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ナマケモノ教授のムダのてつがく ―「役に立つ」を超える生き方とは

感想・レビュー
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ぱぴー
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ムダについて様々な視点で論じている本でした。その中で紹介されている方たちの本も読んでみたいと思いました。それにしても世の中あまりにも効率を優先し過ぎと改めて感じたので、もっとダラダラとムダに過ごしたい。
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ǝsnɹɐu
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「役に立つ」という言葉や考え方の癖を手放し、スローで時間がかかることも楽しめるようになりたいなぁと。
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だだだ
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有意義な読書の時間になりました。参考文献を読み耽りたいなぁ砂浜かどこかでゴロゴロしながら
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もち
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役に立つとか効率とかに疲れ切っている、ちょうど良い本だった。
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きゅう
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時間も空間も節約し、役に立つもの以外の価値を認めず、ムダなものは省いて効率を求める。そんな価値観が浸透した世の中で、はたして自分の存在は価値があるのか? 役に立っているのか? と不安にかられることがあるけれど、本書はやわらかい語り口で「ムダ」をいろんな角度からとことん考え、本当の豊かさには「ムダ」こそが大切だと教えてくれている。 大好きな読書も芸術も、効率よく取り込もうとか仕事に役立てようとしているわけじゃないし、それでいいんだと思えた。「ムダ」にあふれた豊かな人生を堂々と送りたい。
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ポルポ・ウィズ・バナナ
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学生時代から「大学の勉強が社会の利益に直結すると思ってんのがおかしいだろ」と思っていたんだけど、まさかその酷さが肥大化していくとはなあ。「役に立たなければならない」「わからないことに不安を感じる」もどんどん酷くなっている。「音楽をやるのはモテたいから」「身体を鍛えるのはモテたいから」「考察サイトの宣う珍説を疑問なく受け入れる」ほんともうそういうの全部やめようぜ。◎教育とは詰め込むのではなく引き出す◎ナマケモノの生態すごい。
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pourynhill
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めっちゃ素敵な本だった。どっぷり浸かった資本主義や個人主義の考え方から片足抜け出ることができた。お金のものさしには引っかからないムダとされることやヒューマニズムを大切にいこう。引用されていた本もいろいろポチったのでゆっくり読んでこう
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エジー@中小企業診断士
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愛とは相手のために時間をムダにすること。「無益」とは何か。いつ、誰にとって、どんな文脈で。ある特定の視点からのひとつの価値判断に過ぎない。不必要なものが必要。役に立つ、立たないの功利主義への挑戦。ナマケモノ🦥はより植物的な方向へ進化。ブータンのGNH、サティシュ・クマール、ネガティブ・ケイパビリティ、テクノロジーによる疎外、アーミッシュ、ラダック、マーク・ボイル、モントゴメリー「土と内臓」、ポール・ホーケン「ドローダウン」「リジェネレーション」、ティク・ナット・ハン、ホイジンガ「ホモ・ルーデンス」等々。
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YUCHIN
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<図書館本>1章が短く、書き方も容易で、とても読みやすかった。内容についても、読みながら、読者がしっかりと考えられるようなスロー読書とでもいうような本でした。良書だと思います。
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ee7
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少々舐めてたけど、引用参考文献豊富でおもしろかった。土は大事だよ。doingとbeingの使い方は、やはり作業科学でいうところのものと異なると感じた。色んな物差しを携えて、doingでbeingとなり、自分の幸せを考えていきたいところ。
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けん
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★3.0
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いち
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ネタバレ読メで教えていただいた本。引用が多くて学生時代の論文を思い出した。「あれも無駄、これも無駄、とやっていったら、最後はいちばん無駄な存在は自分だ、ってとこにならないか?(干場弓子)」と植松聖死刑囚の「ぼくはあまり役に立たない人間だった」で泣いてしまう。わたしもずっと人の役に立つ、生きている意味がある、に囚われている。「効率的に愛されたいですか?」を胸に刻んで自問自答していく。
