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知られざるヴィジュアル系バンドの世界 (星海社新書)

感想・レビュー
21

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ユウ
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最近90年代ヴィジュアル系リバイバルバンドを聴くようになり、ヴィジュアル系の歴史を見直すつもりで読みました。それは同時に日本の音楽シーンの歴史でもあることを知りました。ヴィジュアル系の王道は通っていないし、これから先もメインリスナーにはならないだろうと思っていた私ですが、作者によるヴィジュアル系音楽五大構成要素の中にあった、耽美、退廃美の世界観や泣きメロ、ドラマティックな楽曲やキャッチーさなど、私の大好物じゃん!と。影響をめちゃくちゃ受けてる…。BOØWY、死ぬほど聴いてた…。空間系の音も大好き…。と、
ユウ

(続き)私自身の音楽リスナー遍歴にも新たな発見をもたらしたのでした。あと、THE MAD CAPSULE MARKETSがヴィジュアル系だったのは知らなかったので、新たな視点から聴いてみようと思います。

01/13 06:39
0255文字
ZANGiBØY
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ひとまず関心のある章のみサラッと(全体の7割ほど?)。インダストリアルロックや「ポジティブパンク」「ミクスチャーロック」「ラウドロック」などといった和声英語の説明に比重が置かれている。つまり本書はヴィジュアル系の概観だけではなく、ヴィジュアル系と海外音楽シーンの並走関係も可視化せんとした本でもあるのだ。ヴィジュアル系って電子的アプローチといっしょに進化してきた分野なんだなぁ。それぞれの情報は断片的に知っていたけど、このようにひとまとめのストーリーとして書かれると、がぜんその実感が増す。
0255文字
right27
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ヴィジュアル系の本2冊目。音の話が多めでおもしろい。こっちだとSOFT BALLETもそれに括られるのね、というか、ジャンルの「正史」がカッチリしていなくてまたまだ編纂途中なことを実感する。(あとがきでこれはあくまで自分の観点から見たもの、エッセイ、というようなことが書いてあった)
0255文字
緋莢
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図書館本。90年代後半、ヴィジュアル系バンドのCDを多数買っていました。その時のことを思い出し、手に取りました。〝蔑称としてのヴィジュアル系”というのがあったと書かれており、驚きました(ラノベもそうですが、たいして知りもしない人間が使うんだろなぁ)そして、L'Arc~en~Cielが、「ポップジャム」でヴィジュアル系と呼ばれたことに対してキレて帰ってしまったという〝事件”、何となく聞いたことはありましたが、NHK側に「ヴィジュアル系」 と呼ばれたくないと散々伝えたが(続く
緋莢

当時の司会だった爆笑問題に伝わってなかった。tetsuが著書『哲学。』で、「NHKも爆笑問題も悪くない。うちのスタッフに対してもっとちゃんとやってくれという意味での行動だった」と書き、爆笑問題もラジオで「俺たちにはむしろ『すみません』って。本当に真摯な態度で『申し訳ありません』って帰って行った」と語ったそうです。これも、蔑称として、ヴィジュアル系を使っていたやつらがいたせいでしょう(続く

05/01 17:18
緋莢

hideについての部分は、オールナイトニッポンRでの、「蜘蛛が吐く糸はwebというんですけど――。 情報を収集するためにwebを張った蜘蛛というのは自分の張ったweの中でしか生きていけなかったり」という言葉は 90年代後半のものとは思えないほど、現在にも通じており、驚きました。 全体的には、ヴィジュアル系の歴史を丁寧に追ったというより、 だいぶ偏っていないか、という印象。特に自分が好んでいた90年代後半のヴィジュアル系バンドの言及は、そこまで多くなくて 残念でした。

05/01 17:18
0255文字
なつ
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ヴィジュアル系のはじまりから現状までを紐解いた一冊。隅々まで黒に染められた装丁にはこだわりが感じられます。カッコ悪いと言われた時代、生まれたファッションとカルチャー。とても奥が深いです。個性が溢れるそれぞれのグループの系統も分かりやすく紹介されて興味をより抱くことができました。Xはもちろん、BUCK-TICKもやはり偉大。
なつ

うーん、V系の系譜なら王道かもですがGLAYやL'arc、LUNA SEAはよく聴きます。BUCK-TICKも素敵だなとも思います。あとはイエモンも好きですね。

12/21 22:33
のっち♬

なつさんのイエモン好きは私の中で有名です♬ニューウェーブをルーツとするバンドが多いですね💡ありがとうございます_φ(・_・

12/21 22:39
5件のコメントを全て見る
0255文字
Carlos
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知っているバンドやアーティストが多く出てきて、とても楽しく読めた。HIDEが亡くなった時はショックだったなぁ。
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ほっち
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懐かしいと思いながら楽しく読めた。MADやDIRなど、ラウドミュージック寄りの視点で楽しむこともできるかと。BUCK-TICKも良く聴いたなぁ。触れられてなかったように思うが、『SEXY STREAM LINER』は個人的には神アルバム。25年経っても色褪せない斬新さ、すごい。
0255文字
ろりこ
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やっぱり……な本。所謂V系のルーツとして挙げられてるバンドも何だかな……だし。V系に入れられちゃってる、違うだろなバンドの皆さんとか。ツッコミどころ満載。著者、ホントにレーベルのディレクターだったんすか?みたいな。初対面のhideちゃんファン同士のあいさつ、なにそれ?みたいな。まぁ図書館に無かったら、手にも取らない1冊。
0255文字
Като́н
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香港ディズニーランドのアトラクションの待ち時間であらかた読み終えた。
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もちもち
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私はいわゆるネオV系からのバンギャなのだが、V系がこんなにアツかった時代があったのだなと 20年前が冬の時代と言われてたようだが今の方がよっぽど厳冬だよ…そもそもメジャーにいけるバンドが出てこないし
0255文字
なる
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20世紀末に国内で音楽シーンの一端を担った「ビジュアル系」について、その黎明期からビジュアル系の没落期、そして世界的な評価を受けて復興の兆しを見せる現在に至るまでを丁寧に紐解いた解説本。著者は実際に内部で楽曲製作に関わっていた人物というだけあって非常に正確かつリスペクトが感じられる上、適度な距離感を持っていて楽曲の観点からの解説は今まで類を見ないレベル。黎明期なんか新たに知る情報が豊富。XのhideとB-Tの今井寿が突出していたということ、シーンを牽引していた存在だったことが色濃く紹介されているのは感謝。
なる

