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山桜花 大岡裁き再吟味 (講談社文庫)

感想・レビュー
15

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よしちゃん
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十一主人公だが顔のつくりはあまり厭われなかったのか、才槌頭って?!もっと爽やかに描くのでは、何か意味があるのか。腕もたつようだがその訳もそのうちつまびらかなるのか。
0255文字
昼行燈
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鉄板ネタの鉄板落着。さて、どのような裁きが下されるのか・・・と思いきや、「臭い物に蓋をする」的な古い話はもういいじゃないのって、これも鉄板談合。やはりご政道至上主義。でも逃げ得、儲け得がなかったね。最後に、これにて一件落着って言って欲しかったなぁ。
0255文字
藤枝梅安
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ネタバレ十七年前の殺人事件の洗い直しを大岡に命ぜられた十一と金五郎が調べを進め、真実が明らかになり、同時に当時の事情を知る者たちが口封じのために命を落としていく。現代の警察・法廷小説では、過去の冤罪を解明するストーリーが頻繁に登場するが、江戸時代は現代と異なり、一旦下った「お裁き」を受け入れる風土があった気がする。但し、現代においても権力の中枢にいるものの不正が暴かれず、その部下たちが「口封じ」のため命を落とす案件は依然として起こっている。最近でも「裏金」に関わったと疑われた複数の国会議員が不起訴となった。
0255文字
ニッキー
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このシリーズは、さくさくとは読めないが風の市兵衛さんとは違った面白さがある。過去の出来事の謎を解明していくと言う捜査を古風十一が金五郎とタッグを組みこなす。敵対するお半との絡みも今後の期待。市兵衛と同じく、剣の腕が立つのも頼もしい。
0255文字
ひさか
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2022年9月講談社文庫刊。書き下ろし。シリーズ2作目。前巻と同様な展開で進む、冤罪の再調査の顛末だが、ものすごく地道。ラスト付近で調査結果が語られるが、そこまでをこの長さでひっぱるのは相当にしんどいことで読み疲れする。まぁ顛末が将軍まで届き、大岡にお褒めの言葉があつたのが救いかな。
0255文字
やま
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寺社奉行、大岡越前守忠相が、過去の気がかりな事件を振り返る物語。時は、元文元年(1736)の冬十一月。忠相は、八代将軍徳川吉宗の御鷹狩りで颯爽と走る千駄木組鷹匠組頭、古風昇太左衛門の十一番目の息子、十一と知りあう。この若者を気に入り、年が明けた元文二年に十人扶持をあたえる。米問屋、高間伝兵衛方の手代の八右衛門が惨殺された事件を調べた褒美に、元文三年春に十人扶持から二十人扶持に加増する。
やま

此度の発端は、雑司ヶ谷村本能寺の住持の日彦が、十七年前の直助の死は、お裁きと違うと言い残して亡くなる。忠相は、当時南町奉行として携わった事件でありあらためて十一に、大岡家寺社役助としてこの事件の探索を命じる。十七年前に本能寺で幕府役人が不倫をしていたのを見た直助を皆で殴り殺し、さも直助が悪いように話を作り示談により罪を逃れる。

05/06 05:10
やま

【読後】 字が小さく、展開が遅く、このために20ページほど読んでは、目を休めながら読んだために時間がかかりました。シリーズ2作目。2022.09発行。字の大きさは…小。2023.05.04~06読了。★★★☆☆

05/06 05:17
0255文字
ももんが
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図書館本。シリーズものだったのですね、1作目を存じませずこちらを先に読んでしまいました( ̄◇ ̄;) 辻堂さんと、大岡越前の再吟味の副題に惹かれお借りしましたが、一気読みしました。
0255文字
baba
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晩年の大岡越前の心残りを十一が手助けする。一つの疑問を丁寧に、(時に丁寧すぎて同じことを繰り返すこともある)解決に導く手法や周囲や自然の描写がさりげなく添えられてる文章は好みです。シリーズ2作目となり、登場人物の設定もしっくりなじんできてこれからが楽しみです。
0255文字
アニータ
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ネタバレ金銀相場の安定化につとめようとしたことを煙たがる者たちにより町奉行から寺社奉行に転じた大岡越前が、自身が過去に裁いた事件を調べ直すシリーズ第二弾。今回は17年前にあるお寺の12歳の「下男」が殴り殺された事件についての再吟味です。当時、一体なにがあったのか。越前の命を受けた鷹匠組頭の十一番目の子息、サキカゼ(?漢字忘れました)十一が、静かに淡々と調べを進めます。大きな盛り上がりはありませんが、最終版、江戸城での大岡越前とお歴々とのやりとりはなかなか面白かったです
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あすなろ
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晩年の大岡越前の心残りを十一が追う。その第二弾。正直、派手な感はなく、比較的地味な感もあるのだが、僕はつい手にしてしまう様なシリーズ物なのである。確か一巻はこの組み立てに惹かれて読了。今回の二巻目は、ストーリーにも惹かれた上で、十一等、登場人物の輪郭がしっかりしてきた感もある。本シリーズのサブタイトルである大岡捌き再吟味、なかなかの妙味があると僕は思っている。
0255文字
ぶんぶん
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【図書館】シリーズ、第2弾! 大岡裁きの再吟味、今回の吟味は、十七年前、寺の若い下男が折檻の上殺された、尚且つ下手人御免のお咎めなしに。 そんな時、当時の住職が気になる遺言を耳にした越前は、あの吟味が正しかっのか悩み、古風十一に再吟味を命ずる。 やはり、「風の市兵衛」の作家である調査にこれでもかと時間をかける。江戸の経済まで織り込んで来る、ストーリーが遅いと言われる事も。 しかし、この雰囲気、情緒、著者独特のもので、嫌いでは無い。悪党が逆切れするパターンも一緒である、すかさず返り討ち(笑)続刊が楽しみ。
0255文字
はつばあば
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1巻は越前がなぜこういう再吟味に至ったかという導入と十一との接触。この2巻目は17年前に寺の8才の下男が殺害されたのに犯人にお咎め無し。しかも実父が嘆願するやなんて・・という事件。寺のお坊さんが死ぬ前に中途半端な懺悔。十一さんの登場は少なかったですが悪人成敗はスカッとします。それにしても御老中に巣くう大店とツルム輩。まだ8代目の吉宗でこのていたらく。今の自民党に巣くう統一教会の面々となんら変わりない。お半とがま吉がいい味だしてきました(#^^#)。十一の爽やかさに参ったかな(^^♪
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gigi
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「大岡裁き再吟味シリーズ」2作目。全体に冗長でテンポがゆっくりで、十一(じゅういち)の出番も少なく、盛り上がりに欠けた感じでした。次作に期待します。
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バンスライク
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ネタバレ☆☆☆☆ 老僧が死に際に十七年前に寺の下男が若い所化に折檻され殺されて埋められたが、父親が下手人御免の願いを出しお咎めなしとされたのは間違いと言い残した。裁きの場にいた大岡越前は古風十一に探索を命じた。ストーリーとしては筆者らしいゆったりとした情緒的な語り口だが、話や言い回しがくどかったりとなかなか話が進まない。主人公や脇役も謎解きへの絡み方が今ひとつで、話を聞くだけの彼らである必要があまり感じられない。顛末はなかなか良かったがもう少し肉付けが欲しいかな。取ってつけたようなアクションは拍子抜け。
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山桜花 大岡裁き再吟味 (講談社文庫)評価58感想・レビュー15