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奴隷と家畜: 物語を食べる

感想・レビュー
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taku
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刺激がありそうだ。不快になる話題もあるだろう。現代の奴隷制や人間の自己家畜化にも触れているかな。そんなことを思いながら読んでみると、主にタイトルのテーマを持つ書物、物語、映画、漫画をあげて論考しているため、思いのほか馴染みやすかった。もう少し現実例から論じてくれると、より充実したようにも思えたけど、期待した通り刺激のある本だった。/ 感想下書データが失われてしまって…書き直しはこれで精いっぱい。
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hiro6636
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生きるために捕って、殺して、わたしたちは食べる。 主従関係、人間と家畜の間に横たわる搾取と愛と呼ぶものへの考察。
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やまおじさん
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難解なところも多かったが、とても刺激的な内容。著者の赤坂さんの論考が好きで、これまで何冊か読んできた。私が所属する市民団体(図書館友の会)で講演をお願いしたこともある。この本は内澤旬子さんのブログで偶然知った(内澤さんの『飼い喰い』が好意的に取りあげられていることに感謝する内容)。桐野夏生『燕は戻ってこない』が取りあげられているのも嬉しかった。他にも大江健三郎の初期の小説や『家畜人ヤプー』『自発的隷従論』『ロビンソン・クルーソー』などが取りあげられていて、これらの本を読んでみたい誘惑に駆られる。
やまおじさん

第三章で"いじめ"について考察している。「奴隷化、いじめの政治学へ」で、中井久夫の「いじめの政治学」(1997、『中井久夫選集6 いじめの政治学』)を参照しながら、子どもたちの"いじめ"のからくりを論じているのだが、ハッとする気づきが多かった。これも余談だが、赤坂さんが取りあげている書物、映像、コミックなど多岐にわたる原典の索引が、巻末にでも掲載されていると、もっとよかった。

09/20 20:39
やまおじさん

この本に取りあげられている書籍は、どれも興味深いものばかり。書名を拾いあげて、私のブログに掲載しておいた。なかば、自分用のメモとして。 http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-bb102b.html

09/22 11:14
3件のコメントを全て見る
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takao
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ふむ
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etoman
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1冊の本を基に、「家畜」や「奴隷」をキーワードにして次から次へて縦横無尽に関連した本の感想と考えが語られていく。自分がエッセイを書くのなら、こういう書き方をしてみたいと思わせてくれた1冊だった。
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まさる
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タイトルが気になり、手に取った。アメリカ南部の奴隷制度、偏見やその扱いは読んでいて気分の悪くなるものだった。第三章「奴隷化、いじめの政治学」は勉強になった。孤立化、無力化、透明化。ロボットの語源がチェコ語の賦役を意味するrobotat、ロシア語の労働を意味するラボータから来ている(p193)。フォアグラの残酷な生産方法(p212)、中国での臓器売買の現実(p224)、「三匹の子ブタ」のはなし。難解な内容も多かったが、興味深く読むことができた。
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