形式:単行本
出版社:産経新聞出版
形式:Kindle版
20世紀における西側の最大失敗は、WWⅡでソ連に支援をしたことと、天安門事件後の中国に民主化を期待したことです。
それにしても 暴支膺懲から始まった日中戦争の実態を知っている世代の大平外相がなぜそこまで贖罪意識を持ったのか?また、石原莞爾をこよなく尊敬し「世界最終戦争論」に従って、政体は違っても中国を手を結ぶべきと信じ政界工作をした木村武雄の思い込みは何なのか?親台湾派が かつて敵であり、当時はまだまだ強権的で非民主的だった台湾にそこまで肩入れするのはどうしてなのか?感覚としてよく理解できない部分も多い。
tomoさん、おはようございます。近々有吉佐和子先生の、「非色」を読もうかと思っているのですが、こんなところに先生のお名前が出てくるとは!彼女はカトリック 教徒だったという話も読んだ記憶がありますし。
Ruiさん、こんにちは。有吉佐和子はクリスチャンということもあって、宗教的な雑誌(創価学会系)への寄稿に抵抗が少なかったそうですね。中国に半年間滞在し、日中国交正常化の柱となった若き日の有吉氏。現状を見ると、どう思うのかなあ。
今だからはっきりわかるけど、日中国交回復は世界史レベルで大きな過ちだった。台湾断交も理不尽なことで、先を読むのが政治家に必要な能力だと。目先の利益で判断を誤った実例。しかし当時の台湾は蔣介石健在であまり民主的ではなかった、今の台湾を想像しろということも難しかった。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます