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緑と楯 ロングロングデイズ (短歌研究文庫 3)

感想・レビュー
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Kunihiro Tobita
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幸せってのはホント人それぞれで。物差しの寸法割がエグいほど違えてんのよなぁ。メートル法の人もマイルの人も…オレなんて尺貫法のまんまかもね笑。縮尺すら違うし笑笑。“自分のこころが決める”と彼の方は申しておりましたし。♪幸せとは星が降る夜と眩しい朝が繰り返すようなものじゃなく大切な人に降り掛かった雨に傘を差せることだ♪聴いた時は泣いたもんなぁ。『折り畳み傘があると安心です』ってなもんですよ。心のね!“心”の折り畳み傘ね笑。しかし小せぇんじゃ濡れるしデカけりゃ嵩ばるし…丁度いい“身の丈傘”を心に携えてであります
0255文字
chacha子
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いいよね〜、BL短歌。
0255文字
Eu
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ネタバレ「険悪な家の子どもが恋をするただその薔薇のようなる事実」「満員のエレベーターでは上向いてみんな苦しい一輪挿しか」「レタスの中のほうには虫がいない愛せないことに言い訳はない」「距離は関係ないという奴にこそ最もくっついてるべきなのだ」「あまりにも仲がよくって性別もお揃いにした二把の素麺」「ただいマイラブ 木彫り熊・ニポポたち・廊下に立たされているジュース」「おれたちは閉じてる? 二対九十億のゲームくらいに開いているさ」「君がわが尻とアルプス一万尺始めてけんかパフっと終わる」
0255文字
芙蓉
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ネタバレ初読歌人さん。クッキーを美味そうに食うからクッキーと呼ばれている生きててよかった/おれにとって空気は君で出来ている。君否定して生きる場所なし/君がいてくれたらきっと君以外のすべても愛せる…という求婚/奇跡とは君がかすかに首かしげ散歩を延長するか聞くとき/油断すると君が重たいほうを持つ米をよこしてガーベラを持て/詰め替え用を赤子のように抱きとる夜明けのスーパーよ永遠なれ/SFを読んでいたところだというその手で頭を撫でてください/おれの中に勝手に花を作るなよ買ってに野うさぎ放すなよ
0255文字
Luo Yang
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二人が月にも一緒に行けてよかった。この歌集がこの世にあってよかった。
0255文字
雫
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ファンのためのノベルティ補足資料なんだと思う。そういうこともあるのか(歌人が物語を書いて、そのキャラクターに仮託して歌を詠む)と新しい学びを得た。歌人としてだけで生計を立てることの難しさについて考えた。(今はどこでもそうなのかもしれない)
0255文字
まぁみ
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これはアレだ、小説を知った上で読む方がきっと100倍味がある作品だ。第二歌集『はーはー姫が彼女の王子たちに出逢うまで』を網羅した歌集。なので『たんぽるぽる』と本書があれば雪舟さんの歌集を目一杯堪能出来るのだ。しかし小説を知らない私には魅力が半減。響く歌はたくさんあるが、キャラを知らないが故、緑と楯が気になりすぎて気持ちが入り込めなかった(笑)。みどたてシリーズ読むぞ!探そ♡
0255文字
あきら
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緑と楯ハイスクール・デイズを読んでから、ずっとみどたてが忘れられず、好きでした。また彼らに会えてうれしいです。あとがきにある「キャラクターを通したほうが、(中略)よろこびそのもの、切なさそのもの、場面そのものを描けるようになったのです」というのを読んで、本当にその通りだなと感じました。すきな短歌がいっぱいあります。
0255文字
ユキ
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「おなじくらい愚かになってくださいと手に口づけて祈りつづけた」「フライ追うように走って しあわせだ、しあわせだって退路を断って」「君といると霞んでしまう文字があり何かの作りかたが読めない」前半のはーはー姫が〜の中だとこの三首が好きでした。後半、「緑と楯 ロングロングデイズ」では小説以降の兼子と荻原の関係が垣間見えてとてもよかった。 「今は、いや今世で解らずともよい俺たちには永遠があるから」「腕がある時より深くいだきあう光と光再会すれば」
0255文字
双海(ふたみ)
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正直なところ好みではなかった。一首だけ引いておく。「それでもひとの形をしてるほかはなく秋には秋のワンピース着て」
0255文字
れお
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“おれの中に勝手に花を作るなよ勝手に野うさぎを放すなよ” “恋人は喜ぶと尾で打ってくるいちど光の加減で見えた” “ふとんを蹴り、かけられて蹴り、かけられて 一人で生きる力をもらう”
0255文字
ロア
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双喜紋とかディストーションとかほとびる(潤びる)とか。この本で新しい言葉を知りました。そして何よりも驚いたのが著者名。雪舟ってせっしゅうじゃなくてゆきふねって!
ロア

