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菊花ひらく 日本橋牡丹堂 菓子ばなし(十) (光文社文庫 な 43-11)

感想・レビュー
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ERI
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第十弾~小萩と伊佐は結婚して段々としっくりいってる感じ 心が落ち着いたのか小萩庵の仕事も板についてきてお菓子の案も冴えている 食べてみたいお菓子が目白押しだな~幹太と千波のことでは幹太が随分と大人になったと感じたけれど それより何より…今回は勝代の所から逃げて来た三吉が一番心に残った…勝代は子供達に自分を重ねているんだな…今の境遇から抜け出すために文字やそろばんを教えてやっているようだ 清吉が夜中に1人で稽古に励んでいることも知っていた だから口入れ屋に頼んでくれたんだ…心もあるのに隠しているんだな
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こっそりアイス
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ネタバレオランダ好きの集まりのためのいちじく焼き菓子、亡き婚約者を忘れたい女性のための月見菓子、菊を愛でる会のための5つの季節の菓子折り、火事が心配な客のための火の用心の亥の子餅、の4篇。中でも月見菓子の話がしんみりして味わい深い。客の要望に応えるだけでなく、心の深淵を理解したお菓子を提案する、これぞ小萩庵。そして合間に勝代とのいざこざ、幹太の恋などが挟まれる。勝代はあまり出てこないが、少しずつ牡丹堂周辺がきな臭くなってきている。幹太は芸者に入れ上げたが、自分で夢から醒め、日常へ戻って来られて良かった。
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りんごのこ
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ネタバレ牡丹堂シリーズ第10弾。小萩庵によせられる阿蘭陀菓子や菊の花会用の菓子、忘れられない人用の菓子など難題が多い。 伝統を大切にしながら新しいものに積極的に誠実に取り組む牡丹堂の人たちはみていて好ましい。どの仕事にも通ずるものがあるからかな。
0255文字
pochi_kuma
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小萩さん、奮闘しております。でも須美さんやお文さんの新しい展開もぼちぼち進めていただきたいと思ってしまう。
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ひるあんどん
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清吉に勝代がかけた言葉、彼女の今までのイメージを変える。勝代は守銭奴と思っていたけどちゃんと人を見ていて努力をする人間のことは認めるんですね。幹太が恋をした。ほんの一瞬の夢物語のような恋。恋の感想までお菓子で表現するとはさすが和菓子の若旦那。山野辺藩の杉崎様とお文さんは言葉に出せないけど思い合っているのかしら。ところでお須美さんは復縁話は断ったの?そんな話は無かったと思うんですが。
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サルビア
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菊の花を愛でる会で出すお菓子を頼まれた小萩は注文主の家に行き、菊を見て菓子作りの参考にしようとした。その主は今は店も大きくなったが、自分がほかの店で修業をしている間、叔父が店を傾かせてしまったのでどう立て直すか必死だった頃に文字を書く筆だけを考えるのではなく、女の人が化粧に使う筆を考えたらどうかと助言をしてくれた人がいたという。その人にお礼を言う会でもあると小萩は聞いた。許嫁が若くして突然亡くなった。その許嫁が忘れられない女の人のお話など、菓子を注文する人の人生を垣間見るお話の数々だった。
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おしゃべりメガネ
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シリーズ第10弾。成長著しい若旦那こと「幹太」の淡い恋物語が綴られています。シリーズ当初からみて、主人公「小萩」よりも成長度の高いのは、ぶっちゃけ「幹太」で菓子職人としてはもちろん、精神的にもグッと大人になってきています。「伊佐」も「小萩」と一緒になり、共に暮らすようになってだいぶ柔らかくなってきたかなと。相変わらずおかみさんの「お福」の熱量、空回り感が否めませんが。隠居してる「弥兵衛」さんの何気ない一言が胸にしみてきます。これまでイヤなキャラ扱いだった「勝代」さんの違った一面がみれて良かったですね。
おしゃべりメガネ

