形式:単行本(ソフトカバー)
出版社:明治図書出版
この本の終章は、筆者の教育の思想を形づくるうえで鍵となった家族、同僚、恩師たちの言葉とその解説で構成されている。筆者自身が誰かにとって「後輩」であったこと、恩を受けていたことが語られている。それまでの筆者が示してきたものが筆者のオリジナルなアイディアではなく、様々な人との出会いから紡がれてきたものだということだ。そこには、すぐに役に立つ方法を数多く手に入れるという量的な変化ではない、言葉が筆者の体験とともに地肉化されていくという成熟のプロセスが語られている。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます