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草の背中

感想・レビュー
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ちかこ
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このお話の主人公はこよみさんではないだろうかと感じた。大人にはいろいろ思うことは多いけど、子どもには、読みづらいと思う。
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minono
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「草の背中を みた/風に/はげしく ゆれ/倒れても/倒れても/立ちあがろうとする/草の背中を みた/梅雨あけの/まぶしい 夏空の日に「草」はたちよしこ」祖母こよみさんの11歳の「さもしい話」受け取る11歳の孫咲。
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あゆはる
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ネタバレはたちよしこさんの詩「草」が好き。その詩中の「草の背中」に絡めるエピソードは…もっと違ったものがよかった。
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ガーコ
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☆☆☆☆
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You
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2024県課図高学年■語り方にクセがあり、それが独特の詩的風景を生み出しているのは確かなんだけど、誰が誰に向かって何を喋っているのか、それぞれの言動や感情の因果関係だとか、時系列がどうなっているのか等、なかなか汲み取りにくい本だった。物語のテーマと展開とが自分の中でうまく調和せず、感動の化学変化が起きなかった。人物の顔が見えない挿絵で、人の生々しい気配が希薄な空気は清涼で悪くないが、希薄すぎて、キャラクターたちに手応えのあるアニマを感じなかった。今一歩自分の琴線に手が届かない、惜しい本だったという印象。
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あつ
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そーふの心の持ち方がすきです。少し立ち止まって考えてみるきっかけになりました。
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ねこのあくび
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ネタバレ誰からも「あっさり、さっぱり、きっぱり」生きていたと言われる主人公の祖母こよみさん。遺した小さな秘密とは…? 心にピッタリ合う魔法のような言葉を使う祖母と、人が見つけないようないいものを見つける祖父。2人の出会いには、だれも知らない秘密があったのだ。11歳の孫に遺した手紙と、バレンタインの仕掛け。みんなの心を温めるこよみさん。 たしかに、魅力的な登場人物とエピソード、物語りなのだけど、なにかストンとこなかった。なんでだろう。魔法のことばや独特の呼び名を、もう少し有効に使ってほしかった。
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nekonekoaki
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孫むすめが11歳になったとき、自らがその年齢のときに体験をしたさもしい行動の記憶をそっと伝えます。そのことはやがて意外なかたちで遺された家族の一人ひとりをあたたかな愛で包んでくれました。 「…人生は長い、と。とりかえしのつく時間はいつでもあると。その気になりさえすれば。草の背中のようになりさえすれば。」(p53)。その後に続く一編の詩とともに、ジンワリきます。2023年3月30日初版発行。
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yueyue
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図書館。帯のキャッチコピーがとても良かったのだが、そっか……バレンタインの話だったか……とちょっと拍子抜け。
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ぺったん
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ネタバレ11才の咲の祖母、こよみさんが亡くなった。いつもきりきりしゃんとして、ちょっとおっかないが、魔法のように心がしんと落ち着く言葉をつかう、こよみさん。こよみさんは咲に手紙を残していた。それは、こよみさんが11才のときの話すのに勇気がいる「さもしい」話。人生は長く、とりかえしがきく、草の背中のように倒れても立ち上がろうとすれば…。こよみさんの手紙は、迷っていた咲の背中を押す。祖母が孫に残した、優しくて温かな愛の物語。teen
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遠い日
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66歳で亡くなった祖母のこよみさんから11歳の孫娘、咲への思いの丈を込めたメッセージ。人が生きる上での心のありよう。「さもしい」ことを何より嫌ったこよみさんだが、それは過去の自分への自戒を込めてのことばだった。そーふ(祖父)との愛情深い関わり方で、こよみさんの立ち位置はじゅうぶんわかる。「草の背中」の意味がしみじみ沁みる。しなやかに、流されず、風の中にいる草の在り方。こよみさんの正直な眼差しが痛いように刺さって、咲はすばらしい贈り物をいただいたのだなと感じる。
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Frederick
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ネタバレ図書館で借りました。新刊児童書棚よりさげさかのりこ絵。〈とりかえしのつく時間はいつでもあると。その気になりさえすれば。草の背中のようになりさえすれば〉小5咲の祖母こよみさんが癌で亡くなった。祖母の事は苦手だった。だが彼女の紡ぐ魔法のような〈ことば〉に惹かれていた。はたちよしこ詩「草」から伝わる祖母の告白と孫への想い…んー、良い話だがあまり好きではない。京都に住むのに頑なに共通語の老夫婦に馴染めないし、矢鱈恋愛に絡めるのも苦手なせいか。だが、はたちよしこ氏と言う詩人の存在を知った事は収穫。高学年以上→
Frederick

「草」 草の背中を みた 風に はげしく ゆれ 倒れても 倒れても 立ち上がろうとする 草の背中を みた 梅雨あけの まぶしい 夏空の日に (大日本図書『またすぐに会えるから』)

06/04 14:55
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いおい     秋までに◎キロやせる
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疎水近くに住む祖父母の家に6年生の咲ちゃんは時々訪ねていく。お祖母さんは少しの入院で亡くなってしまったけれど、そのお祖母さんのお茶目で真面目な人となりが面白い。今のおばあちゃんたちは、戦争も貧乏も知らずに家電に囲まれ生きてきたし、バレンタインにはドキドキもあった。スマホが無いだけ。
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瑪瑙(サードニックス)
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ネタバレ祖母のこよみさん。祖父のそーじさん。咲はこよみさんからさもしい話を教えてもらうはずだった。でもその前にこよみさんは亡くなってしまった。こよみさんがつけていた家計簿から咲宛の手紙が見つかる。そこにはこよみさんが11歳の頃のさもしい話が綴られていた。人間誰にでもさもしい話はあると思う。私にもある。でもその後の対応でいくらでも取り戻せるとこよみさんは教えている。「とりかえしのつく時間はいつでもあると。その気になりさえすれば。草の背中のようになりさえすれば」と。
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kikiみみ
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亡くなった祖母(こよみさん)とのやり取りを残された人達がしみじみと思い出しその中の思いを受け取る。独特な文体で物語に入り込みにくいが短いのでとんとんと進む。そしてメッセージを貰った気持ちにもなる。しかし、こよみさん若すぎます。祖父(そーふ)は寂しいなあ。
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ゆか
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ネタバレ新着棚で。最初は、物語に入り込めず、苦労したが、途中からどんどん惹き込まれた。こよみさんが言った「今度さもしい話をするね」とは、いったいどんな内容だったのか?本文より「わたしは、11歳のわたしに言いたいのです。人生は長い、と。とりかえしのつく時間はいつでもあると。その気になりさえすれば。草の背中のようになりさえすれば。」「あ、こういうやり方はいやだな、と目の前の人を思う時もある。その時は自分はしないでおこう、と思う。だから、こうした思いは、生き方にもつながっていくんだ。」正本くんが傷ついていなくて良かった
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ガーコ
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☆☆☆☆
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エル
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人生は長い。とりかえしのつく時間はいつでもある。その気になりさえすれば。祖母から孫への大切なメッセージ。11歳に生きる意味、勇気を出す意味を教えてくれる物語だった。
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