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★★★☆　☆猫の事務所なめとこ山の熊いちょうの実山男の四月カラスの北斗七星　☆銀河鉄道の夜星のめぐり歌

ナイス ★2

コメント(0)2024/12/03

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個人の感想です：B+。児童書専門店でお薦めされて買った本。絵本だが、省略なしに全文掲載。白黒なのが残念だが、日下明さんの描写が物語に沿っていて、賢治の難しい解釈の手助けになっている。他の文庫本で何度か読んだ『いちょうの実』もこの絵があるために味わいが増した。『山男の四月』と『烏の北斗七星』は本書で初めて読んだ。特に『烏』（1924）は戦争に突入していこうとする時勢をカラスを借りて指摘しているのだろうか？『銀鉄』ちょうど七夕の夜に読めて良かった（残念ながら星は出ていないが）カラーの挿絵だったらもっと良かった

ナイス ★17

コメント(0)2024/07/07

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友達からプレゼントでもらった本。私は宮沢賢治の作品が好きで特に『銀河鉄道の夜』は何回も読んでるし本も所有してるけど、この童話集は素敵な挿絵付きでもらって嬉しかった。「猫の事務所」「なめとこ山の熊」「いちょうの実」「山男の四月」「烏の北斗七星」「銀河鉄道の夜」「星めぐりの歌」を収録。山男の四月はちょっと不思議なお話、烏の北斗七星は戦争色が強い。小埜裕二の解説にあるように、“生きるためにはほかの命を奪って生きなければならない、生きものの悲しさと、そこからの解放の道すじ”が描かれる賢治の童話は痛切な祈りである。

ナイス ★1

コメント(0)2024/07/02

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名作６話と詩１編を収録。『猫の事務所』『なめとこ山の熊』『いちょうの実』『山男の四月』『烏の北斗七星』『銀河鉄道の夜』『星めぐりの歌』何度も読んでいる作品たちですが、素敵な挿絵が世界観をより美しく彩ってくれています。文字も大きくて大変ありがたいですね。ちなみにカラーなのは表紙だけで中はモノクロです。

ナイス ★19

コメント(0)2024/02/29

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宮沢賢治と法華経についてのテレビ番組を観てあらためて賢治作品を読みたくなったので手に取った。日下明さんの絵が、幻想的ながら甘すぎず、もの哀しくて静かな物語の世界によく合っていると感じた。このシリーズでほかに２冊宮沢賢治童話集があるようなので、そちらも読んでみたい。「猫の事務所」「なめとこ山の熊」「いちょうの実」「山男の四月」「烏の北斗七星」「銀河鉄道の夜」

ナイス ★2

コメント(0)2023/12/22

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宮沢賢治はじめて読んだ。童話集であるが子供はもちろん、大人が読むべき本だと思いました。

ナイス ★3

コメント(0)2023/11/16

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ネタバレ絵を担当した日下さんのサイン&イラスト入り。以前から積んでましたが賢治先生の誕生日に読了。あまりにも有名な「銀河鉄道の夜」は何度も読んでいますが、他のあまり馴染みのない童話も、現代と繋がる問題提起がなされているものもあって興味深かったです。難しい言葉に説明がついていたり、最後にも解説があったり、挿し絵(モノクロですが)もたっぷり。お子さんでも読みやすい仕様になってます。「猫の事務所」の猫の絵がとてもかわいくて、ここだけでもフルカラーで見たかったわ…

ナイス ★15

コメント(0)2023/08/27

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『なめとこ山の熊』が読みたくてこの童話集にたどり着いた。熊も小十郎も自分の命の使い方を心得ている。「世界がだんだん進歩すると、ひとりで消えてなくなっていく」宮沢賢治がそう願った「いやなずるいやつら」は残念ながら増えているのかもしれない。となると、世界はどうやら進歩しているとは言えない。『烏の北斗七星』を読むと、賢治の急逝は神様の思し召しかと思われる。大東亜共栄圏と称しアジアを侵略する日本を彼は堪えられなかっただろうから。『星めぐりの歌』は知らなかったがとても美しく、何度も聴きたいと思う。

ナイス ★4

コメント(0)2023/06/03

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