いやもうずーーーっとせっしゅうだとばかり…(^ω^)世の中まだまだ知らないことだらけです

02/04 12:27
0255文字
のんちゃ
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緑と楯の短編を読んではまったので読んでみました。想像力がひろがる幸福、短歌の魅力。
0255文字
14_sakiii
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小説の中で出会うより先にここで緑と楯に出会いました。瑞々しくて、きらきらで、ちょっと寂しくなる感じ。雪舟さんの短歌を読むのは初めてだったけれど、以前読んだ小説の中で高い頻度で使われていた言葉を目にし、癖言葉を発見できた喜びを感じ、雪舟さんをより身近に感じられました。短歌でも小説でも楽しめるなんて、なんて贅沢なことでしょう。最近、短歌に熱中し始めた分、その幸福度が如何に高いものなのか筆舌に尽くし難いことです。
0255文字
Matoka
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「この人はしないだろうと思わせてすれちがうぎりぎりで寄付する」「糠床のきゅうりに君が問うているおまえらしんなりする気あんのか」「始まってしまったんだよ白チョコをラングドシャに挟んだりするから…」「初めての杏仁豆腐に杏仁ハイのAI 2056(ごじゅうろく)の秋」「おそろいのうどんを腹に入れて寝る二人だけいてすべてが遠い」
0255文字
貴羽るき
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自分の痕跡を残したくなくて、良いと思った歌にも付箋はつけずに読んだ。そんな歌集。
0255文字
黒井
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22-151】「縛りがあるから発想の自由度が広がる」説を先日読了した道満晴明氏の漫画で実感したものだったけど、雪舟氏にとってさらに自由に発想するための「縛り」が緑と楯というふたりの存在というのもまた興味深い話。小説の彼らに出会う前に本作を手にとってごめんなさい。帯からして同性同士である事を殊更に強調する意図はよくわからないままだけど、キャラクターを介する事で自分自身というタグが外れて感情の純度が増す感覚は理解できる。私性(わたくしせい)に重きを置く短歌というジャンルの新しい地平と呼ぶのは大袈裟すぎるか?
黒井

特に好きだったのは「ねえ次はどこに住もうか僕たちはお互いの存在が家だけど」「やすらぎは死後でじゅうぶんだといって君は私を妻と定めた」「おとな、とは冷蔵庫の光の中のひとつっきりの綺麗なケーキ」「この冬はとびきりの毛布を買おう 鳥のかたちの菓子に喋らす」「糠床のきゅうりに君が問うているおまえらしんなりする気あんのか」あたり。しかし文庫化とはいえ、一年に2冊も雪舟えまさんの歌集を読めて手元における幸せよ。

11/19 16:21
0255文字
空の落下地点。
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パラレル地球だったのか。彼らが地球に居られない理由を考えてしまう。私にも私の星があるかもしれない。
0255文字
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緑と楯 ロングロングデイズ (短歌研究文庫 3)評価88感想・レビュー18