徳井と魚住という学生時代に木工の授業で一緒だった、正反対の二人が徳井の田舎で、なんとなく修理屋さんと、椅子づくりをするようになる物語。青春だし、凸凹の二人のコンビもいい感じで楽しく読みました。物を作るのは手と頭とこころを使うというじいちゃんの言葉、本当にそうだと思う。あたしも、チマチマしたものづくりが大好きです。
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sumomo
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本文もさることながら解説も良かった
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うさぎ
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【初読】好きな作家さんです。いったい何が幸せなのだろう?なんて事を考えていました。好きな事で食べて行ければそれが一番良い様に思うけど、本当にそうなのかとか?例えば椅子を作るにしても、自分の好きな物だけではなく、意に反する物作らなければならないとしたら…生きて行く為に仕方ないことだとしたら椅子を作ることが嫌にならないのかな?と思います。何だか伝え難い思いではありますが、読み終えてそんな事を思いました。
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えりまき
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2022(264)いいお話。デザインの魚住くんと木工職人の徳井の椅子工房のお話。夫婦椅子、ファーストチェアー、いいですね!もっと色々な椅子を作って欲しい。私は在宅勤務用の椅子が欲しい。。。魚住三か条「甘えない、頼らない、投げ出さない」。徳井三か条「あせらない、考えすぎない、他人のせいにしない」。「徳井さんが気にしているのは世間じゃない。自分だよ。自分に言い訳してるんだよ。もしうまくいかなくなったときに、おれは悪くないんだって思えるように。」
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しおり
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椅子職人を目指す若者二人の物語。職人を目指しながら苦戦するというよりは、二人の人間関係の方が印象深いかな。器用な手先で考えすぎる徳井と、デザインは出来るが技が伴わない、前向きな魚住。無いところをお互いに支えあって、素敵な椅子工房を続けて行けたら幸せなんだろうね。
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sin
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kindle版。作家買い。帰郷し祖父と仕事していた徳井の元に大学時代の後輩魚住がやってきて、二人で椅子工房を立ち上げる。悪い人の登場もなく、大きな事件も起こらず優しい気持ちで読了。
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環実
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人生が一度きりなことが悔しくてたまらない。もう一度、という時間があるのなら、読了後の今から人生の上書きをしたくなった。嫌な奴が現れない物語。海辺の町で出会いが重なる若い彼等は、自分では変えられない何か、を抱えている。それをあげつらうことなく、何処に住むか誰と居るか何をするかという根源的な問いに向き合っていく。行動ばかりかそれに伴い思考までもが規制されたような期間が続いた。「あれこれ理屈はつけてるけど、要するに、全力出して失敗するのがこわいだけなんじゃないの」私たちはいつだって人生の残り時間を生きている。
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しのぶ
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手仕事が好きなこともあり、「職人」という言葉に惹かれがち。しかも「家具職人」、さらには「椅子職人」ときたら、興味を持たずにいられない。今の家に越したとき、友人がダイニングの椅子(カール・ハンセン&サンのYチェア)を「これ美術館にあった!」と教えてくれて、それから椅子を見る目が変わったというか。たまたま近所の美術館にも椅子コレクションがあり、改めて実用と装飾、遊び心を兼ね備えた「機能美」みたいなものについて考えさせられたこともあって、この物語にも深く頷くところがありました。もうちょっとじっくり読みたかった。
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くろにゃんこ
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虹に座ったら、見晴らしいいだろうな~あっ、高所恐怖症だった(笑)田舎に戻り、友達とオーダーメイドの椅子の工房を始める話。胡桃ちゃんの言う「お互いもう少し経験を積んでからでも・・・」という言葉に深く納得。全体的にサラッと終わった感じでした。
0255文字
こばゆみ
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田舎でオーダーメイドの椅子工房を開くことにした男性2人のお話。さらさら読めてしまったけれど、そのぶんちょいと物足りなさが(^_^;)。椅子を「唯一肌に触れる家具」って表現するのが、なるほどなーと思って印象に残ったのでした(^^)
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はこぶね
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田舎で椅子の工房を始めることになったアラサー男子2人。途中、胡桃が出てきたときはどこのラノベヒロインだと読むのをやめそうになったけど、魚住に対して以外には案外誰よりまともな思考をしてて、むしろ話に出てきてくれてよかったと思うようになった。話ができすぎてるのでリアリティはないけれど夢があるお話。普段あまり小説を読まない中学生とかには読みやすいんじゃないだろうか。
0255文字
はな
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タイミングかな。また次出会って読みたなったら読もう。
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