これもツイッターで薦めてあったので一読。東京外大出身の音声学専門家8人が分担執筆した20年前の新書の復刊。文句なくお薦め。2~3章になぜpeopleがピーポーか、Check it up!がチェキラか、want toがワナか、の謎解きがあり、英語ではアクセントのある音節は、高く、強く、長く発音するので、この「長く」が日本語といちばん違うのだ、というのは私も初耳ながら得心。ここだけでも読むべし。5章の、英米の国語初等教育で採用すべきか否か議論になっている綴り字フリガナphonicsの簡単な紹介も面白い。◎。