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ta_chanko
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何事もムダを省き効率的にこなすことが良しとされる現代社会。コスパ・タイパを追求し、役に立つことだけを良しとする風潮。そして、その果てが優生思想。しかしそんな考え方で豊かな人生を送れるのか。目的のない、役に立たないムダなものに没頭することが真の豊かさ。子どもたちを社会の中心におき、大人も子どもも遊びながら学ぶ。人間=ホモ・ルーデンス。ヒューマン・ドゥーイングよりもヒューマン・ビーイング。効率・効果を追求する現代社会への痛烈なアンチテーゼ。
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チホンヌ
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ネタバレ終始一貫して「ムダ」ということを考え抜いた本だった。コロナ禍での「不要不急」という言葉は、その言葉の目的とは別のところで、私たちに何が「不要」や「不急」なのかを考えさせてしまったのではないかとつくづく思う。でも、その対抗言説としての「ムダこそが有益」的なロジックに陥りたくもない。そこに有益性がなくても、それがそこに存在する意味を言えなかったとしても、わたしたちのそばにはいつも「ムダ」があたりまえにあってほしい。わたしはそういう社会を望みます!!!(謎の宣言)
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pippibato
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僕たちは何を焦って、何をしているのだろう。ヒューマン・ビーイングがヒューマンドゥーイングになっている。その言葉にハッとさせられました😌
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takao
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ふむ
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mihayu
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★★教授が書かれているからなのかソフトな論文というか文献引用多数。/すべてのものを目的とむすびつけて、目的からすべてを正当化するようなやり方は、人生を、世界を、非常に硬直させたものにしてしまう/ヒューマン・ビーイングのはずが、ドゥーイング(すること)が増殖しすぎて、いまではビーイング(いること・あること)さえままならなくなっている。/なぜわれわれは、じぶんのでない人生を忙しく生きなければならないか?ゆっくりと生きなくてはいけない。(長田弘さんの詩)
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Oki
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アーミッシュの話は新しい情報bitだったが、この本はどういう事を主張したいのかが今一つよくわからない。 人間の行為には「道具的行為(目的あり)」と「コミュニケーション的行為(目的なし)」の2つあり、目的の持つ軍事力性のようなもののため、前者が様々な悪い事を引き起こすのはある程度しかたがないような気はする。 この本は、しかたがなくない、革命を起こせ..と言っているわけでもないような。 コミュニケーション的行為を個々に大事にしましょうよ...と言っているだけか?
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きり
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時間に使われるのでなく、自分を生きる時間を取り戻す。やらない事を決めることから始めよう。
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Taka
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何にもいいことないじゃないか。いや、ある。麦畑の色があるからね。麦を食べないキツネは麦の穂を見るたびに王子さまを思い出すだろう。君と過ごした時間は無駄じゃない。薔薇の花に費やした無駄な時間。愛とは相手のために時間を無駄にすること。貴方は効率的に愛されたいですか? どうにか早く相手を見つけて妊娠したいと焦っていた私に最後の2pがガンときた。何もしないで過ごしたのは私なんですが。お金がない。仕事するから時間がない。楽しいことをやる気力がない。ゆるりと過ごすその時間、人生に必要じゃないわけないじゃないですか
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かっくん
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「ムダ」ということについて1冊で考えている本。ナマケモノ、生活、労働、テクノロジー、お金、趣味、遊び、土、教育など色々な側面から考察。コロナ禍では、エッセンシャルワークなどの言葉もでき、無駄な仕事もいうものも考えられた。ジョッカドとものぐさ太郎の話は面白い。ムダを持つにはそれなりの余裕がなければいけないよね。余裕を持つにはそれなりのお金が必要。それで働くと、無駄なことができなくなるか、堂々巡りになってしまう。ムダを良い意味で意識させてくれる本でした。
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ガブリエル
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効率的であること、生産性を上げること、そのためにムダを省くことが最善とされる風潮の社会に疑問を投げかける本書。 ムダを突き詰めるとそれは自分という存在にブーメランのように返ってくる。自然界には無駄がなく、その自然を損なう人間こそが実はいちばんの厄介者でムダな存在であるということ。ごもっともです。そもそも何がムダかなんて絶対的な答えがあるわけじゃない。誰かにとってのムダが私にとってかけがえのないものだったり、その逆もあったり。コスパ、タイパを追求して何を得ようとしているのか疑問だし。いちいち納得の読書でした
