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赤い隣人~小さな泣き声が聞こえる (MF comic essay)

感想・レビュー
68

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マツ
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かわいい絵だけど内容はダーク。実際にありそうなストーリーで気がつけば一気読み。他の本も読みたくなった。
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マッメ
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ケンちゃんの母希はある日ケンちゃんとふたりでアパートに引っ越してくる。その隣人であるモモちゃんとその母と仲良くするが…。最初は良好に思える隣人関係もどんどんおかしな展開になっていき、最後はスッキリするかと思ったが、最後の最後までモヤモヤする展開に。隣人関係や人間関係もこじらせるとろくなことがないなと改めて感じた。人間の恐ろしさを感じるコミックだった。
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ころこ
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引っ越してきたケンちゃんとお隣のモモちゃんは、共におねしょをする理由がある。おねしょはそれぞれの母親から不安が転移してきた。その、謎が解かれていく。初めはモモちゃん家の謎であり、ケンちゃんの母であり主人公の希の視点で描かれる。が、次第に希も離婚で問題を抱えており、視点が相対的だったことが読者にも分かってくる。この視点の揺れが作者の一連の作品の醍醐味だ。正しさ。希からも、モモの母・千夏からもこの正しさが聞こえてくる。各々の正しさの衝突から問題が引き起こされる。それぞれの正しさを持たなければならないのは、身に
ころこ

降りかかってくる問題をひとりで解決しなければならないからだ。現代の女性が政治化するのには、自らの生き方を持たなければ生きていかれない、その正当性が過度に必要とされているのではないか。こんな言語化はされていないのだが、後半の希と千夏の衝突に苦しさがあることが画で表現できるなんて素晴らしい。尚、離婚による子供の親権問題の、夫からみた『今朝もあの子の夢を見た』と対になっている。が、どれが正しいなんて判定するのは文学から最も遠い行為だ。

12/31 03:48
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さんもじ
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怖っ。こんな他人のことなんて気にするもんかな?私も母子家庭育ちで“何で私だけ不幸なんだ”とか思っていたことはあるけど、だからといって友達や周りの人を妬んだり羨ましがったことはない。そんなんしても意味ないし。今の現状に不満があるなら、解決する為に行動したら良いのに。あと、近所付き合いは大切だと思う。大人になって分かったことだが、母子家庭なんてたいしたことないなと思った。毒親・虐待・施設育ちなど普通の家庭でも問題があるところはある。みんな、見た目では悩みが分からないし、まともな人間なんていない。
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フラちゃん
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ネタバレ登場人物がみんな闇を抱えている。希が取った行動は強引だけど仕方ないかも。息子には申し訳なくてもモラハラからは逃げたくなる。千夏は親からの呪いをわが子にかけてしまっていて彼女自身も『かわいそう』だし、しかも浮気相手はたぶんよっちゃんママ。トヤマさんはあの性格ではきっと自分のせいで子どもと会えなくなってる。隣室の男性も妻子に逃げられた人だね。野原広子さんは人の裏側を描くのがとてもお上手だ。
0255文字
A.Sakurai
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『今朝もあの子の夢を見た』と同じシチュエーションで,妻の側が主人公.メインストーリーは隣人関係だけど,それはミステリー仕立てにするための建付けだけのように見える.夫婦関係がうまくいかない焦燥感が本来の主役のようで頻繁に表出する.いつもは希望を見せて終わらせるのに本作では暗黒面をラストに持ってきているのは驚き.いままで私は「イヤミス」という言葉は野原作品にあえて使わないできたが裏表紙の内容紹介で使ってる.このラストは「イヤミス」の手法だろうな.
0255文字
パウ
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ネタバレ小1をひとりで留守番させたらそりゃ色々やらかしまくるわな。(図書館本)
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Gen  Kato
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ラストは一件落着、しているようで誰も信じられないですよねえ。人間嫌いになりますね…
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アクビちゃん@新潮部😻
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ネタバレ【図書館】心がザワザワするけど、野原広子さんのコミックは読まずにはいられない。ご主人にパワハラを受け子どもを連れて逃げてきた希。借りたアパートの隣の赤い屋根に住む幸せそうな家族。アパートの下に住むオバサン、登場人物全てが普通だけど怖い。怖いけど、それが普通なのかなとも思う。みんな顔に出さないけど、浮気してたり(私の周りには居ないけど、と、思ってるけど実は居るのかな?!)噂話が好きだったり、人に弱みを見せたくなくて見栄張ったりね。野原広子さんのコミックは、何回も繰り返して読みたいと思わせクセになる〜!
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フェリペさん
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えー、もー、こわー、みんな、いやー!!!!
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檸檬
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人の心の怖さをまたも感じました。漫画だから読めるけれど、小説だったら途中で読めなくなるかもしれない。登場人物、全てが怖い。
0255文字
たまきら
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ネタバレこの人のお話は怖いとわかっているのに性懲りもなく手を出しました。こっわ。夫と離婚後の「共同親権」導入についてよく話し合います(いや、離婚しないですけど)。彼はこの導入に賛成の立場を取っており、私はDVや養育費不払いといった負の側面への配慮不足を懸念しているため反対の立場なんですが、息子を連れて逃げた母親が主人公であるこの話にはゾッとしました。圧倒的にコミュニケーションが足りない世界で、犠牲になるのは弱いものばかり。そして多くの場合、それは子どもなのです…。
0255文字
鷺@みんさー
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ネタバレいやもう、こっわ。相変わらず、こっわ。この人の漫画はシンプルで可愛らしい絵なのに、だからこそなにかがぐるりと暗転して闇が表に出てくるとき、その瞬間の怖さが際立つ。ほんとにホラーですよ。ラスト読んだら頭から読み返して、和やかな引っ越し場面も、いきなり恐怖に感じるこの味わいが癖になる。希ちゃんっていくつなんだろね。会社でもちゃん付けとか、モモちゃんパパに「女の子」て言われるとか、実年齢より精神年齢が幼いんだろうな。んでモモちゃんパパの浮気は早々に気づいてたけど、ラスト…ヒイィ!あの現れ方が完全ホラー!こっわ。
0255文字
オノなコマキ
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図書館本。絵とは裏腹に、結構シビアな漫画が多いが、今作も色んな事実が裏側に隠れていた。一番気になったのが一番最後のシーン。もしや、お隣さんの旦那の浮気相手…??? 怖い怖い。
0255文字
❧nao❧
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イヤミスコミック?図書館に置いてあるのが謎なのですが、子育てに悩むお母さん向きなのかしら。読むと余計に悩むと思うけどね。「開けっ放しでもぴーぴーいわない良い冷蔵庫」とかは好きなセリフです。人当たりの良いひとが一番たちが悪いパターン。
0255文字
三太郎
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ネタバレ1番怖いのは桃ちゃんパパ。マンション住まいのお隣さんだった頃から関係があるならそうとう根は深い。よっちゃんママは新築戸建てと完璧ママに嫉妬して夫を寝取り、ストレスを解消するのが目的なんだと思うがそんな裏にも気付かず不倫を続け、最後まで自分は理解ある夫、良き父親だと信じ切っている。無自覚な笑顔にゾッとする。2番目は主人公の隣人の男。顔見知り以下の児童を自室に入れる神経はガチでヤバイ。
0255文字
メープル
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何故か娘がはまってる野原さん。心の裏の部分が…。誰にでもある感情だけど、怖いですね。
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くまくま
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イヤミス・コミックエッセイ
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村上春巻
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ネタバレ【A+】「レタスクラブ」連載に加筆修正して、書下ろしを加えたもの。読み始めたはなから、何か背筋のあたりがゾクゾクとしてくる。モラハラ夫から逃れるために、ケンちゃん(保育園の年長さん)をなかば略取のように連れて、アパートの2階に越してきた希。隣の一軒家には、息子と同い年のモモちゃん一家、絵に画いたような幸せ家族だ。アパートの1階には噂好きで何かひとくせのある老女がいて、隣室には不在がちで不気味な独身男。いつも誰かに監視されているような不安と、「かくあるべし」という呪縛が希を苦しめる。家族という「病」。
村上春巻

《普段から「うちの子元気すぎて困ってるんですよー」とか言って関わっておく》というよっちゃんママは、その言葉に甘えて息子の躾が全くできていない(ケンちゃんちの冷蔵庫を勝手に開けて、中のものを食べ散らかして帰宅)。夜中に他人のゴミ袋を勝手に開けて、そこに自分があげたお菓子が入っていたとすすり泣く老女トヤマさんも、かなりどーかしている。そんなふたりが、そこはかとなくつながるラストが、本当に怖い。

02/10 11:31
0255文字
ちろ
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ヒトコワ。
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シュウヘイ
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赤の他人 もともと「赤」には、色の名前だけではなく、「明らかな」「全くの」という意味があるとされ、古来は「明い(あかい)」という言葉だったそう。 それが時代の変化とともに「赤」という漢字が当てられ、「明らかな他人」「全くの他人」という意味の「赤の他人」という慣用句になったとされています。
0255文字
jima
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漫画。心の中にある闇。
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ネギっ子gen
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【あの方、とても良い方よ】さすが、イヤミス・コミックエッセイの第一人者! ざわざわが止まらない。保育園児の息子・ケンちゃんを連れ新しい街に引っ越してきた希は、シングルママらしい。隣家に住むモモちゃんのママ・千夏と仲良くなるが、彼女は完璧主義者で……。アパート2階に入居し、ケンちゃんが玄関外で蛙を見つけ、「ここに住んでいるのかな?よろしくねカエルくん」と言ったり、置いたばかりで、まだ何も入っていない冷蔵庫を開け、「このれいぞうこは、あけっぱなしでもピーピーいわない、いいれいぞうこだね」など言うシーンが絶妙。
0255文字
14番目の月
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誰にでも心の闇はあると思う。 隣人をやばい人と思っていたら自分こそがやばい人だったかもしれない、そしてやばい人はそこらじゅうにいる。 なんかね、いつも野原さんの作品を読むと気持ちが重くなるのですがそこら中ににありそうなリアリティーを感じる。
0255文字
須戸
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読むのに勇気が必要だったけれど、読まなければならない気がした。登場人物たちは、自分の中での「人間」というもののイメージと合致していた。こういう出来事があるから、人と接することは怖いと思う。うちの親と似ていると感じた場面も複数あり具体的に語りたいが、きちんと書けないから控える。もしかしたら、自分に当てはまる部分もあるのかもしれない。
0255文字
漫画専用アカ
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いつもの野原節。少ない登場人物が密接に関わり視点が変わるごとに、なるほどと腑に落ちる設定。もはや職人の域。
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ころまる
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終始息苦しい感じでした。みんな怖すぎる(汗)個人的にはトヤマさんが一番嫌でした。
0255文字
いくみ♪
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キンドルアンリミテッド。ドキドキしながらぐいぐい読み進めさせられる。展開が上手い!サスペンスやミステリーみたい。終わり方もキレイすぎなくて良い!最後のコマ、ま、まさかあなたが…?!的な想像もできて余韻もまた良い。いつも感じるけど絵柄がライトなのがエグすぎなくて良いのだと思う。
0255文字
いちは(精神科医)
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ちょっと涙ぐんだ。
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みなみ
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Kindle読み放題で読了。息子と二人でアパートに引っ越してきた希は、アパートの隣の赤い屋根の家に住む千夏と出会う。希の息子の健太と千夏の娘の桃花は仲良くなるが、希は千夏に少しずつ違和感を抱いていく……じわじわと不穏な展開が続くが、本当に怖い人はいなかった。だが怖くないわけではなく、むしろ、親切そうに見える人の人格の、ある一面にゾワッとさせられる。野原さんのマンガは何冊か読んだが、人のイヤなところを描くのがすごく上手いと思う。常識外れにイヤな感じではなく、身近に居そうなリアリティある「イヤな感じ」……
ニッポニア

共感です、本当に、普通の人の微かなダークサイドを描くのが上手い作家さんだと思います。追いかけたいですね。

09/23 03:31
みなみ

ニッポニアさん、そうですよね。あんまりダークサイドを強調しすぎた話は時折引いてしまうこともあるんですが、野原さんの描く人物のいそうだけどいやーなこと言う感はセリフだけでなく表情など含めてイヤーな感じのするリアリティがあるとつくづく思います。

