読書メーター KADOKAWA Group

みちづれの猫 (集英社文庫)

感想・レビュー
71

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
takao
新着
ふむ
0255文字
スケイダ
新着
本作家さん初読み。女性の生き様に猫が絡む物語が7編。いずれも猫は前面に出て来て泣かせるのではなく、彼女達の節目節目に程よく登場、そして影響を与える役目を担う。「約束の橋」は昭和の描写に引き込まれた一方、構成はとても幻想的。一番良かったかも。
0255文字
あまみ
新着
七話からなる短編集。どのストーリーにも猫が絡んでくる。すべての作品で最後の数行が心をふんわりとさせる――。
0255文字
ミワ
新着
猫好き×唯川恵さんで購入。読みやすいけど、離婚、認知症、死、など喪失を描いている話が多い。どの話もじんわりする。「陽だまりの中」だけは、他人の子供なのに面倒みる気なの?今の淋しさをうめる為に、後で後悔したりしない?トラブルにならない?と思って現実的な事を思ってしまった。猫を飼いたいけど、飼えないのでYouTubeで観て癒されている。
0255文字
たらみんと
新着
短編集ですが、どの章も猫ちゃんが出てきます。さらっと読めて面白かったです。
0255文字
黒まじ
新着
ネタバレ身も心も疲れた時に、そっと寄り添ってくれる温もり。 猫に癒され、救われてきた7人の女性が前を向いて歩きだす。 どのお話も心に沁みる素敵なお話です。
0255文字
yabuhibi89
新着
ネタバレ表紙は猫ですが、猫の飼い主の女性たちの物語。 重い話が多かった。
0255文字
黒猫
新着
猫の話としては、少し暗め。 必ずしも猫が主人公ではないという点も、微妙。
0255文字
さてさて
新着
『猫の匂いにはきっと魔力がある。身体の奥底の強張りがゆるゆる解けてゆくようだった』。さまざまな形で『猫』が必ず登場する7つの短編が収録されたこの作品。そこには、『猫』と共にある暮らしがさまざまな視点から描かれていました。『猫』の飼育経験のない私にもそんな『猫』との暮らしの魅力が存分に伝わってくるこの作品。『猫』という生き物に対する見方が変化もしていくこの作品。『猫好き』な方には必読と言い切って良い、『猫』に始まり『猫』に終わる、もう全編が『猫』一色に彩られた、それでいて読み応え抜群な素晴らしい作品でした。
アンジー

こんにちは!今日読み終えました。7編とも寂しさもありましたが、いいお話でした!

08/15 17:16
さてさて

アンジーさん、いいお話、という感想をいただけて何よりです!

08/15 17:32
8件のコメントを全て見る
0255文字
ハム
新着
ネタバレ猫が出てくる短編集。猫が切なかったり登場人物が切なかったり、読みながら映像が浮かんでくる。 ゆっくり静かな場所で読みたい一冊。
0255文字
鍵ちゃん
新着
帰省するのはいつぶりだろう。大学進学を機に上京して14年、忙しさにかまけて実家から足が遠のいていた私は、新幹線で金沢に向かっていた。魔もなき旅立つであろうミャアを見送るために。振り返ればいつも傍らに猫がいた。離婚してきずついた時、肉親を亡くした時、家庭のある男を愛した時、人生の様々な場面で猫に救われた女性たちの心洗われる7編からなる短編集。普段はそっぽを向き、気ままに甘えてくる猫。どれも温かい話だが、「最期の伝言亅だけは許せない気がした。そういういい事ばかり書かないのが、この作家さんの特徴だと思うし好き。
0255文字
><
新着
初版2022年。人に人生があるように、猫にも猫の人生(猫生?)があると思う。人と同じ言葉は話せなくても人の時間に寄り添い、我々人も同じ時間を過ごす。自分も小さい頃から猫と生きてきて、今も猫が好き。猫との人生をじっくり考える機会になりました。
0255文字
mayuko
新着
よかった!唯川さんが大好きで20代のころによく読んでいました!新刊が出ていたことを知り読んでみました。
0255文字
夜代
新着
ネタバレさまざまな人の生活の中にいる、さまざまな猫たちとの物語。悩みや迷いがあり、心の支えを求める人たちのところを転々とする猫ちゃんのお話が、とても好きです。
0255文字
キナコ
新着
7つの短編。どれも猫が関わってくる、命をテーマとした話で泣けるものばかり。実際に猫を飼っているからこそ、想像ができる。一番良かったのは『約束の橋』最後に皆で迎えに来てくれたのかなと思うと、待たせてごめんと、待っててくれてありがとうの気持ちで満たされた。文章も柔らかく、繊細な作品。
0255文字
みけ
新着
ネタバレ「嘘をつかれた方だけが傷つくわけじゃない」「結局安心したかったんですね。それで罪悪感から逃れたかったんでしょう。不幸でなかったと言ってあなたを許すつもりはありませんから」「強いられるばかりのSEXは暴力とさして変わりなく思えた」「猫好きはすべての猫を好きになる」「最後まで面倒を見られるとは限らない。責任を果たせないかもしれない。しかしそれよりも今そこにある命を救ってやりたかった」
0255文字
ちえり
新着
猫に纏わる短編集。猫を変に擬人化したりしてないところが良かった。猫だから癒し系かと思ったら、どの話も別れとか喪失とか、ほのぼのとはしていない。もう読んでて辛くなってしまう感じ。でも読後感は悪くない。うちにもおネコ様がいるけど、もう猫のいない生活なんて考えられない。
0255文字
アクビちゃん@新潮部😻
新着
【にゃんのまつり2024・2023ナツイチ】単行本で読んでいたので再読。7つの短編すべてが、本当に良い❣ 再読なのに、何度も何度も涙腺崩壊😭 読み終えた後、温かい気持ちになり、猫はもちろん、生きるもの全てに愛を捧げたくなります💓 そして、猫を愛おしく感じる自分を誇らしく思います。猫好きな人は、必読です❣ そして、猫は苦手という人こそ必読です😁
p.ntsk