〔積読本190〕

10/28 06:12
0255文字
あつひめ
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急に小萩の言動も落ち着いてしまった。お客さんと話す様子も堂々としている。そして、お客さんの心にちくっとささった小骨をそっと取るような優しいお菓子を作り出す。江戸時代にもゴーヤがあったとはびっくり。昔からゴーヤと呼んだのか苦瓜と呼んでいたのか気になるところ。勝代さんの登場。清吉に対する勝代さんの言葉が、あれ?私、勝代さんを誤解してた?と思わせる。ちょうどお月見の日にこの本を読んでいてお月見団子を食べたくなって急いで作ってしまったが、うまく丸めるのが難しかった。小萩の気持ちがわかった気がする。
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Nobuko
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小萩庵の仕事が評判になり次々と依頼が。阿蘭陀に興味がある人の集まりに出すお菓子、パウンドケーキのようなものかしら。亡くなった許嫁を忘れようと月を注文した女性に見えなくてもその人はそこにいるという忘れなくても時が解決してくれるのを待とうという小萩の優しい提案も身に染みた。紅屋の決められた鉢の中で花を咲かす菊を大切に思う気持ちもよかった。炭屋の用心も火事の多い江戸では大切なことなのだろう。幹太の火遊びも無事に落ち着いたようだ。次は勝代が何を仕掛けてくるのか心配。でも彼女も努力している人を見る目はあるんだな。
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おさと
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時が過ぎますね…。和菓子食べたい!
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mahiro
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★★★☆☆
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美味しい渋谷
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中島久枝先生の日本橋牡丹堂シリーズの第10作。10作にわたり紡がれた物語の綾のようなもの。人情、心意気、職人気質、好きだなあ。
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なにぬねのんたん(*^_^*)
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幹太の恋がメインかな。小萩堂は入口なんだね。話を聞く。みんなでどんなお菓子がいいか考えて、みんなで作る。面白かったです。
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まさ公
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工夫するって楽しい。喜んでもらえれば、もっと楽しい。勝代の考えも違うとも言い切れず、なんとか寄り添えあえないものか。
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よしちゃん
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いろいろあるが取りあえず順調かな。主でもないのにあれだけ寄り道して良いのかい。
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☺︎
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audible 聴き放題
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ranako
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少しづつ みんな大人になっていく
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bvbo
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シリーズ10作目。評判が評判を呼び、大店の主からも注文が小萩庵にくるようになる。あの小さかった幹太が恋?大きくなったね…。小萩は自分で作るよりはプロデュースの方がいいのかな。表題作が良かったなと思ってたら、最後にちょっときましたね…。
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蕭白
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安定して楽しめるようになってきたと思います。新刊が待ち遠しいです。
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nono
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ネタバレ図書館本。シリーズ10冊目も美味しそうな菓子ばかりw 阿蘭陀かぶれの粋人、忘れられない人へのやるせない想い、重陽の節句、そして火の用心w 想いを伝える菓子の工夫と共にそれを求める客への想いが心地好い。癖強な勝代の意外な真意や、若き跡取りの儚い恋など牡丹堂を取り巻く人々の想いも心地好く、今回もほろりと読了。
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ふ
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ネタバレ清吉がちゃんと努力しているの、勝代さんはしっかり見ていたんだな。嫌な人だった勝代さんの見方が変わる。清吉たちが真っ当に生きていくための手段をきちんと教えていたんだなって。清吉は勝代の言うことを理解し、頑張ったから牡丹堂に来れたんだな。
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やま
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読み終って心がほんわかとしてきます。3年前に鎌倉のはずれの村からやってきて、お江戸日本橋の菓子屋・二十一屋で働く小萩は、つきたてのお餅のようなふっくらとした頬に黒い瞳、小さな丸い鼻。美人ではないが愛らしい顔立ちの娘だ。此度、好きな職人の伊佐と祝言を挙げ。いままでよりも菓子への取り組みが違ってくる。
やま

【読後】 テンポがよく、美味しそうで、食べたくて、唾が出てきます。早く読むのがもったいない……。此度は、美味しいお菓子に幹太の恋がいろどりを添えています。シリーズ10作目。2022.09発行。字の大きさは…中。2023.06.03~05読了。★★★★☆ 異国の風にときめく甘さ、帰らぬ人と月見菓子、重陽の節句に菊の香を、火の用心と亥の子餅、の短編4話。