本家のエクスタシーやフリーウィルだけでなく、ビーイングにトランス、ナゴムといったレーベル、ジャパメタにポジパンといったバンドサウンド界隈まで包括しながら、THE MAD CUPSULE MARKETSやDIR EN GREYへも誌面を大きく割いていて視点がフラット。ビジュアル系に限ったことではないけれど、憶測やイメージで乱暴な書き方をするライターが多いこの界隈において正確な情報が知りたいならこの人と市川哲史さんだけで充分じゃないかな。

04/06 00:08
0255文字
オズ
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X、LUNA SEA、hideとかMADとかcali≠gari とかDIRとかBUCK-TICKとか。ヴィジュアル面やサウンド面の分析、非V系だけれども関連性のあるバンドの紹介など。
0255文字
ヤエガシ
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ビジュアル系に留まらず、日本のロック、メタル、パンク、ハードコアシーンを包括した内容で、読み応えありました。 レコード屋のバイト時代に先輩から「ジャパニーズハードコアが熱かったのは80年代」と聞いていたものの、まとまった文章を目にする機会が無かったので、かなり勉強になりました。 今や文化人感すら漂わせているYOSHIKI氏が、80年代にハードコアバンドと交友関係があって、コラボで楽曲発表していたというエピソードを本書で初めて知り、YouTubeで関連動画を検索しまくりました。 人に歴史あり、です。
0255文字
nobu23
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日本発の音楽ジャンルであるビジュアル系に関して、誕生から今日に至るまでをまとめた本。 ボウイ 、X(hide)、BUCK-TICKの話が多いが、有名どころは一通り出てくる。
0255文字
れでぃお
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自分にとっての青春の「90年代ヴィジュアル系」。著者のフィルターを通したシーンの見え方と、自分の記憶が重なる瞬間が何度もあり、「あーそうだ。その通りだよ」と嬉しくなった。BUCK-TICKについて語っているページ数が多くて、ファンとしてはとても楽しく読めた。
0255文字
nuno
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音楽性はかなり幅があるのに、見た目でひとくくりにされているのが、よくわかりました。バンドブームの中、とにかくステージで目立ちたいからはじまったお化粧系。そこから各バンドがそれぞれの音を目指していった経緯が、同時代の記録として書かれている印象です。群馬と千葉のインディシーンが熱々。やっぱり音聞かないとだ。
0255文字
kthk arm
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2022年91冊目。バイブルです。 ずっとネットのコラムも楽しく読んできたので、一冊にまとめていただきありがたい。業界内の相関図もわかりやすく解説されてるし、少女風に言うと、「大好きな気持ちを具現化してくれた!」的な満足感(笑)サイコーでした。
0255文字
L
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たまたまSNSで知った本。 表記に濃淡があるが、これを読んでおけばヴィジュアル系の大体は語れるであろう。 現代に近づいたバンドは他の本が待たれるというところ。
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河村祐介
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各アーティストのギター、ベースのシクネイチャーモデルの話とか、いやそういえばLUNA SEAとかのシグネイチャー・モデルのギター、の廉価版たしかにみんな軽音部の子が持ってたなーという。1990年代後半に中高生を過ごした身としては、わりと「隣」のカルチャーとしていろいろと思い出す所もあり。音楽史として、BOOWYを始祖にはじまる「黒服系」から、メタルやポシパン、EBM系などが入り混じりというその系譜の概要はちゃんと抑えられてるのでその辺りももちろんおもしろいですよ。
0255文字
キカイ
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知ってるようで知らない世界。 恐らく自分が局地的にわかる年代より、5〜10年遡るのだと思う。 装丁が天地小口まで漆黒の凝りよう。素晴らしいです。
0255文字
しゅん
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ヴィジュアル系黎明期から全盛期にかけての状況を語る。ヴィジュアル系のファンとして、また音楽ビジネスに関わった人間としての自負を持つ著者の言葉は、それぞれのバンドを一面的には捉えない。時代ごとの変遷や、各メンバーの個性を細かく描いていゆく。BOOWY,BUCK-TICK,X,COLORなど、シーンのハブになったバンドは当然扱いが大きくなるが、今井寿やhideの演奏やヴィジュアルの特徴を追求する踏み込みが力強い。メンバー交代がややこしいバンドの歴史を一つ等し調べて丁寧に記述する姿勢には頭が下がる。
しゅん

マッドカプセルマーケッツに多くの言葉がささげられているのは印象的だった。ヴィジュアル系の文脈でとらえていないバンドだったから。そして、hideの早世は果てしなく惜しい。

08/26 11:57
0255文字
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