ほんとこの短編集いいよね!猫好きさんには絶対読んで欲しい(^^)

02/28 21:39
アクビちゃん@新潮部😻

Pちゃん 去年、見送ったから、1回目読了した時とは違う話しや箇所で共感したり、泣いたりして、この短編集は何回でも読めるよ😻

02/28 22:09
0255文字
まみ
新着
久しぶりの唯川恵。 読みやすく、あっという間に読了。 私の愛した猫たちも橋のたもとできっと待っていてくれる、そんな希望をもてる素敵なお話しでした。そして幸乃のように、すっかり待たせてしまったねとあの子達に会って言える日がきっと来る。 どんなペットロス関連の指南本より、1番癒された物語でした。
0255文字
sumi
新着
私は猫どころか哺乳類を飼ったことがないので猫あるいは犬がどんなに特別な存在かはわからない。この類の小説を買ってくるのは母で、母は若い頃猫を飼っていたから彼女は共感するものがあるのかも。母は飼っていた猫が交通事故で死んで以降二度と動物を飼っていない。一番最初の『ミャアの通り道』で私は涙が出た。猫が死なないと帰ってこない子どもたちがうちの子に重なって、猫を可愛がっていた両親の気持ちが痛くて…
0255文字
ルルイエ
新着
色んな猫と人の関わり。猫は人を元気にする。命の話が多く、単に可愛いもの欲しさに猫を買うのは良くないと思った。
0255文字
あこべる
新着
★5 涙腺ゆるゆるおばさんなので猫ちゃんとサヨナラする系の話は泣きすぎて読むのも体力を使ってしまうけど背景が静かな田舎なのもあって心穏やかな読み心地。やはり猫好きたるものこの世のすべての猫を愛してしまうよね。まあうちの猫ちゃんが一番なんですけどもね。猫はいいぞ。
0255文字
きゅんちゃんのいもうと
新着
猫が死ぬ話はダメなんだって… でも、みんなに愛された猫だったので、読めました。 他の話もみんな、暖かかった。良かった。
0255文字
あみねこ
新着
ナツイチの文庫フェアで購入しましたが、最初のお話しから、もう涙で顔がぐちゃぐちゃになるくらい泣きました。 『ミャアの通り道』は私の人生と重なるところがあり、一緒に成長した子供時代、進学のため離れた地元、そして愛猫とのお別れは、涙なしでは読めませんでした。 『祭りの夜に』は猫のちょっとミステリアスなところが、お祭りの雰囲気にピッタリで、これもとても良かったです。
0255文字
すなふきーん
新着
★★★★☆人生の様々な場面で猫に救われてきた女性達の7つの物語。猫好きの私には堪らない一冊。どの話も切ないけど優しい気持ちになれる。猫って普段は自由気ままで呼んでも来ないけど、本当に辛い時や悲しい時にはなぜか寄り添ってくれてるんだよねぇ。猫と暮らせる今を大切にしようと思った。猫は神が造りし最高傑作!「若さとはなんて傲慢なのだろう。そして、自分がいかに傲慢だったかと知るのは、それを失ってからなのだ」「猫の匂いにはきっと魔力がある」「猫好きは、すべての猫を好きになる」
0255文字
空木歩
新着
猫をテーマにした短編集。様々な人生と猫が関わっていく経過がとても美しく、切なく、描かれていた。
0255文字
PonKuri
新着
登場する女性の一人称で綴られせいか、私自身も猫がとても好きなせいか、それぞれの物語にかなり感情移入してしまいました。特に『約束の橋』の最後ところは、自分もそうなれたらと願っていたことなので読んでいた場所を忘れて泣きそうになってしまいました。
0255文字
ゆかり
新着
お友達が読んでいたので。 初読みの作家さん。 どの話も短めでさっくり読めて、内容もよかったです。 『運河沿いのつかわしめ』よかった。 私のところにも来てほしい🐱← どの話もよかったけど、『約束の橋』の最後の文がよかったです。 「もしかしたら、別の人生があったのではないか」 私も考えてしまいました。
0255文字
河合奈緒美
新着
ネタバレとってもとっても優しい気持ちになれた、そして妙に懐かしかった~。私は、2番めの『運河沿いの使わしめ』が好きだな~。傷ついた人の元に表れて、その人が立ち直ったらまた別の人の所へと去って行くの。猫はやっぱり魔法使い。父、母、再婚相手の事を書いた『最後の伝言』。この、父って人、どんだけ周りを振り回したのよ!って腹立つけど、主人公は最後までそんな事情を知らなかったってとこが回りの大人の優しさを感じたかな・・・猫好きの人、一度読んで見て下さいませ~。ますます猫ファンになるの間違いなし・・・って正直な感想。