06/05 17:31
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おはぎとぼたもち
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“朝顔もいい、桜も好きだ。けれど、はかない。はかなすぎる。切なくなる”男は義理を考え、女は人気流行を追う。あんたはもっと幸せになれる@勝代さんかっこいい!急進的で危ないかと思ったが、意欲満々若主人組の支持も得て新風起こしてほしい。
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Masayoshi  Arakawa
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20230530 図 面白かった‼️
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紗世
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二十一屋と小萩庵の話10巻。久々に読んだら小萩と幹太がオトナになったような印象を受けました。小萩は結婚をきっかけに落ち着いたのかな?そして悪役一辺倒だった勝代の考え方が意外と筋が通っていたのでイメージが変わりました。型にはまらないことや新しいことって最初は否定されるもの。とはいえ折檻したりは相変わらずなのでやっぱ好きになれないけどね。
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オデッサ
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子供を育てる上での考え方が、勝代と須美で全く違っていたのが強く印象に残った。どっちも自分の足で立って幸せに生きてほしいという親心は同じなのにね。勝代の厳しさにも須美さんの優しさにも泣く。でもそれとこれとは話は別。勝代のお店の広げ方や商いへの考え方は、あまり好きにはなれないです。
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ぺしみち
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小萩の成長が見れて良かった。
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唯
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★★★☆☆勝代との水面下の争いもまだまだ続く。お萩と伊佐もうまくいってるようでよかった。幹太との芸者の儚い恋もあり。
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うず
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みんな大人になっていくんだねぇ。
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ぢぢぃ
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大人になって
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tomtom
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ずっと嫌な人であった勝代にも勝代なりの信念があったことに気づけた。そこまで嫌な人じゃないかもしれない。これからも小萩の成長が楽しみ。
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アニータ
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ネタバレ今作も小萩と牡丹堂の職人たちは、小萩庵に菓子の注文に来る客に寄り添った菓子を作ります。そんななか二十一屋と因縁浅からぬ伊勢松坂の勝代の存在が菓子屋の集まり・曙のれん会に亀裂が…?「重陽の節句に菊の香を」は、重陽の日に集まる菊好きのためのお菓子をということでしたが、菊の花はいらないと。どういうことかと悩む小萩でしたが、注文主の話を聞いて納得。いい話でした。その話のなかで、勝代のもとから三吉という子が逃げてきたのですが、迎えにきた勝代の様子をみていると、勝代のやり方で子供たちが生きていけるようにしているのかな
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りょう
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和菓子屋さんの小萩ちゃんの10巻目。伊佐さんと結婚しても小萩庵を続けています。かんたくんの恋、清吉の幼馴染の話、人の心は複雑だなあ。
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ケイプ
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シリーズも気づけば10作目。勝代のやり方が好きになれなかったけど、今回は勝代の商いへの信念、子育ての考えも一理あるなって思えた。小萩庵での注文にあれこれ悩みながら成長する小萩がこれからも楽しみです。
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シトラス
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新しい菓子の依頼があるたびに、考えさせられて成長していく小萩、子どもだと思っていた幹太も深川の芸者の卵と恋仲に、結ちゃんがかわいそうな気がするけど結果オーライだったのか? 伊佐は言葉少ないけど、段々とこはぎの旦那さんらしく身振りで慰めてくれたりするのがいい感じ。
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もじょりん
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シリーズ第10作目。難しい注文にもしっかり応え、小萩の成長を感じます。心の中で時々毒づくのもおもしろい。
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YOUCO19
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小萩ちゃんの「小萩庵」もすっかり知れ渡り、旦那衆の前で語るくだりは胸がすく。当時も今も女性の職人は一段下に見られていたのは同じこと。3話目の店を逃げてきた三吉の話が切ない。下手な同情は禁物。誰もが時には鬼にならないといけない。移動中の電車内で読んだ本。
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つばき
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ネタバレ異国風のお菓子、かすていらからヒントを得た、いちじく入りキャラメリゼパウンドケーキ!とても美味しそう。許嫁を亡くした恒に用意した月を惜しむ。お客様に寄り添い励ますお菓子になった。菊の花は手が掛かる。だからこそ土に雨に日の光を表したものに、若いつぼみの白い菊の花で紅屋さんの心を掴んだ。勝代の筋の通った子育ては一理ある。清吉の優しさを誉める優しさもある事に驚き、三吉の捨て台詞に気落ちし、それでも炒り豆を渡す須美さんに泣かされた。炭谷の七右衛門の防火意識の徹底した事。玄猪の菓子良かった。幹太の恋は儚く溶けた。
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ミクト
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私もどこか勝代が嫌いではなかったので彼女なりの信念が知れて良かった。生まれで全てが決まるこの時代。親のない子が生きていくのは並大抵の努力ではだめなのだ。シリーズが長くなり、小萩ちゃんも結婚したことでちょっと中弛みかな。ゴーヤーは江戸時代にもあったようだが、本当にこんな手に入るものだったのだろうか。
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ゆかり
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毎回だけど、和菓子が食べたくなります😋 そして今までは勝代にちょっとイライラしてたけど(←)、今回の三吉に対して言ったことは『確かにな』と思ったり。ド正論。 幹太くんはいつのまにか少年から青年に。 小萩に思っていることを話すところ、弥兵衛さん、徹次さんの思いをちゃんと受け継いでるのが分かってよかったです。 次も楽しみ。
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菊花ひらく 日本橋牡丹堂 菓子ばなし(十) (光文社文庫 な 43-11)評価54感想・レビュー62