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ひとりぼっちじゃない (角川文庫)

感想・レビュー
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takao
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ふむ
0255文字
カルマ
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ネタバレ映画見た後に、久しぶりに再読。またも★★★★★。 僕は小説を読む理由のひとつに他人が何を考えて生きてるのか知りたいというのがあるんですが、それに答えてくれる僕が探していた理想形の小説といえるかもしれない。日記形式なので、土日は仕事休みだったり、日記の感覚があいていたり、誕生日やお正月があったりしてリアルだ。 前半はコミュ障男が仕事がんばる日記で、後半は不思議ちゃん女性に片思い日記といったところか。 著者は女性のようだけど、空想なのか、それともモデルとなる男性(あるいは日記)が実在するのか気になった。
カルマ

記憶が曖昧だが、確かダヴィンチで紹介されているのを見て手にとった本だったはず。出会いに感謝。

11/23 21:46
0255文字
myaon
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井口理、初主演映画の原作。正直読み物としては面白くない。日記形式だからススメ視点でしかなく、相手がどう思っているかは明示されていない。それにとにかく長い。600頁の8割くらいが、愚痴、悪口、反省、被害妄想etc...で埋め尽くされているので気持ちのいいものではなかった。実際気持ちワルって何回か思った。これが過剰なる自意識過剰がなせる業なのか⁉宮子さんも300頁を過ぎないと出てこないし。出てきても意味不明だし。作者自身が監督なんだけど映画はどんな感じなんだろう?表現者・井口理がどんな風に演じたのか興味はある
myaon

文庫版の解説も井口理。私は理くんの歌が好きなわけだけど、文章も好きだなと思った。もっと書き物とかもしてほしいな~。

01/24 18:12
0255文字
しろあん
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ネタバレKing Gnu井口くんが映画の主演ということで読み始めたが、なんということだろう、この医師のススメ先生と井口くんがぴったりと重なってしまう。井口くんそのものであり、本を読み進めるたびに井口くんの心の中をのぞくような気持ちになり、心配したり応援したり。幸せになってほしくて最後にはじんわり涙がにじんだ。私もベランダでファーリーリーフゼラニウムを育てたくなった。映画も楽しみになった。
0255文字
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ネタバレHSP気質な歯科医師ススメの脳内で語られる日々のあれこれに共感するものは多く、人間関係という面で見ると極上だけど、川西と和解するくだりはいまいち理解できず、後半の宮子(ポリアモリー?に関しても、そっか~、で?でしかなく)と蓉子(存在が謎)よりも歯科医院での人間模様の方が読んでいて興味深かった。あらすじの事柄が描かれるまでが絶望的に長い(ちょうど半分で宮子と対話開始)。というより全体的にめちゃくちゃ長い。300頁弱で書けそう。脚本家だからしょうがないか。太田愛の小説に長いと感じたときと同じ(仲良く角川)。
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ススメの容貌は格好良いとも悪いとも描かれていないけど、ススメが自分のことを内向的で冴えないと決めつけているからか、同じようにボサっとした風貌を想像してしまう。良い意味で井口理がめちゃくちゃぴったり。百貨店で黒の細身のパンツを購入するシーンで、ススメは脚が長いと感じたし。馬場ふみかは演技云々より巨乳の印象しかなく、なんかもっと他に人材…と思っちゃったけど、じゃあ誰?と言われても出てこん笑。もうちょい顔がシンプルで目が細いイメージ。それでも、ススメを見つめる真顔は鮮明に思い浮かんだ。

01/24 17:54
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個人的には映画より、BSプレミアムで連続8回ぐらいのドラマか、配信限定でしてほしい。言っちゃだめだけど、映画は映画だけど、なんかキャストがあまり惹かれない。役名不詳で高良健吾いたけど誰役だろう。青井先生?ケンちゃん?違うか。書店員ミチルのイカれた役を思い出す。映画化帯っていつも思うけど、役者の名前が書かれていたらその人を想像して読んでしまって、最後までずっとこびりつく。かなり細かく歯科医院の描写があるけど、詳しく描かなさそう

01/24 17:55
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0255文字
駒
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前半はもう、私のことか、と。自意識過剰。被害妄想。自己嫌悪。刺さりまくった。刺さらない人には刺さらないんだろうな。羨ましい。後半は主人公と共に宮子に振り回される。ちょっと読むのがしんどかった。成長物語ではない。こんな自分と付き合っていかなければならない。でも私にはハッピーエンドだっかな。
0255文字
JUN
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理性もなにもかも消えていくように
0255文字
はるを
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🌟🌟🌟🌟☆。(🌟×3.8)約10年の歳月をかけて上梓した600ページを越える渾身の力作。来年3月に著者がメガホンを取った映画が公開予定なので予習として読んでみた。日記調で語られる物語はとても読み易くサクサク進む。主人公の歯科医のススメ先生はとにかくネガティブな思考の持ち主で物事の考え方、言動がとても俺と酷似していて気持ち悪かった。笑。うん、俺が女でもこんな男はキライ。やってもやらなくても後悔ばっか。太宰治かと思った。ってか、コレでよく歯医者になれたなぁ。自分が患者ならこんな先生はイヤ。怖い。笑。
はるを

肝心の物語はと言うとうーん、川西と宮子の2話構成?ちょうど300ページずつくらいの量。川西の話は面白かったけど、メインテーマである宮子の話は、なんかよく分からなかった。ススメ先生のネガティブ日記は読んでて鬱々とした気持ちになったけれど不思議と嫌になることはなかった。ありきたりな恋愛モノや成長モノじゃなくて別にこれでも良いんだけど、やっぱり長過ぎるので後半はさすがに飽きてきたし600ページの必要性を全く感じなかった点が残念だった。

12/15 16:15
はるを

俺は映画の方で贔屓の女優さんがメインで2人出ているので評価も甘めなんだけど人に薦める機会があってもこれは薦めないかな。かなりエッヂの効いたクセのある作品だから。でも、著者の名誉の為に一応書いておくけどこの著者は映画『世界の中心で愛を叫ぶ』『スカイ・クロラ』の脚本家。(俺は観た事ないけど。笑。)その他メジャー作品の脚本を何本か書いている名の知れた方。

12/15 16:23
0255文字
Y Murakami
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他人を身勝手な解釈に当てはめて、結局自分が嫌になるという無限ループを繰り返しているのは自分だけではないのだと、ススメという人間に意図せず励まされたような気がする。
0255文字
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