0255文字
空の色は青い
新着
ネタバレ猫は、それほど好きという訳でもない。けれど、図書館で唯川恵の名前を見かけたとき、読んでみようという気持ちになった。短編集ながら、一つ一つの話にはしっかりとストーリーがあり、すぐ話の中に入りこんでいくのを感じた。どれもが心を揺さぶるもので、目頭が熱くなり、胸が苦しくもなり、そして同時に優しさや温かさのようなものを感じずにはいられなかった。 読後、猫に触ってみたい、猫の匂いを嗅いでみたい。そんな気持ちにもなった。本の中の猫たちと、その周りの人々、私の心を穏やかにしてくれて、ありがとう。
0255文字
猫背
新着
ネタバレ「ミャアの通り道」シンプルで、どの家庭にも通ずる普遍的な課題を、ミャアを通じて温かく描いた良作。「最期の伝言」父、手先が器用とは言え怖い。「約束の橋」猫とともにある人生。パートナーだなあ。
0255文字
湖沼 美々子
新着
本を読んで泣いたのは2年ぶり。じんわり温かい気持ちになり、力が湧いてきました。猫と人ってやっぱり良いなぁ。一番良かった話は『ミャアの通り道』。一番好きな猫はお花畑が好きなタロウちゃん。 猫の描写もリアルでどの子もとても愛おしかったです。出会えて良かった! ★5
0255文字
三毛太郎
新着
猫である。解説で、著者実は犬派というのを見てむしろ納得。猫好きには逆にこういうもの書けないかもしれない。…どうでもいいことだが、タロウの次にレオを飼うってなんかウルトラみたいじゃないですか。
0255文字
煮豆
新着
猫がテーマの短編集だけど癒し系ではないので注意!タイトルが「みちづれ」ですから。それにしてもかなり久しぶりな唯川恵さん。昔、恋愛小説を片っ端から読み耽った思い出。そんな唯川恵さんの猫の本ということで購入。切ないお話ばかりだけど途中びっくりするような展開もあり、次はどんなお話だろう?と一気読みしちゃいました。恋の描写がきれいで懐かしくも感じた。久しぶりの唯川恵さんはやっぱり良い!!他の作品も読みたくなりました。
0255文字
Mio
新着
猫をテーマにした短編小説集。 猫のいる暮らし、羨ましいなと思いました。 辛い時、苦しい時に猫は寄り添ってくれる。それぞれの物語でそんな安心感がありました。 特に、「運河沿いの使わしめ」での猫ちゃんの行動がとても好きでした。 辛い時には寄り添ってくれ、立ち直ったら次の人を救いに行く。 猫ちゃんの自由気ままなだけではない行動がとても素敵でした。
0255文字
ガーコ
新着
☆☆☆☆
0255文字
Nobuko
新着
人と人、人と猫の別離の短編集。猫好きではないからかもしれないけれど、今ひとつ感情移入できなかったなぁ。人間の環境設定が結構特殊というか過酷であるのも理由の一つかもしれないけれど。私にとっては、あまり楽しい読書ではありませんでした。
0255文字
猫とひまわり
新着
猫に会いたくなる、通りすがりの猫でさえ、笑顔で見送りたくなる、そんな本でした。
0255文字
ふう
新着
ままならないことの多い人の世。確かなものがあったはずなのに、いつの間にか大切なものを見失っていく…。そんな人々と、そっと、ときには気ままに寄り添ってくれる猫たちとの7話の物語です。猫好きとして共感できる部分も多く、猫を愛おしんでくれるというだけで温かい気持ちになれる作品でした。とくに好きなのは、亡くなった元恋人の猫を引き取る女性の話と、何匹もの猫を飼って見送り、最期にその猫たちのもとへと橋を渡る女性の話。その女性が語る「猫好きはすべての猫を好きになる。~略~すべてが愛おしく、すべてに心踊る。」本当にそう。
0255文字
平森
新着
★★★★ #読了 猫関連の話ってよくあると思うけど猫好きの私にはとてもよく響く話ばっかだった。唯川さんは猫ってその存在だけで人が救われたりすることをよく解られているだなーと思って読んでたけど、あとの解説よると犬派の人らしい。「陽だまりの中」と「残秋に満ちゆく」の話が特に印象深かった。
0255文字
全71件中 1-40 件を表示
みちづれの猫 (集英社文庫)評価60感想・レビュー71