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生命の略奪者 (新潮文庫)

感想・レビュー
485

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ともっちママ
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ネタバレ★★★★☆ 移植のための臓器が次々と強奪される。提供する側にとっても提供される側にとっても残酷すぎる事件。前半の宗教的な理由だけで解決するのかと思いきや、事件のメインは後半でした。お金で解決するのも道義的にモヤモヤするけど、お金だけでは解決しない病があり、何人殺しても自分が助かればいいっていう発想は本当に恐ろしい。ただ、ここまで極端ではないけれど、こういう発想から起きる事件って実際にあるように思う。余裕がないと道徳的とか倫理的とか構っていられなくなるのかも。
0255文字
Nobuko
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ネタバレ崇高な意志を持ったドナーである死者たちの臓器が何者かによって奪われ、一縷の望みを持って移植を待つ患者たちが命を落とす事件が続く。猟期的なドナーの祖父の間違った方向の復讐で一見解決を見たかと思ったが、天医会総合病院で奪われた腎臓が遺恨を残す。二つの腎臓を巡り、遺伝子の病気を理由に、親子が兄妹が、命のやり取りに巻き込まれる。そんな情報が漏れるものかと思うが、それが裏社会なんだろう。黒幕は早く目星が付いたがそんな難しい理由があったなんて。最近はエピローグで感じられる鷹央先生の優しさが凄惨な事件を癒してくれる。
0255文字
水兎
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後半は予想外の展開でしたが、全部繋がって面白かったです。 いずれの犯人の外道さに腹が立ちましたが最後の逆転劇にはスカッとしました。 シリーズを通して鷹央先生が成長している様子が何か嬉しくも感じられます。
0255文字
三編 柚菜
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ネタバレ臓器提供とは、ドナーの善意によって行われる。その事実を改めて知るからこそ、崇高な遺志を踏み躙る犯人に対して忿懣を募らせた。なぜ、臓器が奪われなければならなかったのか。これには二つのホワイダニットがあり、作品に二段階の面白さを付与していた。かたや死後のためこなた生の執着のため。真実に遣る瀬無さはあるけれど、最後には崇高な遺志が強い光となって未来を照らす可能性に胸を温かくした。エピローグで鷹央が死者を悼む姿、その成長ぶりも印象に残る作品だった❤️
0255文字
かな
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臓器強奪事件が続く中、天医会総合病院でも臓器が盗まれる事件が発生したが監視カメラには外に持ち出された形跡が移っていなかった。とんでもない手法での盗難事件。そして意外な犯人。頁を約3分の1残しての解決に!?となるがさらなる事件が。生きた人間から腎臓を盗み死体遺棄するという事件が起きる。とんでもないクズみたいな犯人だったがそこはそれ、統括診断部チームの武闘派2人が活躍しスカッと事件を終わらせる。桜井刑事も偽コロンボ呼ばわりされていたがもうほとんど自分から似せていたのを白状したような。これで10作目あと何作だ?
かな

10作目かと思ったら12作目だった。このペースだとうまく行けば3月中には全部読めるかな。

02/22 22:14
0255文字
米菓
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予想外の結末。
0255文字
Kau
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ネタバレ移植用の臓器が、搬送中に次々と奪われるという猟奇的な事件が連続して起きる。天医会総合病院も強奪の場所となってしまった。その謎に、天久鷹央が臨む。まあ、途中まで孫娘のために宗教的な理由で臓器を集めるところまでは、すんなりとストーリーが入っていったが、その後が意外だった。良くわからない病名も出てきたし。
0255文字
おひるね
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ネタバレ今までのシリーズで、最も犯人の動機が後味悪かった。動機の元凶が「宗教」や「遺伝性疾患」ということもあり、謎解き後の爽快感が少ない。病名がマニアックで、都合のいい疾患を当てはめた感。臓器の運搬方法がよくあるもので、早々に気が付いてしまい、面白味に欠けた。臓器にまつわる謎のため、少しグロテスクな表現があり、苦手な人は注意が必要。蛇足だと思われた会話が伏線になっていた点が面白かった。臓器移植は生命のリレーであるという、日本では比較的センシティブなテーマに踏み込んでおり、考えさせられた。❯❯ Audible
0255文字
ちーちゃん
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ネタバレ正直、本作の犯人がこれまで読んできた事件の中で1番胸糞でした。自分勝手な信仰で孫の遺志を台無しにして赤の他人の臓器を強奪した祖父は勿論、捨てた子供に対して生殺与奪の権利を持っていると豪語し自分可愛さで息子から臓器を強奪した父親のいずれも見下げ果てた根性をしていると思いました。自分の孫可愛さに赤の他人の命を軽視するのも問題ですが、自分可愛いさに実の子供の臓器を生きたまま強奪するのもかなりエグいことをするとドン引きしました。今回は事件の内容が残虐なだけあり、鴻ノ池の快活な性格が清涼剤の役目を果たしていました。
0255文字
クロモジ
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耳にしたことがあったものの、初めて手に取ったシリーズ。サクサクとテンポ良く進み、読後感もよかった。別のも読んでみたい。
0255文字
たんすか
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★★★★★
0255文字
レモン
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臓器強奪事件が一つの事件の解決では終わらず、もう一つの事件があり複雑に絡み合っていて、とても読みごたえのある作品でした。小鳥先生と舞が当たり前のように戦闘要員になっているのが可笑しく、また毎回楽しみです。
0255文字
ひまわり
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今回も最後の最後まで目を離すことができませんでした。短編よりも長編の方が面白い。短編よりも長編の方が速く読み終わる。
0255文字
yoshi naga
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ネタバレドナーの臓器が次々と盗まれる事件発生。 前半で終わったよかったと思う。 後半のくそ野郎のくだりはわざわざしなくてもいいんじゃないかと思った。
0255文字
のり
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臓器移植予定の臓器が狙われる。謎好きの天久鷹央の食指はいかに。
0255文字
つゆか
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鷹央達が働く天医会総合病院で臓器強奪事件が発生。それは移植されるはずの心臓、肺、肝臓、腎臓が盗まれた事件。亡くなった人たちの想いを踏みにじる行為に怒りを覚える小鳥遊達。犯人は、エジプトの宗教を信仰していた男で孫娘の臓器が移植されることに納得出来ずそれを盗んだということだった。けれど、鷹央に犯行がバレると自分に火をつけ焼身自殺をしたが、“ホルスの目”という言葉を残していった。その後、また殺人事件が起きてしまいその犯人は病院を訴えていた男だった。自分の利益のために実の子ども達を殺していた犯人に憤りを覚える。
0255文字
きい
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今回のテーマは臓器移植。 取り出された臓器を盗むなんて考えられない。初めて途中で犯人がわかったのでちょっと複雑な気分。
0255文字
ナオフミ
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主人公ペアによる阿吽の呼吸で、主人公の思考を読み取って行動する様子が作中に多く書かれてあり、作品中の時間の流れを感じられて良かったです。主人公以外のキャラにも愛着が湧いてきて、作品として深みがでてより一層この作品の世界に引き込まれるようになったと思いました。
0255文字
佐山 諒
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#天久鷹央の事件カルテ #生命の略奪者 #読了 臓器移植をテーマに、最初の事件から結末へのもっていき方は流石でした 移植によって受け継がれるのは物理的な臓器だけでなくて、そこには提供者の意思がしっかりあることの描写がとてもよく伝わる さあ、次は新作シリーズへ #天久鷹央シリーズ
0255文字
ぴよぴよ
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久しぶりに本シリーズを読みましたが、やはりキャラが立っていて面白いですね。医学に関する箇所が内容は、いつもながら難しい
0255文字
サトシ人生サボらない隊
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ネタバレ鷹央と小鳥のシリーズ、本作も面白かった。臓器が強奪される事件を解決に導く活躍が良かった。
0255文字
へいぞう
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📕📕📕
0255文字
ひじり☆
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ネタバレ犯人がゲス過ぎて許せなかった!正直もっと早く気づいてくれたら…イヤ事件が起こったから気付いたとも言えるが…。一度解決したと思いきやさらなる展開というのが深みが出て面白い!
0255文字
颯
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移植のために摘出した臓器の連続強奪事件。エジプトの宗教と特殊な遺伝性疾患保有を絡めて複雑にしてました。鷹央先生の犯人を前にタンカ切ってる姿がかっこよかったです。
0255文字
アーキー
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★★★☆☆ 75     
0255文字
takashi
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ネタバレ古代エジプトの話が出たあたりで第一の真相は大まかに察しがついたけど、まだ残ページが多いのに3章からどうなるのかと読み進めた。生命の略奪者がもう一人いたとは。二人目はありふれたクズではあったが、やっていることはかなりの悪だった。最後は小鳥遊先生と鴻ノ池の活躍もあり、すっきり終わったと思う。臓器移植についても少し知ることができた。
0255文字
なつみかん
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割と続けて読んできたこの(ありえない事件)シリーズ、アニメ化するんだって?それはそれで楽しみだな😊
0255文字
よっしー
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今回は臓器移植についてのお話でした。移植予定の臓器が搬送途中で奪われる…。移植を切望している患者にとっても、提供した患者やその家族にとっても悲しい結末ですね。ただ、事件はそう簡単な物ではなくて…正直ややこしいの一言につきました。今回のは、犯行の思惑とかも含め、医療物の事件とはかけ離れた感じがして、少し残念でした。
0255文字
アイリス⭐️
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まあそれなり。リーダビリティーは最高なんですが、本筋があまりにも… 真相が暴かれても全く感動なしってか無理筋やなあとしか思えなかった…
0255文字
山嵐電撃吹雪拳
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これはあくまでも個人の感想だが、日本では従来あまり問題にならなかった(表に出なかっただけかも知れないが)信教の自由から来る価値観の違いって、正直言ってめんどくさい。できればかかわり合いになりたくない。だからこうすべき、ああすべきなんて言わないし、社会問題化しても解決は私の仕事じゃない。本巻は変わった宗教と遺伝性疾患で、なんだか煙に巻かれたみたいだ。
0255文字
かみしも
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ネタバレ移植される臓器をめぐる医療ミステリ。まさかの二段オチというか、孫娘を偏愛するあまりの臓器強奪と、実の我が子すら虫けらのように扱っての強奪・殺人と二つの(?)事件で家族への思いが対になっているところも実は見事なのではと思った。鴻ノ池がすっかりレギュラーとして馴染んでいるのがちょっと嬉しい。というかラストの統括診断部三人での奥多摩の温泉宿泊とか男ならかなり羨ましいシチュエーションのはずなんだが、読者が知らないところで小鳥遊はさらに苦労しているんだと思うことにしておく。
かみしも