09/23 08:20
0255文字
ペンギン侍
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実際こんなにご近所付き合いとかあるんかな…?とか思ってしまいあまり入り込めず。あんなに面と向かって「あなたのこども可哀想」とかっていうメンタル持ってるやつ、少なくとも東京にはいなそう。
0255文字
むきぐり
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怖いなぁ。このシンプルな絵じゃなかったら最後まで読み切ることはできないと思った。モモちゃんママみたいな人は園を牛耳っている存在のように描かれがちだけど、そうじゃない。孤立するのはこういう人。多くのママ、子どもたち、この時期をなんとか乗り切ってほしいとおばさんは祈る。
0255文字
waniko
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図書館
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やなぎ
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ネタバレKindle Unlimited。野原広子さんのマンガは、可愛らしい絵なのにヒリヒリした空気を感じさせる。簡単に描いているように見えるけど、少ない線でこんなに豊かな表現ができるのって、すごいなぁ。夫へのイライラが子どもに向かう…そういうことって、どの家庭にもありそう。自分も気をつけないと…それにしても、お隣のおじさんは、いい人なのかもしれないけど、怖かった。どんな事情があっても、あんな風に子どもを部屋に入れたら絶対だめだよね。
0255文字
ku
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心理描写が怖い。 とやまさん話を聞いていたのは、よっちゃんのママか。 可愛らしい絵で表現されてます。 やみつきに
0255文字
廣田美智子
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図書館本。簡素化された絵柄の中に人間の恐怖を感じました。親切面した正義感丸出しな野次馬。自分では手を下さず周りを唆す人。怖いわー
0255文字
こうすけ2
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お気楽独身な自分には家族とかめっちゃ無理ゲー これは難しい! いやー主人公になるお母さんも連れ去りとかホラーじゃねーか! うん俺は独身で正解 家族なんてハードなことムリっす ちゃんと家族してる友人たちをリスペクト いや国家的には生産性のない独身なので子育て世代全ての人たちをリスペクトと感謝だ キンドルアンリミテッドにて
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カッパ
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KindleUnlimitedで読んだコミックエッセイ。夫から子供を連れて逃げたママと完璧主義でさみしいママのドタバタ劇。どちらも一歩間違えば虐待だし、辛い思いを我慢してたのはどちらも子供だったようにおもう。もう少し大きくなったら家を出ていけばいいけど小さいと適応しないとだもんな。まあとにかく、よくある話だとはおもう。毎日がいっぱいいっぱいだったり我慢してるとしわ寄せは子供にいきがちよね。
ニッポニア

初めまして、こんにちは、今日読本が多いので、お気に入りさせてもらいました。こちら面白い漫画でしたね、普通の人の嫌な面を描くのがとても上手な作家さんですね。

09/23 03:37
カッパ

コメントありがとうございます。そうですね。嫌な面も人の一部なのでついつい読んでしまいます。

09/23 17:02
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ニッポニア
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しっかりと面白く、不穏です。結局悪い人なんて、誰もいなくて、みんながみんな自分の欲望や願望に傾いただけなのに、という現実をよく表現しています。野原さん、確固たる地位をしっかりと築いています。この運命の風に抗えるものがいるのだろうか、いや、いない。
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読書のーと
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モラハラ夫から逃げ出して、幼い息子と2人で暮らすことを決めた主人公・小出希。 新しく引っ越した先のお隣さんの主婦・長谷川千夏と息子と同い年のその娘と仲良しに。 しかし、真夜中に泣き声が聞こえてきたり、徐々にお隣さんに違和感を覚えていくー。 確かに隣近所にどんな人が住んでいるのか意外と知らないし、仲良くなったらなったで、良好な関係性を保つのも大変だと思う💦 漫画になっているから読みやすいけど、ストーリーとしては普通かなぁ…💦 それにしても、最後に出てくるよっちゃんママ怖い…😱 階下に住むおばさんも…うーん😅
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赤い隣人~小さな泣き声が聞こえる (MF comic essay)評価79感想・レビュー68