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Mc6ρ助
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『タイムパフォーマンスから・・ 映画を要約した”ファスト映画”も、イントロを短縮した・・ヒット曲も・・〝完全メシ"も、「ビジネスに役立つ」 「10分でわかる」といったうたい文句で、短時間で概要のみを理解させようとする風潮も、みんなタイパの類でしょう。(p2)』この本が強く主張しなければならないほどこの世の中ますますお金やらの単一指標が幅をきかせて生きにくくなっているようだ。すでにRetireした爺さま、measurableな指標自体を遠い世界として不要不急に分類されたブルシットなモノは捨ててしまいたい。
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Keiko Yamamoto
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ネタバレ 時間を私たちはどう考えているのか。所有物としての時間、交換価値としての時間、タイムイズマネーとしての時間・・・これら「~としての時間」は「役に立つ」もの、「役に立たなければならないもの」という思い込みだ。 私たちは自分の人生がたくさんの「私のもの」によって成り立っていると信じているが、本当にそうだろうか?「私の仕事」「私の家族」「私の部屋」すべて仮のもので私から切り離せる。しかし、「私の時間」は私とは切り離すことができない。つまり、「私の時間」は「私の人生」そのものなのだ。
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ジャスミン
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図書館本をざっと流し読み。シンプルライフやミニマリストがあまりお好きではないようです。心の疲れ、過重労働など苦しみから逃れるためにシンプルライフやミニマリストにたどり着いた人も多いと思うので、そういった人が「はぶかれない」世の中でありますように。
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ERIE
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ネタバレ最高の無駄使いと贅沢は紙一重。捉え方次第。こないだTVで言っておりましたぜ。 もっとのんびりいこうという自己啓発本かと思ったら、どちらかといえば社会問題の話だった。 全く以てナマケモノ可愛いねぇ…生まれ変わってみたいけど、せっかちな性分だから3日で飽きるね(それは私のこと)みたいな話はなく。 無駄=無益。 愛とは無益で人に注ぐもの。時間かかるもの。 あー……だから私も含めて恋愛はいいって人が多いのか。納得。 自問してみるといい。 「あなたは効率的に愛されたいですか?」 ↑この最後の1文が印象的。
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bibliotecario
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日々、ムダに生きている私にはたいへん共感できる本です。
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ATS
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他の本で見聞きしたような内容も多く斜め読み。本書でもラッダイトに触れているがラッダイトで最初に壊されたのが時計だったと読んだ記憶がある。業務ロボットのように時間で管理され業務だけを遂行するヒューマンロボット社会なんだろう。しかし現実問題として無駄をやろうにも日銭を稼ぐために、生きていくために無駄なことをやってる暇はない。みんなアレクサンドロス大王なんだ。ダラダラ生きることに憧憬を抱くけど「やってみたら?」と言われたらできない。だからこういう本も読んでしまう。なんのために読んだのかわからない笑
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とめきち
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ネタバレ自分の人生と向き合う際の考え方を変えてくれた一冊。感謝しかない。終章の、最後の行の問いかけ「あなたは効率的に愛されたいですか?」は、とても印象に残った。私はカメを飼っている。毎朝水をかえている。この水かえの時間がもったいないと、そこで教養が身につくラジオを聴いていた。ちょっと、それは止めようと思った。今年読んだ本の中でナンバーワン!まだ2月ですが。
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あのした
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今年読んだ中で、一番刺さった本。 私たちはあまりにも、効率的にムダなく過ごそうとしているのかもしれない。でもそのムダこそが、人間らしさであり、いまを生きる私たちに欠けている要素なのかもしれない、とも思わされました。この本を読むことは自分にとってはムダではなく、かなり有用で、自分の精神性を育てるという点でとても役に立つ一冊でした。
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太宰コサム
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労働嫌い、ビジネス書嫌いなくせに、なにかにつけ「役に立つか」で物事を見、好きでやっているはずの読書でさえ、「生きていく上で必要か、有益か」という思考が付き纏い、時間に追われながら、脅迫観念のように知の源泉を追い求めていた近頃。本や映画に限らず、「希望」を見出して感極まる、ということはこれまでになかったが、本書を読んでいると度々涙が出そうになった。「無駄な足掻き」と言われても、金にならなくても、ならないからこそ、行動しようと思った。「愛とは時間をムダにすること」なのだと、辻信一さんが教えてくれたから。
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