形式:単行本
出版社:合同出版
終戦を知っていたからこそ、終戦後を考えて手柄を欲しがる上官(ルメートルの「天国でまた会おう」に出て来るような)実際に居たんじゃないかな。
悲しいけれど、そういう上官もいたでしょうね。もちろん、その反対の上官もいたはずですけれど……
Remembrance Day https://canadajournal.com/canada-remembrance-day/
「戦争はまるで人間を飲み込む大きななべでした」という表現、心に刺さりました。まさに、まさに。
絵本というのが素晴らしい。子どもだからこそ読むべき内容ですもんね。戦争に理屈の入る余地などありません。とにかくダメなものはダメ!その考えを、子どもの柔らかな心に刻み込むことが大事なんだと思います。
MsGoricoさん⭐この絵本は実話をもとに描かれたものらしいので、こうゆう絵本こそ、子どもたちに読んでもらいたいですよね。
訳者のあとがきによると、絵本を開くと目に飛び込んでくる赤いポピーはヨーロッパの戦場跡に咲いた花で、追悼の思いと反戦の願いの象徴で、終戦日の11月11日が近づくと人びとは赤いポピーを胸につけ、亡くなった兵士たちをしのぶのだとのこと。私は赤色が戦争で流した人びとの血の色と重なった。
2023.4.5刊。
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