本筋と直接関係ないけど土葬はこれから日本で大きな問題になっていくと思う。もとい、なりつつあるという。火葬/土葬の差異やコンフリクトをテーマにしたミステリ、実は既に誰かが書いていたりしないだろうか。

07/07 00:20
0255文字
齊藤英夫
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臓器にまつわるお話。最近『ギフト』も読んでるから感慨深かった 1回解決してからのさらに…の展開が良い
0255文字
ぴよよ
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移植されるはずの臓器が何者かに盗まれる話。
0255文字
けえこ
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天久鷹央のシリーズ。 今作のテーマは臓器移植。 実際の臓器移植にはめっちゃ利権が絡んでいそう。 ミイラに糖と油でコーティングするトリビア、ためになりました。
0255文字
Bフォレスト
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第2章で第1の犯人が分かったが、鷹央が腎臓強奪に関して疑問を抱き、この謎がどのように終結しながら読める2枚腰のある作品。 第2の犯人の動機は全く同情できないものであり、後半からの謎解きは非常にテンポも良く、新たな疾患の判明に感心しきりであった。 エピローグでの優しさ溢れる鷹央の言葉にも救われ、ストーリー自体も爽やかに終えられたと感じた。統括診断部チームが非常に魅力的なチームになってきている。
0255文字
そうたそ
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★★★☆☆ 移植のための心臓が、運んでいたコーディネーターが襲撃され奪われてしまう事件。同様の事件が病院内でも起こり、生命のリレーを踏みにじる者の正体をつきとめるべく、鷹央たちは捜査を始めることに――。安定の面白さだが、今回の犯人はなかなかの胸糞レベル。宗教まで絡んできて、医療に留まらない規模の事件だった。
0255文字
まひはる
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東京から新横浜へと向かう新幹線、移植のための心臓を運んでいたコーディネーターが襲撃され、臓器が奪われる。さらに、同様の事件が天医会総合病院でも発生し、警察は捜査に乗り出した。心臓、肺、肝臓、腎臓。生命のリレーの最中、踏みにじられる死者達の遺志。いったい誰が、何の目的で? 非道の犯行を前に、天久鷹央は真相解明に動くが、その動機は思いもよらぬものだった……。
0255文字
sanasana
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⭐⭐⭐⭐☆
0255文字
秀玉
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おもしろよけど、犯人に迫る場面で、いつも感じる疑問がある。鷹央が論理を説明していくが、その途中で、小鳥などが、しかし、それはどうして?とか、そんなことがあるんですかとか、そして鷹央は「脳みそがあるのか…」等と犯人の前で言うのだが、それを聞いている犯人もだが、事実に迫っている途中に、自分のわからさや、疑問を聞くだろうか。私が助手なら静かに黙っている。あんたらが外野ならそれで良いよ。でも助手として来ているのでしょ。肝心な所で余計な口挟まないで、と思ってします。推理小説ってこういうもんだと思っても、何かなぁ。
0255文字
anisan0320
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ネタバレ再読。 途中まで読んで犯人が分かったことで、二度目だってことを思い出した。 脳死提供者からの命のリレーを踏みにじる連続臓器強盗事件に挑む鷹央。複数の臓器を盗む犯人の意図は? 古代エジプトの神を崇拝する信仰が出てきたり、遺伝性疾患が出てきたり、同業の人がどれくらい病名を当てられるのか聞いてみたい。
0255文字
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