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absinthe
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暗黒の落とし穴への入り口的作品。今では流行のヒトコワ系の話もあるが、どう考えても理不尽な怪異もある。暑い夏にふさわしい作品群。気に入ったのはどれもヒトコワ作品『怯える』『鳥肌』『骨のモチーフ』。人間が怖がるのは物理的苦痛より不安。じわりじわりと不安が現実になっていく不気味さ。『黒いベールの貴婦人』は怖いながらほっこりもする読後感。
absinthe

『きりぎりす』は筒井康隆の『走る取的』的なこわさ。

07/22 14:10
村上春巻

>久しぶりのかんべむさし。 absintheさま、ホントそれですよね。エッセイ的なものを80年代に色々と読んだ記憶はあるのですが、その内容は鳥頭ゆえ、雲散霧消でありますw

07/22 15:41
3件のコメントを全て見る
0255文字
KAZOO
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約30年前のホラーアンソロジーです。現在とはかなり異なる作家さんが多く、私にはとても楽しめました。いつの間にかコミックの「がきデカ」で有名な山上さんが作家に転身していたとは知りませんでした。水準の高い作品です。また最初の加納朋子さんの「黒いベールの貴婦人」は結構楽しめます。藤田宜永さんの「特殊治療」は気味の悪い感じが一番印象に残りました。
0255文字
あたびー
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30年ほど前に出版されたホラーアンソロジー。顔ぶれが現在編まれるものとはちと違う。1番グイグイ来たのは「がきデカ」の山上龍彦氏による「梢のそよぐ下」。三人の不気味な老女達が災いを招く様を幼い日に目撃した女性。家庭を持った彼女の前に再びその老女たちが現れる。ちょっとズレてる友人とか、夫や母親もちょっとズレてる感があって却ってそこがすごく怖い。老女達の行動の描写もすごく怖い。佐藤哲也「きりぎりす」も独特の口調で語られるどストレートのホラーで良かった。
あたびー

他に加納朋子「黒いベールの貴婦人」(うーん…)、貫井徳郎「怯える」(ホラーちゃうっていうか…)、藤田宜永「特殊治療」(キモイことはキモかった)、桐野夏生「鳥肌」(原因がわかった方がもっと怖かったかも)、かんべむさし「銀色列車」(短くしてショートショートにしたら面白かったかな)、佐々木譲「骨のモチーフ」「これもホラーちゃう」

07/07 15:57
あたびー

佐藤哲也の小説は、岸本佐知子さんのエッセイにも度々出現する。まだまだ読まなくては。(既に故人。配偶者は佐藤亜紀)

07/13 20:48
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おてつ
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ネタバレ「奈落」のテーマに相応しいアンソロジー。でもどこか救いのある話もあり、あっと気づいた時には手遅れなのもあり、いつの間にか抜け出せない悪夢に迷い込んでしまったのもあり。個人的に一番怖くて良かったのは山上龍彦「梢のそよぐ下」。怪異が主人公に無関係の他人から見ればまるで普通の人のように見え、しかしそれらの正体を誰かが暴こうとした瞬間、それは怪異以上に怪異になり……。良いホラーでした。
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アヅマ
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ネタバレ8作もありながら悉くハズレだった。
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ミーホ
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[再読]8人の作家によるホラーアンソロジー。なんと1995年刊行!!まだ20世紀だよ。年末大掃除で出てきた発掘本。最近ハマった貫井さんが載ってるので再読してみたら、この間読んだ短編集『崩れる』の中の一編だった。ガッカリ(-ω-;)そして、短編集読んだ時に既読だと気づかなかった自分にもガッカリ。。。加納朋子「黒いベールの貴婦人」山上龍彦「梢のそよぐ下」佐々木譲「骨のモチーフ」が面白かった。対になるアンソロジー『白昼夢』にも期待(*`・ω・´)
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猫科とらねこ
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一番怖かったのは「梢のそよぐ下」。異形のモノが運んでくる不幸があまりにも不気味でガクブル。 こんな魔女みたいな人達が人間界に潜んでるなんてこわい…1人じゃなく3人なところがもっとこわい
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沙子のある
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1996.5.2~完~
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奈落 ホラー・アンソロジー (集英社文庫)評価52感想・レビュー9