形式:新書
出版社:講談社
形式:Kindle版
(続き)私自身の音楽リスナー遍歴にも新たな発見をもたらしたのでした。あと、THE MAD CAPSULE MARKETSがヴィジュアル系だったのは知らなかったので、新たな視点から聴いてみようと思います。
当時の司会だった爆笑問題に伝わってなかった。tetsuが著書『哲学。』で、「NHKも爆笑問題も悪くない。うちのスタッフに対してもっとちゃんとやってくれという意味での行動だった」と書き、爆笑問題もラジオで「俺たちにはむしろ『すみません』って。本当に真摯な態度で『申し訳ありません』って帰って行った」と語ったそうです。これも、蔑称として、ヴィジュアル系を使っていたやつらがいたせいでしょう(続く
hideについての部分は、オールナイトニッポンRでの、「蜘蛛が吐く糸はwebというんですけど――。 情報を収集するためにwebを張った蜘蛛というのは自分の張ったweの中でしか生きていけなかったり」という言葉は 90年代後半のものとは思えないほど、現在にも通じており、驚きました。 全体的には、ヴィジュアル系の歴史を丁寧に追ったというより、 だいぶ偏っていないか、という印象。特に自分が好んでいた90年代後半のヴィジュアル系バンドの言及は、そこまで多くなくて 残念でした。
うーん、V系の系譜なら王道かもですがGLAYやL'arc、LUNA SEAはよく聴きます。BUCK-TICKも素敵だなとも思います。あとはイエモンも好きですね。
なつさんのイエモン好きは私の中で有名です♬ニューウェーブをルーツとするバンドが多いですね💡ありがとうございます_φ(・_・
本家のエクスタシーやフリーウィルだけでなく、ビーイングにトランス、ナゴムといったレーベル、ジャパメタにポジパンといったバンドサウンド界隈まで包括しながら、THE MAD CUPSULE MARKETSやDIR EN GREYへも誌面を大きく割いていて視点がフラット。ビジュアル系に限ったことではないけれど、憶測やイメージで乱暴な書き方をするライターが多いこの界隈において正確な情報が知りたいならこの人と市川哲史さんだけで充分じゃないかな。
マッドカプセルマーケッツに多くの言葉がささげられているのは印象的だった。ヴィジュアル系の文脈でとらえていないバンドだったから。そして、hideの早世は果てしなく惜しい。
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(続き)私自身の音楽リスナー遍歴にも新たな発見をもたらしたのでした。あと、THE MAD CAPSULE MARKETSがヴィジュアル系だったのは知らなかったので、新たな視点から聴いてみようと思います。